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〈フォーシーズンズホテル丸の内 東京〉に〈MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ)〉誕生。

Hanako.tokyo / 2021年6月11日 12時0分

〈フォーシーズンズホテル丸の内 東京〉に〈MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ)〉誕生。

東京駅八重洲南口から徒歩4分の場所にある〈フォーシーズンズホテル丸の内 東京〉。6月1日に新たなフレンチビストロ〈MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ)〉がオープンし、ミシュランスター獲得経験のあるシェフが総料理長として腕を奮っています。窓の外に丸の内の風景と行き交う電車が見えるレストランでいただけるお料理をご紹介します。

輝かしい経歴を持つ気鋭の総料理長、ダニエル・カルバートシェフ。

総料理長のダニエル・カルバートシェフ。

〈フォーシーズンズホテル丸の内 東京〉で総料理長を務めるダニエル・カルバートシェフはイギリスの出身です。16歳でロンドンの人気レストランでキャリアをスタートし、ニューヨークやパリでミシュランの星に輝くフレンチレストランで腕を磨きます。その後『アジアのベストレストラン50』で4位に選ばれた香港のネオパリジャンのビストロ〈Belon〉でヘッドシェフに。就任中にミシュラン1ツ星を獲得したという輝かしい経歴の持ち主です。

世界有数の美食都市で実績を積んできたダニエルシェフ。新たな活躍の場として選んだ〈MAISON MARUNOUCHI〉でもさまざまな素材を積極的に取り入れた料理を披露しています。

ダニエルシェフによる新鮮な解釈が加わった、洗練されたビストロ料理。

「ハマグリのピクルス フルーツトマト」1,518円。

「カナッペ」とレストランが呼ぶ小前菜は4種類が用意されています。「ハマグリのピクルス フルーツトマト」はピクルス液につけて軽く酸味を含ませたハマグリに、フルーツトマトのジュレをのせた初夏にふさわしい料理です。きらめくジュレにしのばせたダイス状のきゅうりが食感にリズムを生んでいます。

左が「ヴァーネルのパンとバター」1,265円。右はホテルの自家製サワードウブレッド。

「ヴァーネルのパンとバター」はコース料理でも提供されています。東京・谷中でノルウェー仕込みのサワードゥを焼く〈VANER〉のパンにフランス・ブルターニュ産の高級バター「ボルディエバター」が贅沢に添えられています。

「チキンレバーパルフェ アプリコットとリースリング」1,518円。

前菜は8種類。「チキンレバーパルフェ アプリコットとリースリング」はとろりと形容したくなるほど滑らかな鶏のレバーパテ。アプリコットとリースリングワインで作ったジュレが添えられていて、ホテル特製のパンとともにいただきます。濃厚なレバーパテとアプリコットジュレの酸味は食の進む組み合わせです。

「タンドリーフロッグレッグ カレー風味のレンズ豆 コリアンダークリーム」2,783円。

ヨーグルトとコリアンダーで作られたクリームはパクチー好きにはたまりません。

カエルの足をインド料理のタンドリー風のスパイスにまぶして焼いた「タンドリーフロッグレッグ カレー風味のレンズ豆 コリアンダークリーム」は、試してみてほしい一品です。チェリーほどの大きさのフロッグレッグは、鶏肉よりも軽やかな肉質。コリアンダーとヨーグルトで作ったクリームにディップしていただきます。レンズ豆と野菜の煮込みの火の入り具合もさすがです。

「エスカルゴ ボルドレーズソース」3,289円。

こちらもフランス料理らしい食材の料理「エスカルゴ ボルドレーズソース」。エスカルゴといえばパセリとガーリックが定番ですが、甘みのあるボルドレーズソースで柔らかな食感に仕上げられています。このお料理にはパールオニオン、ベーコンのほか、ラルド(豚の背脂の塩づけ)も入っています。

