太って見えない服選び【骨格診断】骨格「ストレート」の素敵コートとNGコートの見分け方
ハルメク365 / 2024年12月12日 22時50分
冬も本番! コートを新調するなら、まずは骨格診断がおすすめです。今回は、体に厚みがあり、立体的でメリハリのある体型の「骨格ストレート」タイプに似合うコートを紹介します。似合わないコートもチェックして、コートでスタイルアップを叶えて♪
「骨格ストレート」の特徴とは
骨格診断には「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプがあり、タイプによって似合うファッションアイテムが変わってきます。
骨格ストレートの人は筋肉がつきやすく、メリハリのある体つきであることが特徴です。バストやヒップの位置は高めで、お尻も上がっておりボリューム感があります。膝上は肉感があり、膝下からはすらりと細くなります。
首はやや短めで、鎖骨はあまり目立たないことが多いでしょう。全体的にメリハリのある体つきなので、細身の人でも華奢に見えにくく、活発で健康的な美しさを感じる肉体です。筋肉がつきやすく、肌や筋肉にハリや弾力があります。
体のバランスとしては、全体的に上重心。上半身にボリュームがある、立体的な体型です。
骨格ストレートに似合うコートの特徴
体に厚みがあり、立体的でメリハリのある体型の骨格ストレートタイプ。そんな骨格ストレートには、以下のような特徴のコートがよく似合います。
- デザイン:シンプルなもの
- サイズ感:ジャストサイズ
- 生地:厚めでしっかりしたもの、高級感のあるもの
骨格ストレートの人は上半身にボリュームがあるため、シンプルでジャストサイズのコートを選ぶとすっきりと着こなせます。
生地は肉体と同じくハリ感のある素材のものや、カシミヤやウール、シルクなど高級感のある素材を選ぶと似合いやすいでしょう。着丈は、膝丈もしくは膝下よりも長めのものを選ぶのがおすすめです。
骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいコートの特徴
逆に、骨格ストレートの人に似合わない・失敗しやすいコートもあります。以下のような特徴あるコートは、失敗してしまう可能性も。
- ショート丈のコート
- ルーズなシルエット、ビッグシルエットのコート
- ドロップショルダーのコート
- デコルテまわりにファーなどの装飾が施されているコート
- キルティングの縫い目が目立つデザインのコート
- 身丈が短いコート
- 厚みがある素材のコート
- 首が詰まったコート
骨格ストレートタイプの人のメリハリのある体型は、上質でシンプルなコートの方がよく似合います。ビッグシルエットやルーズなシルエットなど、オーバーサイズのものはせっかくの骨格ストレートの人の体型の良さを打ち消してしまうことがあるため、注意しましょう。
また、骨格ストレートの人は上半身に厚みのある体型です。そこに厚みがある素材のコートを選ぶとさらにボリュームアップしてしまい、バランスが悪くなってしまいます。上記のようなコートを選ぶときは失敗しないよう、慎重に選びましょう。
骨格ストレートに似合うコートの種類
ここからは、骨格ストレートに似合うコートを種類別にご紹介します。コートにはさまざまな形があり、デザインも豊富。ぜひ自分にぴったりの一着を見つけてみてください。
チェスターコート骨格ストレートの人と相性がいいといわれているのが、チェスターコート。背広のような見た目でクラシカルな印象があり、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい便利なアウターです。チェスターコートであれば、Vラインで上半身をスッキリ見せられるでしょう。
冬のアウターの定番のチェスターコートは、カラーも豊富に揃っています。チェック柄のものを選べば、コーディネートの主役としても活躍。自分のこだわりに合わせて色柄をチョイスしてみましょう。
チェスターコートはオーバーサイズでビッグシルエットになるものも多く販売されているため、試着してサイズ感をしっかり確かめてから購入するのがおすすめです。
また、チェスターコートの襟を取ったような形のノーラペルコートも、骨格ストレートの人に似合うコートの一つ。好みに合わせて選んでみてください。
トレンチコート春や秋など季節の変わり目に活躍するトレンチコートは、重ね着をすれば冬の始めくらいまで着用できる便利な一着。縦に長いシルエットで胸元も大きく開いているため、骨格ストレートの人にぴったりのコートの一つです。
トレンチコートは襟の大きさや胸元の装飾など豊富なデザインがありますが、できるだけシンプルなものを選ぶのがおすすめです。また、しっかりした上質な生地のものを選ぶと洗練された雰囲気になり、スタイルアップします。
ガウンコート直線的なシルエットで、シンプルなアイテムが多いガウンコートも骨格ストレートの人に似合うコートの一つです。フェミニンな雰囲気があり、骨格ストレートの人の特徴ともいえる立体的な体型を生かしながらも、すらりと格好良く見せてくれます。
ガウンコートは首まわりがスッキリしているので、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーをプラスして楽しむのもおすすめです。
ピーコートピーコートは骨格ストレートの人が苦手とするコートといわれているものの、ミディアム丈もしくはロング丈であれば似合います。
