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1回10秒!「深層筋マッサージ」で顔をギュッっと引き締め!

ハルメク365 / 2024年7月12日 22時50分

1回10秒!「深層筋マッサージ」で顔をギュッっと引き締め!

顔や手、首のシワやたるみは加齢以外にも原因があると言う、エイジングデザイナーの村木宏衣さん。筋肉の奥深くに働きかけることで「筋肉の凝り」をほぐし、驚くほど肌にハリが戻るという「深層筋マッサージ」のやり方を教えてもらいます。

村木宏衣(むらき・ひろい)さんプロフィール

村木宏衣(むらき・ひろい)さんプロフィール

1969(昭和44)年東京都生まれ。エイジングデザイナー。美容医療クリニック等での勤務経験を経て、独自の「村木式整筋メソッド」を確立。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社刊)など著書多数。

シワ・たるみの本当の原因は骨と筋肉にあり!

顔や手、首のたるみやシワは、老化だけではなく、骨密度の低下による骨格の歪みや、長年の体の使い方のクセで生じる「筋肉の凝り」が原因ということは、前回までで詳しく解説しました。

今回は、読者3名が2週間チャレンジで効果を実感した「深層筋マッサージ」のやり方について、詳しく解説します。まずは効果を上げる4つのポイントをおさらい。その後、顔・手・首のマッサージに挑戦してみましょう!

深層筋肉マッサージの4つのポイント
  1. 呼吸は止めずにリラックスして
  2. まっすぐ正しい姿勢で
  3. 鏡を見ながら触る位置を確認
  4. 筋肉に対して“垂直に押す”

顔マッサージのウォーミングアップに 

耳押し回し

耳押し回し

両手で耳を覆うようにして軽く圧をかける

親指の下のふくらみが頬に触れる角度で手を置き、顔を両側から挟むような意識で。

耳押し回し

押さえた部分を斜め上に引き上げ、後ろに10回回す

両手を引き上げて、止まったところから回すと、深層部の筋肉が動き、顔全体の血流が改善。

顔マッサージ1:目のまわりのシワ・たるみを改善

使うのはココ!

目のまわりのシワ・たるみを改善

第1関節と第2関節の間にできる「面」を使い、骨にくっついた筋肉を引きはがす意識で行います。

生え際ぐるぐる

生え際ぐるぐる

顔の中心から円を描くようにこぶしで生え際をほぐす

口はリラックス。あてたこぶしを少し引き上げてから、1~2mmの細かい円を描くように、顔の中心からこめかみまでほぐす。

側頭部ぐるぐる

側頭部ぐるぐる

こぶしを側頭部にあて円を描くようにほぐす

こちらも同様に、あてたこぶしを少し引き上げてから、1~2mmの細かい円を描くように、生え際から耳の後ろまでをほぐす。

顔マッサージ2:フェイスラインのたるみスッキリ

後頭部ぐりぐり

後頭部ぐりぐり

こぶしを後頭部にあて上から下へぐりぐりほぐす

こぶしは左右に1~2mmずつ動かす意識で。特にこりやすい首の境目あたりまでほぐすと、フェイスラインのたるみや疲れ目の改善にも!

【ポイント!】姿勢はまっすぐ
後頭部ぐりぐりでは、顔が下を向かないよう注意!刺激が筋肉の深層部に伝わらず、コリが十分ほぐせません。姿勢はまっすぐ、顔も少し斜め上を向く意識で。

顔マッサージ3:ほうれい線が薄く!

