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農学博士から一転、コーヒー職人の道へ。所沢のコーヒー愛好家が通う、こだわりの自家焙煎珈琲店〈Kieido〉。

Hanako.tokyo / 2021年2月3日 17時0分

農学博士から一転、コーヒー職人の道へ。所沢のコーヒー愛好家が通う、こだわりの自家焙煎珈琲店〈Kieido〉。

新宿線、池袋線が乗り入れる「所沢」駅。繁華街・プロペ通りを抜けると、右手にある細い通りには、小さいながらも魅力的な個人店がいくつも並んでいました。中でも、ひときわユニークなのが、自家焙煎珈琲店〈Kieido(キエイドー)〉です。コーヒーをこよなく愛する寺内英貴さんが追求するのは“透明感のあるコーヒー”。コーヒーが苦手な人をも虜にする、今までにないおいしさの秘密を伺いました。

ネルドリップで丁寧に淹れるコーヒー。まずは、寺内さん自慢のブレンドからお試しを。

混んでしまうと「Kieidoブレンド」のみとなることもあるが、時間に余裕がある時は、3種類のブレンドから選べる。

小さなお店には、コーヒーの香ばしい香りが充満しており、思わず深呼吸。店内で焙煎しているため、煎りたてコーヒーの香りが鼻孔をくすぐります。〈Kieido〉の「本日のコーヒー」で飲めるブレンドは3種類。注文が入ると一杯ずつ、丁寧にネルドリップで淹れてくれます。

店の名を冠した「Kieidoブレンド」は「深煎りのコロンビアの優しい苦みを感じながらブラジルのなめらかさへ、さらに途中から苦みが消えてグァテマラがすっきりさわやかに」。続いて「Dr.ブレンド」は「エチオピアがふわっと華やかに香って、メキシコとブラジルの優しい酸味が包み込みます」とのこと。最後に「めざましブレンド」は、「ケニア、タンザニア、ブラジルのブレンドで、最初の口当たりは一番マイルド。温度が下がってくると、フルーティな香りと柔らかい酸味が寄り添うように湧いてきます」。寺内さんによる丁寧な説明を聞いて、どれにしようか悩むのも楽しい時間です。

ユニークな名前が気になり、「Dr.ブレンド」をオーダー。一口飲むと、その味、香り、風味の違いに、きっと驚くことでしょう。

「うちでお出しするコーヒーが、他のお店と何が決定的に違うかと言えば、のどの通りが違うんです。のどに引っかかる時、それは苦みではなく、えぐみ。うちのコーヒーには、そういう感覚は一切なく、水のようにのどを通っていきます。コーヒーが飲めないという方でも飲めるようになる。今までのコーヒーの概念が変わるはずです」

豆によって香りも味も織りなす風味も違います。ブレンドの豆の配分や組み合わせは、寺内さんが長年、研究してきたからこそできあがった配合で、どこにもない唯一無二のもの。

人気のコーヒーゼリーは、トッピングあり、なしで2種。写真は、ミルク、アイスのダブルトッピングで700円(税込)。

「うちでお出しするコーヒーは、つるつるの水晶玉のような透明感があって、なめらかで、やさしいコーヒー。一切、突出した苦みや酸味のトゲがなく、完全に調和した状態を目指しています」

ホット、アイス、カフェオレと、すべてネルドリップではありますが、それぞれ豆の量、挽き方、淹れ方が異なるといいます。デザートとして人気のコーヒーゼリーも、トッピングのミルクあり、なしで味が違うものが2種類あるというこだわりよう。寺内さんの中には確固たる、味の完成形があるようです。

続きは「Hanako w/Seibu」をチェック

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