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夏疲れを秋に持ち越さないために!今からすべき体のめぐりを良くする3つの習慣

ハルメク365 / 2024年8月13日 22時50分

夏疲れを秋に持ち越さないために!今からすべき体のめぐりを良くする3つの習慣

イラストレーター・上大岡トメさんが老化について学び、50歳からを楽しむ生き方のアイデアを紹介する連載企画「老いを楽しむ!生き方のタネ」。1回2分で心と体をケアする「トメサイズ」第8回は、「夏の疲れをとる方法」をご紹介します。

暑い夏の疲れを取ってリフレッシュしよう!

近年の夏の暑さは、どうかしています。でも、そのどうかしている暑さに、やられっぱなしは悔しい!

私は暑さが苦手で、毎年8月の終わり頃、「夏バテ」をします。不調の出発点は胃腸。消化不良、食欲不振が始まると、カラダのいろんなところに1kgの鉄アレイをつけたように全身がだるくなり、9月に入る頃にはやる気もすっからかん。

暑い夏の疲れを取ってリフレッシュしよう!

コミックエッセイ『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎刊)より

最近原因の一つに気が付きました。それはカラダの「冷え」(夏なのに!)。

外に一歩出れば、瞬間に汗が吹き出すほどの暑さ。でも建物や電車の中はエアコンで冷えています。その温度差を行ったり来たりしていると、カラダが「今は夏なの?それとも冬なの?」と混乱し、血流や気のめぐりが悪くなってきます。

すると、まず内臓がしんどくなる。そこに冷たい食べ物や飲み物が詰め込まれたら……胃腸がやられるわけですよね。

でも2年くらい前から、以下の3つのことを始めたら、夏バテしなくなってきました!

  1. 定期的にカラダの中から温める
  2. 定期的にカラダの外から温める
  3. とにかく眠る

この夏の疲れを取る3つの方法&ポイントを順番に紹介します。

上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ

「上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ」記事一覧はこちら

夏バテ解消法1:カラダの中から温める

まずは、3日に一度は温かいものを食べること! 飲み物は常温、もしくはホットにして、冷たいものはごほうび程度に(ビールを減らしました)。胃腸の調子が変!というときは、揚げ物・辛いもの・甘いもの・なま物は避けましょう。

私がよく食べるのが「参鶏湯もどき」です。

上大岡トメ流「参鶏湯もどき」

韓国料理の参鶏湯(サムゲタン)は、鶏肉と漢方食材を煮込んで作るスープですが、上大岡トメ流「参鶏湯もどき」は 鶏ガラスープの素を使ったお手軽メニュー。

とにかくカンタンなのに、おいしい! 夏はなるべくキッチンに立つ時間を短縮したいので、時短メニューという点でもおすすめです。

夏バテ解消メニュー「参鶏湯もどき」の作り方

材料(2〜3人分)
 

夏バテ解消メニュー「参鶏湯もどき」の材料

  • 鶏手羽元……6〜8本
  • 白ネギ……1本
  • 生姜……ひとかけ
  • 米……大さじ4
  • 鶏ガラスープの素(お好みで)
  • 水……600cc
  • 塩……小さじ1/3
  • 薬味(ミツバや小ネギなど、緑のもの)

作り方・レシピ

夏バテ解消メニュー「参鶏湯もどき」の作り方

  1. 米を水にひたす。
  2. 手羽元は、骨に沿って2cmくらい切れ目を入れる。白ネギは、斜めに7mmほどスライス。ショウガも薄くスライス。
  3. 1・2と、残りの材料を大きめの鍋に入れる。フタをして中火にかけ、沸騰したら1回底からかき混ぜて、弱火にして15分くらい。火を止めて10分。
  4. 器によそって薬味をトッピングしたら、出来上がり!

ショウガとネギが入ったスープは滋味深い味わいで、食べるとカラダの芯から温まります。

夏バテ解消法2:カラダの外から温める

以前は、暑いとシャワーで終了!でしたが、1週間に1回は湯舟に入るようにしました。そして浴槽の中では、血行改善のために、このトメサイズがおすすめです。

肩甲骨を動かすトメサイズ
  1. お湯に浸かって、肩甲骨周辺を温める。

    肩甲骨を動かすトメサイズ:手順1(肩甲骨を温める)

  2. 肘を曲げて、脇を締める。手の平は天井に向ける。

    肩甲骨を動かすトメサイズ:手順2(脇を締めて、手の平は上に向ける)

    そのまま、ひと息吸って……
     
  3. 吐く呼吸で肩甲骨を左右からぎゅっと寄せるように、左右の肘を近づける。

    肩甲骨を動かすトメサイズ:手順3(左右の肩甲骨を寄せる)

  4. 吸う呼吸で、元に戻る。

このトメサイズを、呼吸に合わせて5セットやるのを目標に。浴槽の中でのんびり呼吸をしながら行うことで、自律神経が整います。

夏バテ解消法3:いつもより1時間早くベッドに入る

夏バテ解消法:早寝する・睡眠時間を確保する

お風呂から出たら、最後はコレ! 睡眠時間を十分にとることって、実はとてもハードルが高いのです。やることが多いと、ついつい睡眠にしわ寄せがいってしまう。

でも、体がバテているときは、何をおいても睡眠が一番大切!「1週間限定」など、期間を決めて、その間は最優先課題=睡眠にして生活しましょう。

1時間が無理なら、30分でも早く。少なくとも日付が変わる前には、ベッドに入るのです。

夏の終わりから、秋のおいしいものたちがお店に姿を見せ始めます。それらを堪能するためにも、元気に夏を乗り切りましょう! 次回からは、介護予防に役立つ「トメサイズ」を紹介します。

著者プロフィール:上大岡トメ

上大岡トメ


かみおおおか・とめ 1965(昭和40)年、東京都生まれ。東京理科大学卒。イラストレーター。山口県宇部市在住。著書に『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』『ずさんな家計を整えました。』『子どもがひきこもりになりかけたら』『日本のふくもの図鑑』など多数。最新刊は、コミックエッセイ『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎刊)。

★最新情報は、上大岡トメさんのトメサイズインスタやX(旧Twitter)もチェック!

構成=竹下沙弥香(ハルメクWEB)

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