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「食」から始める、豊かで楽しいエシカルライフ。

Hanako.tokyo / 2021年4月21日 18時0分

「食」から始める、豊かで楽しいエシカルライフ。

オーガニックワインを「エシカルなお酒」ととらえ、積極的に普及活動を行っている〈メルシャン〉。同様に、「エシカル消費」の普及に貢献しているのが、フードシェアリングサービスを展開する〈バリュードライバーズ〉です。4月初旬、〈メルシャン〉と〈バリュードライバーズ〉によるプレス向けオンライン説明会が開催され、オーガニックワインの魅力やエシカルライフを気軽に始める方法などが紹介されました。

自然に寄り添って造られた、“キレイな味”のオーガニックワイン。

オーガニックワインとは、有機栽培で育ったぶどうを原料とするワイン。なお有機栽培とは、化学肥料や農薬を使用せず、自然由来の物質のみ使って作物を栽培する農法を指します。有機農業の普及に努めるNGO団体「国際有機農業運動連盟(IFOAM/アイフォーム)」では栽培法、醸造法における厳格な基準を設定しており、これをクリアしたワインは、信頼できる「オーガニックワイン」とみなすことができます。

〈メルシャン〉マーケティング部の仁保 麗(にほ うらら)さん。

「私たちが扱っている輸入オーガニックワインは、『国際有機農業運動連盟』の基準をクリアしています。また、強いこだわりをもつ生産者によって手がけられた品々です」と話すのは、〈メルシャン〉マーケティング部の仁保 麗さん。

〈メルシャン〉では、オーガニックワインの魅力に加え、生産者のこだわりや想いを伝えることに重きを置いているそう。

「〈メルシャン〉は、造り手の想いなどを伝えることが、オーガニックワインを手に取ってもらうきっかけになると考えています。また、これをきっかけに、多くの方にワインのある豊かな暮らしをお届けしたいとも考えています。こうした一連の試みは、SDGs達成の貢献にもつながるはずです」

ワイン大国・フランスでは、オーガニックワインの需要が年々高まっており、「2023年には、消費されるワインの5本中1本がオーガニックワインになる」という予測もあるそう。日本でも、オーガニックワインの消費量がゆるやかに伸長しており、オーガニックワインの市場では“追い風”が吹いているといえます。〈メルシャン〉は2021年も、幅広い商品をラインナップし、オーガニックワインの市場拡大に取り組むとのこと。

「カノン・デュ・マレシャル ロゼ」(1,815円)。

タンニンが少なくて飲みやすい、色味の美しいロゼワイン。キレのいい辛口で、爽やかな酸味と果実味が感じられます。“キレイな味”と表現するのにぴったりなワインゆえ、ワイン初心者の人も満足できるはず。

今回のオンライン説明会で紹介されたのは、フランス南部のルーシヨン地方にあるワイナリー〈ドメーヌ・カズ〉が手がけた「カノン・デュ・マレシャル ロゼ」。

〈ドメーヌ・カズ〉は1895年に創立された歴史あるワイナリーで、1997年には、周囲に先駆けて有機農業と「ビオディナミ」と呼ばれる農法を用いたワイン造りを開始しています。なお「ビオディナミ」は有機農業の一種で、なかでも最も厳格な基準が設けられている農法。さまざまなルールが設けられており、例えば、鉱石や発酵させた草など自然由来の物質で土づくりや作物の栽培を行う、天体の動きに合わせて農作業を行う、といったものがあります。

「食品ロス」解決のきっかけをつくる〈産直tabeloop〉。

新型コロナの拡大をきっかけに、人々の消費に対する意識にも変化が生じており、より「エシカル消費」を意識するようになった人が全体の約30%を占めるまでとなったそう。しかし、実際に「エシカル消費」を行っている人は、全体の約6%にとどまっているという現状も明らかに。この背景には、人々の「エシカル消費」に対する知識の不足があるようです。