ショート丈以外のものや、生地とボタンが同系色のものを選ぶと、すっきり着こせるでしょう。
ジャケット「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」という3タイプの骨格の中でも、一番ジャケットをきれいに着こなせるといわれているのが骨格ストレートの人です。
どんなジャケットでも似合いますが、胸元がVラインになったものが特におすすめ。Vラインがきれいなテーラードジャケットは、一着あるとフォーマルにもカジュアルにも使えます。
骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいコートの種類
骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいとされているコートもいくつかあります。自分の骨格タイプが苦手なデザイン・素材を選ぶと、野暮ったく見えてしまうことも。すっきりおしゃれにコートを着こなすためにも、失敗しやすいコートを知っておきましょう。
ケープコート・ポンチョケープコートやポンチョなど、ふんわりとしたシルエットのものは上半身を大きく、がっしりした感じに見せてしまいます。上半身にボリューム感のある骨格ストレートの人とは相性が良くないタイプのアウターです。
コクーンコート繭のような可愛らしい丸みのあるコクーンコートは、体をゆったりと包んでくれることが特徴。しかし、骨格ストレートの人の場合は着ぶくれしてしまう可能性があります。
コクーンコートを選ぶときは、なるべくジャストサイズのものを選ぶとすっきり着こなせるでしょう。
ムートンコートムートンコートやダウンコートも、骨格ストレートの人が着太りしてしまう可能性のあるアウターです。ただし、ムートンコートやダウンコートは温かいので、冬の寒い時期を乗り越えるために一着持っておきたいという人もいるはず。
そんなときは、なるべくボリュームを抑えて、すっきり見えるジャストサイズのものを選ぶのがおすすめです。素材も薄手のものよりも、骨格ストレートの人が得意な適度な厚みとハリがある生地を選びましょう。
ダッフルコートかぎ爪のような形をした留め具「トグル」が最大の特徴のダッフルコート。この特徴的なボタンは、漁師が手袋をしたままでも留め外ししやすいようにと考えられたもので、現在ではデザイン性が重視され、さまざまなバリエーションのトグルがあります。
ショート・ミドル・ロングと着丈も豊富なダッフルコートは人気のコートの一つですが、生地が厚めなことが多いため、骨格ストレートの人は着太りしてしまう可能性があります。
ダッフルコートを選ぶときは、シンプルなデザインのものや、フィット感があるものがおすすめです。フードやファーなどの装飾やトグルも、すっきり見えるものを選ぶのが骨格ストレートの人に似合うダッフルコートを見つけるコツです。
骨格ストレートのコートの選びのコツ
ここからは、骨格ストレートのコートの選びのコツをご紹介します。コートは冬のおしゃれの主役。自分に似合うコートを見つけられれば、毎日のファッションコーディネートが今まで以上に楽しくなるはずです。
ノーカラーコートは首が詰まっていないものをチョイスノーカラーコートを選ぶときは、首が詰まっていないものを選ぶのがおすすめです。
骨格ストレートの人の場合、首の詰まったデザインのノーカラーコートは肩幅が広がった印象になり、どこか苦しそうに見えてしまうことも。首まわりがすっきりしたものを選びましょう。
ショート丈アウターはジャストサイズがおすすめショート丈アウターを着こなしたい場合は、すっきり感が大切です。しっかりしたハリのある硬めの素材の、ジャストサイズのアウターを選ぶときれいに着こなせるでしょう。
インナーをVネックやUネックにすれば、さらにすっきりしておしゃれな印象になりますよ。
ストレートパンツ・スカートでスタイルアップ骨格ストレートの人は、Iラインのシルエットが得意です。
IラインとはアルファベットのI(アイ)のように細くすらりとしたシルエットのこと。上から下までストンと落ちたようなIラインシルエットコーディネートは、スタイルをよく見せてくれ、大人の女性らしい落ち着いた上品さも演出してくれます。
ボトムスをストレートパンツやストレートスカートにして、Iラインを作るコーディネートにすると、よりスタイルアップでできるでしょう。
できるだけシンプル&ベーシックを選ぶコート選びで迷ったときは、できるだけシンプルでベーシックなものを選ぶと、骨格ストレートの人に似合いやすいです。たとえば、フード有りかフード無しかでいえば、フード無しの方が骨格ストレートの人に似合う傾向にあります。
フードが取り外し可能なタイプもあるので、気分でコーディネートに変化を付けたいというときは、フードが取り外し可能なタイプを選ぶといいかもしれません。
骨格タイプに合ったコート選びで失敗回避!
自分の骨格タイプに合ったコートを選べば「なんだかスタイルが悪く見える」「着ぶくれして見える」「野暮ったく見える」など、コート選びの失敗を回避できます。
自分の体型に似合った服は流行とは無関係におしゃれに見える上、無駄買いも減るので、節約にもなりますよ。
ぜひ記事で紹介した骨格ストレートの人のコート選びのコツなどを参考に、自分にぴったりの運命の一着を見つけてみてください。
※この記事は2021年12月の記事を再編集して掲載しています。
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