「これからも暮らしが豊かになるスタイリングを提案していきたい。」/テーブルコーディネーター、プロップスタイリスト・菅野有希子さん
Hanako.tokyo / 2021年4月20日 12時0分
仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!
今回、紹介するハナコラボ パートナーは…
名前:菅野有希子(すがの・ゆきこ)
年齢:38歳
職業:テーブルコーディネーター、プロップスタイリスト
テーブルコーディネーター、プロップスタイリストとして雑誌や書籍、Webなど様々な媒体で活躍する菅野さん。「はじめは一般企業の会社員として働いていましたが、なかなか目が出ず、数年後にいったんキャリアをリセット。休息を取ることに。そしたら気持ちに余裕が出て、インテリアを変えてみたり料理をするなど、夢中で家事に取り組むようになったんです。そのうち、食材を使ってゼロから始める料理を極めるよりも、大好きな食器を使ってテーブルコーディネートをする、おしゃれな空間づくりが好きだと気づいて。SNSで情報を発信しているうちに、それを見た企業から仕事の依頼がくるようになり、仕事として始めることにしました」。
現在は、料理のレシピやテーブルスタイリング、インテリア雑貨など、“おうちで暮らすことにまつわること”をテーマに取り組んでいる。「主に化粧品会社や食品メーカーさんの広告撮影のスタイリングを担当することが多いですね。SNSやWeb程度のものであれば、撮影まで引き受けることもあります。クライアントに“こういう絵(写真)がほしい”と言われても伝わり方は様々なので、想いを100%汲み取るのは意外とむずかしい。打ち合わせや撮影現場でのヒアリングを大切に、私から提案してみるなど、最後まで妥協せずに取り組むようにしています。完成した作品を見て、心から喜んでもらえるとうれしい!大変なことは、力仕事が多く、見た目以上に華やかな仕事ではないこと。でも、会社員時代に比べれば苦ではありません(笑)。しいて言うなら、フリーランスは何事も1人で判断しなければいけないので、気軽に相談できる相手はほしいですね」。
今後の目標は?「好きなことを仕事にすることができたので、これからも長く続けていきたいです。あとは、いつか自分の本が出したい。意外とレシピ本はあるのに食器本ってないんですよ。私らしい切り口でたくさんの方に参考にしてもらえるような本が出せたらうれしいです」。
【菅野さんをつくる3つのこと】かわいい「うつわ」は、ときめきの源。
作家の個展や蚤の市で購入したコレクションの一部。
Webメディア〈cocorone〉とのコラボブランド「きほんのうつわ」。
お仕事道具でもある、趣味のうつわ。作家の個展や蚤の市などで、少しずつ集めている。「素敵なうつわがあるだけで手料理はもちろん、購入してきた惣菜もぱっと華やかになり、丁寧な暮らしにができます。料理が苦手な人こそいいうつわを持ってほしいですね」。
写真の1枚目は、海外のヴィンテージや日本の作家によるもの。「(右奥から時計まわりに)ブルーの透明ガラスのうつわは、吹きガラス工房〈fresco〉のもの。めずらしい色つきの透明ガラスは、テーブルコーディネートのアクセントになります。フチがうねうね揺らいでいるデザインもおしゃれ。おひたしなどちょっとした副菜も映えます。グラスは作家・木下 宝さんのもの。他と被らない、ころんとしたデザインにひとめ惚れ。茶色の平皿は作家・松本かおるさんのもので、銀座の展示会で購入しました。釉薬(ゆうやく)をかけず焼き締めたという、土っぽい質感がポイントです。絵柄のある白い平皿は、『東京蚤の市』で購入したフランスのアンティーク。なんといっても繊細な絵柄が素敵。和食器とも合うので、こちらもテーブルコーデのアクセントに使えます」。
2枚目はWebメディア〈cocorone〉とコラボしてつくったという、うつわのブランド「きほんのうつわ」。作陶は〈丸朝製陶所〉が担当。「毎日使いたくなるうつわを目指し、おうちごはんで使いやすいサイズのものをつくりました。地味になりすぎず、忙しいときでも使いやすい定番カラーで、電子レンジや食洗機もOKです。様々なデザインのものをつくりましたが、底に高さのあるうつわはテーブルコーデが華やかに。また、リムがあるデザインは料理がきれいに盛れるのでおすすめです」。
【菅野さんをつくる3つのこと】お茶は茶葉から淹れるこだわり派。
今回、用意したのは〈TEAPOND〉の春限定のブレンドティー。
お湯を淹れると花びらが舞ってかわいい!
「冷え性なので、1年中温かいものを飲むようにしています」(菅野さん)。
菅野さんの生活に欠かせないのが、お茶。「私にとってお茶は“空気”のような当たり前の存在。起床後、お湯を沸かしてお茶を淹れるところから1日が始まります。寒いときはチャイ、すっきりしたいときはミントティー、食事のときはほうじ茶など、その都度種類を変えて楽しむのがこだわり。外出する日はタンブラーに入れて持ち歩きます」。写真は、お気に入りのブランド〈TEAPOND〉のブレンドティー。「オリジナルにブレンドした変わりダネの商品が多く、季節によって変わるのでよくチェックしています。お湯を入れると中で花びらが舞うので、目で見ても楽しいのがポイント。おしゃれなパッケージは、使い終わったあと小物入れに活用します」。
【菅野さんをつくる3つのこと】ネトフリタイムは至福の時間。
仕事や家事がひと息ついたら、ソファに横になり、〈Netflix〉で海外ドラマやドキュメンタリー映画を鑑賞。「特に好きなジャンルはアクションやホラー。プライベートとの境目がない仕事なので、非日常の世界観にどっぷり浸かって気分転換します。最近観たお気に入りの作品は、料理番組『ワッフルとモチ』。世界の食文化が学べる子供向けの作品ですが、大人でも食育が学べるのでおすすめです。日本も出てきますよ!」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
鎌倉の街で、手触り、手仕事を大切に。3LDK・73㎡の二人暮らしインテリア 【私らしく暮らす】
fudge.jp / 2024年7月21日 15時30分
-
「FUDGE Marché TOKYO」人気作家のこだわりの器やグラスなどのお買い物を楽しもう!|出展ブランドリスト vol.1
fudge.jp / 2024年7月20日 13時30分
-
おんなの駅に体感ギャラリー開店 琉球ガラスや紅型ポーチなど展示販売 沖縄・恩納村
沖縄タイムス+プラス / 2024年7月17日 10時5分
-
神話の森で自然とアートを感じながら最上の「ととのい」体験を〈後篇〉自然の中で武雄焼の器と食事を堪能
CREA WEB / 2024年7月12日 11時0分
-
愛知県常滑市のふるさと納税返礼品「常滑焼」9選
マイナビニュース / 2024年6月29日 14時0分
ランキング
-
1エアコンから嫌なニオイがします……原因と対処法が知りたいです【家電のプロが回答】
オールアバウト / 2024年7月25日 21時25分
-
2食べる、塗る…健康や美容に効果が!世界中で親しまれている自然療法とは?
ハルメク365 / 2024年7月25日 16時0分
-
3秋に発売「スズキの新型SUV」は期待できるか? 「フロンクス」試乗でわかった開発陣の本気
東洋経済オンライン / 2024年7月25日 14時0分
-
4暑い夏も要注意!インフル、コロナ、手足口病…「感染症ドミノ」から身をまもる方法
女子SPA! / 2024年7月25日 8時45分
-
5お賽銭に「1円」や「5円」を選んではいけない…神社案内人が心がけている「現代の賽銭マナー」
プレジデントオンライン / 2024年7月25日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)