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ビタミンCはたくさん摂った方が肌にいい?【50代からの美肌習慣】9つの新常識・ウソ?ホント?

ハルメク365 / 2024年8月19日 11時50分

ビタミンCはたくさん摂った方が肌にいい?【50代からの美肌習慣】9つの新常識・ウソ?ホント?

以前は常識だったことが、最新の美容法では間違っているかも?そこで皮膚科医の慶田朋子さんと、化粧品と肌の関係に詳しい菅沼 薫さんに、化学的根拠に基づいた最新の美容事情を伺います。今回は生活習慣編!大人世代の肌をきれいにする習慣についてです。

教えてくれた2人の専門家

慶田朋子(けいだ・ともこ)さん 

銀座ケイスキンクリニック院長。豊富な知識とわかりやすい説明で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館刊)他。

菅沼 薫(すがぬま・かおる)さん 

ビューティ&ライフ サイエンティスト、武庫川女子大学客員教授。日本顔学会会長をはじめ、化粧品成分検定協会理事、日本香粧品学会学術委員などを務める。

50代以降の美肌作り!新常識をチェック

骨密度低下によるたるみの予防や、凝りを解消してくすみやシワを解消するマッサージ、手のケアや首ケアの方法などをご紹介してきました。

今回は、少し気を付けるだけで肌へのダメージを減らし、大人世代を美肌に導いてくれる生活習慣の9つの新常識をクイズ形式でご紹介。前回紹介したスキンケア編と合わせて、すぐにでも生活に取り入れてみてください。

生活習慣編1:脂っぽい食事は肌に悪い?

生活習慣編1:脂っぽい食事は肌に悪い?

ウソ!

ダイエットやコレステロールの影響を考えて脂を避ける人は多いのですが、 肌の保湿成分をつくるために、適度な脂は必要です。青魚やナッツ類などは積極的に取るといいですよ。(慶田さん)

生活習慣編2:時にはノーメイクで肌を休ませるとよい?

生活習慣編2:時にはノーメイクで肌を休ませるとよい?

ウソ!

たるみの原因になる「近赤外線」は、日焼け止めだけでは防げません。ファンデーションなどの顔料ならカットできるので、お出掛けしない日も薄化粧するとよいでしょう。(慶田さん)

生活習慣編3:運動している人は肌荒れしやすい?

生活習慣編3:運動している人は肌荒れしやすい?

ウソ!

過度な紫外線はNGですが、日焼け止めを塗って行えば、運動は血液の循環がよくなり肌のターンオーバーを促すので、むしろおすすめ。コリ解消のストレッチも積極的に行って。(慶田さん)

生活習慣編4:日焼け止めは毎日塗るべき?

生活習慣編4:日焼け止めは毎日塗るべき?

ホント!

まだ肌寒い春先でも紫外線はカットするに越したことはありません。普通の生活ならSPF30程度で十分ですが、ちょっとした摩擦で落ちやすいので、鼻やほお骨の高いところは重ね塗りするなど特に注意して。乾燥が気になる方は、スキンケア効果のあるものがおすすめ。(菅沼さん)

生活習慣編5:姿勢が悪いと肌がたるむ?

生活習慣編5:姿勢が悪いと肌がたるむ?

ホント!

猫背で顔が下を向いている時間が長いと、重力で肌はたるみます。(菅沼さん)

 特に、首が前に出ていると、首から鎖骨までつながっている広頸筋という薄い膜のような筋肉が引き伸ばされた状態に。これが二重あごや首のたるみにつながるので要注意です。(慶田さん)

生活習慣編6:ストレスは肌の敵?

生活習慣編6:ストレスは肌の敵?

ホント!

過度なストレスは自律神経のバランスを乱し、血管が収縮して栄養が届きにくくなったり、免疫機能が低下したりして、肌のターンオーバーが正常に行われにくくなることがあります。くよくよせず、ご機嫌でいることは肌の健康にとても大切です。(慶田さん)

生活習慣編7:ビタミンCをたっぷりとると美白によい?

生活習慣編7:ビタミンCをたっぷりとると美白によい?

ホント!でありウソ!

ビタミンCは肌によいですが、大量にとっても一定量以上は吸収されません。緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドなど他の栄養素も偏りなくとることが大切です。(菅沼さん)

生活習慣編8:笑い過ぎるとシワになる?

生活習慣編8:笑い過ぎるとシワになる?

ホント!でありウソ!

目尻、口元などは筋肉の動きによってシワができやすい場所ですが、無表情だと魅力的ではないですよね。(慶田さん)

表情筋を活発に動かすと血行がよくなり、肌に栄養が届きやすく、血色もよくなります。マスクの下でも表情豊かにしていましょう。(菅沼さん)

生活習慣編9:手はマッサージできれいになる?

生活習慣編9:手はマッサージできれいになる?

ホント!

特に爪のまわりをやさしくもみほぐすと、血行がよくなります。摩擦を防ぐため、必ずクリームをつけて行ってください。(菅沼さん)

全10回で紹介してきた、顔・手・首のケア方法。全部を一度に行うことは難しいので、気になるものからできる範囲で生活に取り入れてみてください。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

取材・文=三橋桃子、松尾肇子(ともにハルメク編集部) イラストレーション=ネコポンギポンギ
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年4月号を再編集し、掲載しています。

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