「鰆 ピペラード カントリーブレッド ポレンタ」4,048円。

メインはダニエルシェフの故郷、イギリスの名物「フィッシュ&チップス」(3,669円)も含めて、7種類用意されています。

魚料理のおすすめは「鰆 ピペラード カントリーブレッド ポレンタ」です。ふっくらと焼き上げられた肉厚の鰆には、アンチョビを使ったパセリオイル、薄くトーストされたカントリーブレッドがのって、味わい、食感ともに広がりが感じられます。付け合わせには、フランス・バスク地方の名物で赤ピーマンを煮込んだピペラードと、別皿に北イタリアの伝統料理でとうもろこし粉とチーズを混ぜたペースト状の料理、ポレンタが添えられています。

「和牛頬肉ブルギニョン パセリサラダ マッシュポテト」4,048円。

「和牛頬肉ブルギニョン パセリサラダ マッシュポテト」は、和牛の希少部位でもある頬肉を、赤ワインを使った濃厚なソースで煮込んでいます。ぎゅっと密度が高く弾力も感じる肉は、口の中では解ける柔らかさ。肉の上にのっているのはイタリアンパセリやロメインレタスを使ったサラダが時々口の中をさっぱりさせてくれます。付け合わせのマッシュポテトは、脇役ながら極上のおいしさであることはいうまでもありません。

「レモンカード ミルフィーユ」2,530円。

「ガトー・オペラ」2,024円。

紅茶類はドイツの〈ロンネフェルト〉がポットでサーブされます。

5種類あるデザートのうち、レストランのいち推しは「レモンカード ミルフィーユ」です。繊細に焼き上げられたパイ生地には酸味が夏らしいレモンカードと甘みを抑えたカスタードクリームが交互に絞られて、最上部に薄いメレンゲで軽やかに甘みをまとっています。

「ガトー・オペラ」も個性が光るケーキです。美しい層はコーヒー風味のクリームとスポンジ、舌触りは濃厚ながらあっさりとしたチョコレートクリームで構成されています。添えられたアイスクリームもコーヒー風味。たくさん料理を食べたあとなのに、いつの間にか食べ終わってしまう大人のデザートです。

どんな利用にも対応してくれるオールデイ・グルメダイニング。

食事をしていると窓の向こうで新幹線など列車が行き交います。

フランス料理をベースに、国際的な美食都市で培ったセンスを発揮するダニエルシェフによる料理の数々。ランチのコースはいずれもメニューが決まっている6,325円と15,180円の2種類が用意されています。また週末限定で「コブサラダ」「フライドチキン」からデザートまで楽しめるセットメニュー「MARUNOUCHI FRIED CHICKEN」(8,223円)も用意されていて、家族での食事に最適です。

「アフタヌーンティー」平日7,590円 土日祝8,223円。

またダニエルシェフの世界観は「アフタヌーンティー」にもあらわれています。「ハマグリのピクルス フルーツトマト」「チキンレバーパルフェ アプリコットとリースリング」といった魅力あるメニューは「アフタヌーンティー」のフィンガーフード、セイボリーとしてもいただけるので、ぜひこちらもチェックを。

朝食にはホテル自家製のサワードウブレッドを使った「アボカドトースト」も用意されているなど、どの時間帯に訪れても高いクオリティとホスピタリティーを感じられる〈MAISON MARUNOUCHI〉。お祝いや記念日といった特別な食事はもちろん、出かける機会の少なくなった毎日にちょっとした特別を作りたいときに出かけてみるのもいいかもしれません。

〈MAISON MARUNOUCHI〉
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 フォーシーズンズホテル丸の内 東京 7F
03-5222-5880
朝食 6:30~10:30、ランチ 12:00~14:00(13:30LO)、アフタヌーンティー 14:30~17:00 (16:30LO)、ディナー 18:00~20:00(19:30LO)
※ディナーの営業時間は緊急事態宣言等の要請に応じて変更になる可能性があります。
無休
ダイニングエリア 48席 バー 9席
公式サイト
※価格はすべて税サ込み。料理写真下の価格はすべてアラカルトでの値段です。

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