東京・谷中で、暮らすように旅をする。2021年5月オープンの〈YANAKA SOW〉へ

Hanako.tokyo / 2021年4月30日 18時0分

なかなか思うように遠出ができない今日この頃ではあるけれど、旅がしたいという気持ちは膨らむばかり。見知らぬ土地を歩く楽しみ。勘を研ぎ澄ませて店を探すワクワク感。勘が当たったときの興奮。旅先で出会う人たちとの会話。2021年の5月、そんな旅気分を都内で味わえる宿〈YANAKA SOW〉が誕生する。

谷中の寺町に佇む“民泊ホテル”

小山薫堂氏が率いる〈オレンジ・アンド・パートナーズ〉と、旅行コミュニティプラットフォーム〈Airbnb〉との共同プロデュースホテルブランドの第一弾。

〈YANAKA SOW〉は、部屋の貸し借りによってゲストとホストが交流する民泊のような人の温かさと、ホテルのような快適さを兼ねた新しいスタイルを提供するホテル。〈エアトリステイ〉の民泊ノウハウを活かした省コスト運営のため、予約やチェックイン／アウトはすべて”無人”で、ルームサービスもなし。ただしコールセンターや駆けつけ対応は完備されているので、ストレスはなく、安心感がある。

館内はwi-fi完備で、ワーケーションの滞在先としても最適。万一出社の必要があっても、東京23区内なので安心。

共有スペースのテーブルにはコンセントも完備。打ち合わせやデスクワークにも最適。

共有スペースのライブラリーでは、13室のテーマを一堂に見られる。

共有スペースにもキッチンがあり、無料でコーヒーとお茶を飲むことができる。

”無人ホテル”とはいえ、ホテルの共有スペースには、この街に詳しい専属ガイド「YANAKA DIGGER」が在中している。谷中という土地は江戸時代から続く寺町。文豪に愛されてきた情緒溢れる街でもあり、木造家屋が密集した下町独特の風情が今もなお残っているのだ。「YANAKA DIGGER」は、そんな谷中の魅力を伝えるプロフェッショナル。彼らのガイドがあれば、初めて訪れた⼈も、街に自然と溶け込むような時間を過ごすことができるはず。

ホテルのオープン前から街の人々と交流し、知識を深め人脈を広げてきた「YANAKA DIGGER」たちが、谷中の街のディープな楽しみ方を教えてくれる。

ホテルを出て少し歩けば、昔ながらの人情溢れる「谷中銀座商店街」もある。近所のお惣菜屋で買ったコロッケを食べ歩きするもよし、テイクアウトしたお惣菜を持ち込んで酒屋で角打ちを楽しむもよし。人気の穴子寿司店や、気軽な中華料理屋で食事を楽しむもよし。品揃えのいい酒屋もあるから、買って帰ってのんびり部屋呑みするもよし。

「dig through culture hotel」というコンセプトにあるdigは、深堀るという意味。町を深く知ることで、旅の楽しみは広がる。