しっとりハーブチキンを自宅で!簡単に作れる保存食レシピ5選
Hanako.tokyo / 2021年6月17日 21時3分
フードロスをしないためには、食品を買いすぎないことが大切。でも、おいしそうな旬の野菜や特売のお肉には、ついつい手がのびてしまう。そんなときは簡単に作れる保存食を味方にして!
1.カラフルなトマトでおしゃれデリ風「セミドライトマト」/【保存期間】冷蔵:1カ月、冷凍:1年
【材料/150ml瓶3本分】
・ミニトマト…2パック(約400g)
・オリーブオイル…適量
【作り方】
ミニトマトは半分に切り、ザルなどの上に切り口を上にして並べる。
を風通しの良い場所で天日干しにする。夏なら晴天で1日程度、好みの干し加減にする。乾き切らなかったときは、夜冷蔵庫に入れ、次の日にまた外に出して干す。オーブンで作る場合はトレーの上に並べ、150度で1時間ほど様子を見ながら乾燥させる。
を清潔なビンに詰め、トマトが隠れるまでオイルを注ぐ。※オイルから出ている部分はカビやすいので気をつける。
【食べ方】
パンにのせたり、サラダのトッピングにしたり。パスタソースなどの麺料理、煮込みにも合う。
2.冷蔵庫に常備したい万能「しらすオイル煮」/【保存期間】冷蔵:1カ月、冷凍:1年
【材料/250ml瓶1本分】
・しらす…100g
・オリーブオイル…150ml
・唐辛子(輪切り)…少々
・にんにく(薄切り)…1片
【作り方】
材料をすべてフライパンに入れ、弱火にかける。フツフツとしたら5分ほど煮て、瓶に移す。※耐熱の保存瓶ではない場合は冷ましてから移す。
【食べ方】
バゲット、季節の野菜、豆腐などにかける。セミドライトマトといっしょにパスタソースにするのもおすすめ。
3.残りがちなキャベツは5%の塩水漬けに「塩もみキャベツ」/【保存期間】冷蔵:3~4日、冷凍:不可
【材料/作りやすい量】
・キャベツ…300g(1/4玉)
・塩水(粗塩5gと水100mlを合わせたもの)
【作り方】
キャベツはせん切りにし、ポリ袋に入れたら塩水を加え、袋を振って塩水を全体にいきわたらせる。袋の空気を抜いて口を縛り、2時間以上置き、キャベツ全体がしんなりとしたら水気を絞る。
【食べ方】
お好みの具材とオリーブオイル、レモン汁を合わせればコールスローに。塩昆布と白ごまを合わせて浅漬け風、刻んで餃子のあんやメンチカツのたねに練り込んでも。
4.買うよりおいしいしっとりハーブチキン「サラダチキン」/【保存期間】冷蔵:3~4日 冷凍:塩漬け後、生の状態で1カ月
【材料/作りやすい量】
・鶏むね肉…250g
・粗塩…4g(小さじ1弱)
・ドライハーブミックス…小さじ2/3
【作り方】
鶏肉は余分な脂を除いてから塩とドライハーブミックスをまぶしてポリ袋に入れ、袋の空気を抜いて端に近い場所で口を縛り、冷蔵庫でひと晩寝かせる。
を冷蔵庫から出して常温に戻し、鍋に1.5ℓ(鶏むね肉1枚が300g以上ある場合は2l)のお湯を沸かし、沸騰したら火を止め、ポリ袋の口がお湯に浸からないように沈める。
フタをして粗熱が取れるまで20分ほど置く。いちばん厚みのある部分を指で押し、弾力が出ていればOK。※冷蔵庫には完全に冷めてから入れる。
【食べ方】
市販のサラダチキンと同様、そのまま食べたり、サラダにのせたり。ほぐしてスープにも。ひと晩冷蔵庫で冷やして薄切りにすればハムのように使える。
5.新生姜で作ればほんのりピンク色「ピンクのジンジャーシロップ」/【保存期間】冷蔵:2週間、冷凍:1年
【材料/作りやすい量】
・新生姜…150g
・グラニュー糖…200g
・お好みのスパイス(カルダモン、クローブ…各5~6粒程度)
・レモン汁…大さじ1
※生姜の絞りカスは、煮物やカレーなどに加えて使っても。
【作り方】
新生姜は、皮の汚れをスプーンでこそげ取り、皮のままおろし金でおろしてボウルに入れる。※ピンク色の部分は取らずにそのまま使う。
カルダモンは手で半分に割り、クローブと合わせて鍋で乾煎りする。グラニュー糖と水200mlを鍋に加え、弱火で10分ほど煮出し、熱いうちに茶こしでこしながらに加える。
をザルでこして水分を絞り、レモン汁を加え、瓶に移し、冷めたらフタをする。
【食べ方】
シロップ1に対し、炭酸水6で割ってジンジャーエールに。杏仁豆腐やヨーグルトにそのままかけても。野菜のマリネやドレッシングに入れてもおいしい。日の当たるところに置いておくとピンク色が褪せやすいので気をつける。
Teacher…ダンノマリコ
フードスタイリスト。「ミナトゴハン」主宰。近著『野菜・果物・魚介・肉365日おいしいびん詰め保存食&食べ方テク』が好評発売中。
(Hanako1197号掲載/photo : MEGUMI text : Motoko Sasaki edit : Kana Umehara)
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