【沖縄】世界遺産やご当地グルメも!うるま市の魅力スポット巡り。
Hanako.tokyo / 2021年3月3日 7時0分
沖縄県本島中部、東海岸に位置する、うるま市は、豊かな自然が織りなす景観の美しさが人気のエリアです。そんな魅力いっぱいのうるま市にある〈勝連城跡〉で行われた『勝連城フェス2021』とおすすめの観光スポットを紹介します。
『勝連城フェス2021』で体感する、うるま市の魅力!
うるま市にある〈勝連城跡〉は、世界遺産にも登録されている沖縄有数の景勝地です。そんな〈勝連城跡〉で、旅行関係者を招待して行われた実証事業の『勝連城フェス2021』に参加してきました。
〈勝連城跡〉は、5つの平場からできており、阿麻和利が住んでいた城として知られています。本土の城では、“一の郭、二の郭”と呼んでいる平場のことを、沖縄では「曲輪(くるわ)」と呼んでいて、今回のフェスでは、“一の曲輪、二の曲輪、三の曲輪、四の曲輪“を使用して、さまざまなイベントが行われました。
「中城湾」が一望できる絶景スポット!
「三の曲輪」ではグランピングテントなどが展示され、世界遺産でキャンプを楽しむイベントのデモンストレーションを見学。
世界遺産でグランピングなんてちょっと胸熱!
「二の曲輪」からは絶景が見渡せ、SNS映えするフォトスポットが設置されていた。
一の曲輪で行われた「沖縄伝統空手演武」を見学。
「くがにたまごバームクーヘン潮風味」を試食。ふわふわのバームクーヘンに塩味のフォンダンがたまらない。
〈うるまジェラート〉の「うちなーミルク」や「黄金芋のきんつば」、「黄金芋のチーズケーキ」も。
四の曲輪の特設テントでは、「うるま市」の魅力を全国の人に知ってもらおうと、ワークショップや沖縄グルメなどが振る舞われました。
50年ぶりに栽培が復活した「伊計島小麦」を100%使用した、「本気の麦茶」も提供された。
「沖縄グルメ」の試食タイムでは、勝連塩でいただく、「究極のステーキ食べ比べ」や「勝連もずくスープ」、「紅豚ライス丼」などの他に、沖縄の食材を使用した創作料理なども味わえ、沖縄食材の新しい食べ方を知ることができました。
古くから伝わる演劇『龍神伝説・肝高の阿麻和利』に感動!
食後は、うるま市の中高生による演劇『龍神伝説・肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)』が四の曲輪で行われ、通常は2時間行われる演劇を凝縮した舞台を披露。短めであったものの、総勢100人での舞台は、音楽や歌も中高生たちが行っているとは思えないほどの迫力!ダンスや芝居のレベルも高く感動の涙を誘います。
「平敷屋 エイサー」は、沖縄本島中部のうるま市で200年余りの歴史を誇る団体。
うるま市は「エイサーの街」として知られている。
沖縄の伝統楽器「エイサー太鼓」の音が響き渡る。
時折雨が降り、沖縄とは思えないほどの寒さでしたが、それを感じさせないほどの迫力だった。
プロジェクションマッピングや炎などの演出も!
次回チャンスがあればもう一度フルバージョンが観たい!より一層、沖縄を好きになってしまうほど、見事な演劇でした。
今後の公演情報は「現代版組踊 肝高の阿麻和利 勝連グスク公演」をチェック!
なお、うるま市では〈勝連城跡〉を今後も演劇やライブなど様々なイベントの場として誘致するそう。
今後の公演情報は公式サイトをチェックしてください。
〈勝連城跡〉
沖縄県うるま市勝連南風原3908
098-978-7373
公式サイト
〈アマミチューの墓〉は浜比嘉島のパワースポット!
浜比嘉島の〈アマミチューの墓〉は、“アマンジ”と呼ばれる小さな島にあります。昔は干潮の時にしか渡れなかったそうですが、今は、コンクリートの道を歩いて島に渡れます。
島の左側を回ると、途中にキノコ型の岩が見え、その先に〈アマミチューの墓〉と書かれた碑があります。
階段を上がった先に、琉球開びゃく伝説で知られるアマミチュー、シルミチューの男女二神及び他の神が祀られているといわれています。地元民をはじめ、多くの人が“豊穣、無病息災、子孫繁昌”を祈願する信仰圏の広い霊場だそう。
明るいお母さんと野良猫のペンペン。
太めのもずくは歯ごたえバツグン!