耳V字さすり

耳V字さすり

2本の指で耳まわりをV字に10回さする

リンパ節が集中する耳まわりを「上から下へ」刺激。むくみも改善します。

頬骨押し上げ

頬骨押し上げ

テーブルにひじをつき頬骨を10秒押し上げる

手のひらの付け根を頬骨の下にあて、内側から押し上げるように、じんわりと圧をかける。目線はまっすぐ前を向き、歯は食いしばらない。

顔マッサージ4:頬のたるみを引き上げる

頬骨押し あぐあぐ

頬骨押し あぐあぐ

親指と他の指で頭を挟み「あぐあぐ」と口を6回動かす

「あぐあぐ」は声を出さずに口を動かすだけでもOK。顔のゆがみも整います。

頬骨押し あぐあぐ

親指は、最初は頬骨の少し下にあて、斜め上に圧迫しながら口を動かす。次に、頬骨に沿って親指の位置を上に移動させ、4か所に分けて同様に行う。

顔マッサージ5:口角をキュッと上げる

頬骨挟み あぐあぐ

頬骨挟み あぐあぐ

親指と他の指で頬を挟み「あぐあぐ」と口を6回動かす
マッサージする側の頬とは反対側の手を使います。親指を頬骨の下にあて、他の指はえら骨に引っ掛けるように置くのがポイント。

頬骨挟み あぐあぐ

親指は、最初は目尻の下の延長線と頬骨がぶつかるあたりに置き、斜め上に圧迫しながら口を動かす。次に口を開閉するときに動く筋肉に沿って、親指の位置を下に移動させ、3か所に分けて同様に行う。

手マッサージ:透明感のあるふっくら手に

血流やリンパの流れの要所をしっかり刺激します。

水かきぐりぐり

水かきぐりぐり

指と指の間(水かき)を10回ずつぐりぐり刺激

血管が集まる場所なので、軽くつまんで引っ張り「ぐりぐり」するだけで血流アップ!

指横マッサージ

水かきぐりぐり

人さし指と中指で指の横を挟み細かく10秒マッサージ

指の横側には血管もリンパも集中。2本の指を前後に少しずつ動かしながらほぐします。

手の甲ぐいぐい

手の甲ぐいぐい

指の骨と骨の間を、上から下へ10回ずつマッサージ
手の甲の指の骨と骨の間を、もう片方の手の指で挟むようにし、上から下へとなでおろすように刺激します。

腕さすり&グーパー

手の甲ぐいぐい

腕を上から下へ向かってさすり、最後にグーパー

手の甲からひじまでを、「上から下」の動きを意識しながら全体的にさする。

手の甲ぐいぐい

最後に何度か手をぎゅっと握り、思い切り開くことを繰り返す。

首マッサージ1:首元を明るく見せる

筋肉を押さえて首を動かすだけ!顔の印象も見違えます。

鎖骨ぐりぐり

鎖骨ぐりぐり

人さし指と中指を揃え、鎖骨の内側にあるくぼみを押す

「イタ気持ちいい」程度の強めの圧をかけつつ、ぐりぐり押す。押す位置を肩側に移動させつつ4か所行う。

鎖骨押しうんうん・いやいや

鎖骨押しうんうん・いやいや

特に強いコリがある部分を押しながら、首を縦横に動かす

特に固い部分に指2本を押しあて、首を小さく縦(うんうん)に5回、横(いやいや)に5回振るのを2セット行う。

首マッサージ2:首のたるみ・しわを薄く

首つかみうんうん・いやいや

首つかみうんうん・いやいや

首の斜めのくぼみに親指をあて首を縦横に動かす

親指以外の指は首の後ろの骨にそっとあて、あごを上げ、首を小さく縦(うんうん)に5回、横(いやいや)に5回振るのを2セット行う。

首つかみうんうん・いやいや

親指は、最初は鎖骨のすぐ上あたりに置く。次に、親指の位置を少しずつ上にずらし、3か所で同様に行う。

次回以降は、本当に正しい美容方法や、手のシワやシミの対策方法、首をすっきりさせるためのメソッドや首のポツポツ&ざらざらのケア方法などを、各専門家に伺います。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

取材・文=大門恵子、新井理紗(ともにハルメク編集部) 撮影=日高奈々子 ヘアメイク=榊美奈子 モデル=関裕子
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年4月号を再編集し、掲載しています。

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