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知っておきたい“頼れる漢方”4選!70年続く老舗〈杉本薬局〉3代目に聞いた『やさしい漢方のはじめ方』。

Hanako.tokyo / 2020年12月2日 15時0分

知っておきたい“頼れる漢方”4選!70年続く老舗〈杉本薬局〉3代目に聞いた『やさしい漢方のはじめ方』。

鎌倉市大船に1950年に創業した〈杉本薬局〉。3代目店主の杉本格朗さんに聞いた、心とからだをすこやかに保つための漢方のはじめ方とは?

【BOOK】おうちで漢方のお勉強。知ることでもっと身近に。

杉本さんの著書『こころ漢方』には、からだを整える漢方の魅力が満載。わかりやすい“シチュエーション別の服用術”もためになる。

【SELECTION】困ったときに頼れる漢方が勢ぞろい。
1.高熱を出したときに

なんとなく風邪っぽいと思ったときは無理をしないで葛根湯(3,300円)を。ほかに頭痛や肩こりも緩和させてくれる万能漢方だ。

2.風邪のひきはじめに

漢方の粉末をハチミツで練った日水清心丸(3,630円)。生薬を配合し、金箔をほどこしたもので滋養強壮のもとに。

【ORIGINALS】お洒落なパッケージの漢方はギフトにも

左から、オリジナルの和漢のチャイ、ミントティー(各1,200円)、〈eatrip〉と共同開発したぐるぐる茶(1,350円)。

薬膳十一包(左・700円)は生姜やナツメ入りで、だしや好きな具材と煮込めば薬膳スープに。和漢の塩(右・700円)も人気。

暮らしに漢方を取り入れて心とからだをすこやかに。

わからないことは杉本格朗さん(右)に尋ねれば丁寧に答えてくれる。

薬局内には漢方について相談できるカウンセリングルームも。

野村友里さんが主宰する〈eatrip〉と共同開発したお茶や、お洒落なオリジナル商品も。

鎌倉市大船に、人がひっきりなしにやってくる漢方薬局がある。一見、どの町にもある昔ながらの薬局といった店構えだが、70年前の創業以来、地元の人はもちろん、その親切で的確なアドバイスを求めて遠方から訪れる人の心とからだの健康を、変わらずにサポートしてきた。かくろう3代目店主の杉本格朗さんは、古典的で若い世代には少しとっつきにくいイメージがある漢方をもっと身近に感じてもらおうと、和漢植物を使ったお茶や薬膳酒のワークショップなどを積極的に開催。野村友里さん主宰の〈eatrip〉とお茶を共同開発するなど、漢方とともにある暮らしを幅広い層に提案してきた。

「漢方を取り入れるうえで大切なのは、きちんと不調の内容を把握して自分と相性のいいものを選ぶこと」と杉本さん。そのために、薬局を訪れる人とコミュニケーションを取りながら、適切な処方をするというスタンスを守り続けている。要望に応じて予約制のカウンセリングを行うことも多く、脈や舌の健康状態を見たうえで不調を感じはじめた時期や現在の体調について尋ね、その人にとって「一番相性がいい」処方をする。「風邪や胃もたれなど自覚症状がハッキリしている病もあれば、心のバランスがくずれてしまうことによって起こる不調もある。ひとりで抱え込まず、まずは信頼できる漢方医に気軽に相談してみてほしい」心とからだのバランスを整え、毎日を心地よく過ごすためのひとつの方法として漢方を取り入れてみよう。

〈漢方相談 杉本薬局〉

漢方薬や生薬との付き合い方を知るきっかけにも。駅から徒歩3分とアクセスのよさも抜群。漢方のカウンセリングは1週間前に予約を。
神奈川県鎌倉市大船1-25-37
0467-46-2454
10:00〜18:30 日祝木休

(Hanako1190号掲載/photo:Norio Kidera text:Keiko Kodera)

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