野良猫のペンペンは今までに40匹の子猫を出産!子孫繁昌のご利益が猫にもあったようです。
〈アマミチューの墓〉。
アマミチューの先には、「ムルク浜」というビーチがありますのでお散歩するのにも最適なスポットです。また、アマンジの入口で、地元のお母さんが「もずく酢」や「黒糖ぜんざい」などを販売しているのですが、これがまた絶品!!もずく酢の酸味はシークワーサーを使用していてとても爽やか。一杯100円ととても安く、お土産用のもずくは1袋350円で、常温のまま1年保存できます。まずは「もずく酢」を1杯食べてみてくださいね。
〈アマミーチュの墓〉
沖縄県中頭郡勝連町比嘉105
「HY」ファンなら絶対訪れたい場所!〈海の駅あやはし館〉。
うるま市の人気ドライブスポットといえば、勝連半島と平安座島を結ぶ「海中道路」。
その途中にある大きな船の形をした建物が〈海の駅あやはし館〉です。
1階は、お土産屋さんやレストランがあり、キラキラ輝く青い海を眺めながら海鮮料理や沖縄の郷土料理が味わえます。
「HY」のミューアム〈HeartY Museum(ハーティー・ミュージアム)〉。
入口からお土産コーナーを抜け2階へあがると、うるま市出身のバンド「HY」のミューアム〈HeartY Museum(ハーティー・ミュージアム)〉と与勝半島の歴史や民俗をテーマにした海の文化資料館があります。
うるま市観光大使でもある「HY」が、ツアーで全国を巡った際に、ファンと一緒につくり上げたオブジェが展示されています。入場料無料なのが嬉しい。
資料館から外へ出て階段を降りていくと、ブランコのあるテラスがSNSでも人気の〈BeachSide PizzaBar BEAPA(ビーチサイド ピザバー ビーパ)〉や〈コンテナカフェ〉があり、エメラルドグリーンの海に囲まれた絶好のロケーションで、沖縄の食材を使用したピザやオシャレなドリンクを飲んだりして過ごせます。
真っ白なブランコと青い海がSNS映えする人気フォトスポット。
ファンと作り上げたオブジェたち。
「海の文化資料館」。
海の生物や船など、沖縄の海の文化がわかる。
海が一望できるオシャレなレストランも併設。
フォトジェニックなブランコがあるテラス。
お土産やブランコなど、見どころいっぱいな〈海の駅あやはし館〉は、ドライブ途中の休憩に最適なスポットです。
〈海の駅あやはし館〉
沖縄県うるま市与那城屋平 4
098-978-7900
10:30〜17:00
公式サイト
〈高江洲製塩所〉で世界で一つだけの「塩作り体験」!
昔ながらの製塩方法“流下式塩田” を利用して海水100%の「沖縄・浜比嘉塩」を作っている〈高江洲製塩所〉では、濃縮した海水を使って塩作り体験ができます。
“流下式塩田”の説明をダジャレを交えて話してくれる。
塩作り体験の所要時間は30分ほど。塩ができたら、オリジナルの“塩つぼ”に入れて持ち帰れます。
柔らかな色合いがかわいい「盛り塩皿」もアリ。
“流下式塩田”で作られた「勝連塩」(満月、新月+華、大粒)。華はハイビスカスの花弁粉末入り。
草木が生い茂る小路を歩いた先には……?
穴場的ビーチの「高江ビーチ」。
カヤックを楽しむ人も。
〈高江洲製塩所〉の前には、プライベートビーチの「高江ビーチ」があり、塩工房がオープンしている時はゲートが開き、なかに入れるそう。塩作り体験の後は、美しいビーチをのんびり眺めてみては?
〈高江洲製塩所〉
沖縄県うるま市勝連比嘉1597
098-977-8667
塩作り体験:月~金 10:00~15:00、土曜 10:00~14:00
公式サイト
ナチュラルで味わい深い「うるまジェラート」。
海中道路の近くの海岸沿いにある〈うるまジェラート〉は、美しい海を眺めながら、自家製のジェラートを味わえるお店です。ジェラートには、沖縄県でコクがあっておいしいと評判の「宮平牛乳」を使用。糖分は体に優しいきび砂糖&黒糖を使用するなど、素材はできる限り有機農作物、減農薬素材など安全安心なものをセレクトしています。
乳化剤・安定剤・香料などの添加物は一切使用していないナチュラルな味わいが県民はもちろん、全国から観光客が訪れるほど。取材時は、12種類のジェラートがあり、どれも沖縄らしいフレーバーで、迷っちゃいます。
アッサリしていて喉が乾かないところがよい。
カップアイスは県内のスーパーや道の駅などでも購入できる。
うるま市産の食材を使ったフレーバーが楽しめる。
じっくり迷った結果、「ピンクのラム(下)」と「黒糖ココア(上)」をオーダー。すると、頼んだ2種の他に、好きなジェラートをひと口のせてくれました!気になっていた「島とうがらし」も味わうことができて得した気分に!これで、心置きなく東京に帰れます(笑)。
沖縄のアイスといえば〈ブルーシールアイスクリーム〉のイメージが強かったですが、沖縄の素材を使ったナチュラルなアイスなら〈うるまジェラート〉がおすすめですよ。
〈うるまジェラート〉
沖縄県うるま市与那城照間1860-1
098-978-8017
11:00~18:00
(夏季週末のみ10:00~18:00、冬季平日のみ13:00~17:30)
公式サイト
自然豊かな うるま市は、のんびり派もアクティブ派一緒に楽しめるスポットがいっぱいです。
次回は、うるま市の女子旅におすすめしたい宿泊施設やお土産スポットをご紹介しますのでお見逃しなく~!!
※各施設の感染対策はそれぞれのホームページにてご確認ください。営業時間の変更や入場制限が行われている場合があるため、お出かけになる前に必ず各施設のホームページをご覧ください。
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