一方で、食品のカテゴリーにおける「エシカル消費」を行った経験がある人や「エシカル消費」に興味がある人の割合は、ほかのカテゴリーに比較して多いことがわかっているとのこと。(出典:電通「エシカル消費意識調査 2020」)

「『エシカル消費』を始めやすい分野が『食』である点に着目した〈メルシャン〉は、人々の暮らしにエシカルな食材を届ける取り組みをスタートしました。その一つが、フードシェアリングプラットフォーム〈産直tabeloop〉とのコラボレーション企画です」と、仁保さん。

〈バリュードライバーズ〉の代表取締役・佐治(さじ)祐二郎さん。

〈産直tabeloop〉は、社会問題となっている「食品ロス」の解決に力を注ぐ〈バリュードライバーズ〉が展開するサービス。〈バリュードライバーズ〉が掲げる目標について、同社の代表を務める佐治(さじ)祐二郎さんは次のように語りました。

「〈バリュードライバーズ〉は、SDGsの目標2『飢餓をゼロに』と目標12『つくる責任 つかう責任』の達成を目標とする企業です。国内の食品事業者により廃棄されている未利用食品は、年間で合計328万トンほど発生しているのが現状です。〈バリュードライバーズ〉では、廃棄される未利用食品を273万トンにまで減らすことを当面の目標としています。なお、食品の廃棄は食品事業者だけでなく、生産現場でも行われているので、産地における『食品ロス』も減らしていきたいと考えています」

〈産直tabeloop〉は、野菜や果物、業界類など一次生産品を生産者から直接購入できるサービス。規格外の野菜を使った加工品や「訳あり品」などの販売をとおし、「食品ロス」の削減にも貢献しています。

高品質なマグロからつくられた「海の生ハム」。

〈ヤマサ 𦚰口水産〉代表取締役・𦚰口(わきぐち)光太郎さん。

オンライン説明会には、和歌山県那智勝浦のマグロ卸〈ヤマサ 𦚰口水産〉の𦚰口(わきぐち)光太郎さんの姿も。〈ヤマサ 𦚰口水産〉で生産されたマグロの加工品「海の生ハム」が、現在〈産直tabeloop〉で販売されています。

「海の生ハム」(50g×3パックセット、2,710円)。

〈ヤマサ 𦚰口水産〉では、底引き網漁ではなく、釣り針がついた縄を用いる「はえ縄漁」で漁獲されたマグロのみ競り落とします。「はえ縄漁」で漁を行うことで、釣ったマグロを一本一本“神経締め"することが可能になり、マグロの質を保ったまま市場に出荷できるそうです。しかし、漁期が到来し市場にマグロがあふれると、高品質であるにも関わらずマグロの卸価格が暴落することがあるそう。こうした現状を少しでも改善すべく、開発されたのが「海の生ハム」です。

もちもちとした食感とほんのりと感じられる甘みが持ち味。生臭さは一切感じられません。

「マグロのおいしさをダイレクトに伝えたいので、化学調味料や保存料、燻製液などは一切使用せずに仕上げました。味つけには塩と昆布のみを使用した、無添加・無着色の商品です」と、𦚰口さん。まずは、オリーブオイルをかけるなどし、シンプルに味わうのがオススメとのこと。

「カノン・デュ・マレシャル ロゼ」と合わせると、見事なマリアージュが楽しめます。「カノン・デュ・マレシャル ロゼ」がもつ爽やかな酸味と果実味は「海の生ハム」の繊細な味わいを一切邪魔せず、むしろより引き出すかのよう。また、ワインの酸が脂を断ち切るため、口中がさっぱりとします。

生産の現場にまで目を向け、環境などに配慮した商品を選ぶことが「エシカル消費」の第一歩に。お腹だけでなく心も満たされる食卓を、目指してはいかが?

〈ドメーヌ・カズ〉の「カノン・デュ・マレシャル ルージュ」1本と
「産直Tabeloop」の1,000円クーポンを抽選で100名様にプレゼントする企画を実施中。応募は2021年5月9日(日)まで。
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