〈sio〉鳥羽シェフ監修の「ふつうのマヨネーズ」で広がる、マヨネーズの選び方&楽しみ方。
Hanako.tokyo / 2021年7月19日 19時0分
ミシュランガイドで1ツ星を獲得するフレンチレストラン〈sio(シオ)〉のオーナーにして、食のクリエイティブカンパニー〈シズる〉の代表を務める鳥羽周作シェフ。コロナ禍でも新たな試みを次々手掛ける鳥羽シェフが次に提案するのは……クラフトマヨネーズ!本来の風味を活かした、その名も「ふつうのマヨネーズ」が7月1日からオンラインで販売中。では、スーパーで買えるマヨネーズとはどう違うのでしょうか?お店で2日間限定で行われた、マヨネーズがメインのフルコース『ふつうのマヨネーズのふつうじゃないコース』を取材!その楽しみ方を体験してきました。
風味を最大限に活かしたクラフトマヨネーズ。
「ふつうのマヨネーズ」1箱(小瓶3つ入り)3,800円。
「ふつうのマヨネーズ」は、「価格」や「日持ち」などの観点を取っ払い、本来の風味を活かすことを最優先にしてつくられたマヨネーズ。透明感があり、優しい口当たり。他の素材と合わせると甘みや旨みが引き立つような味わいを目指しています。
その分賞味期限は短く、一般的なマヨネーズのおよそ1/3となる120日。また、こだわりが詰まっているためお値段も高めです。短い期間でおいしく食べ切れるよう、小分けの瓶で販売されています。
「『こんなマヨネーズがあったらいいな』という僕の理想を形にしました。これがみんなの"ふつう"になったらいいなと想いを込めて、この名前を付けたんです」と鳥羽シェフ。
そんな「ふつうのマヨネーズ」。どんなふうに楽しむのが良いのでしょうか?
ここからは、7月7日、14日の2日間限定で行われた、マヨネーズがメインの『ふつうのマヨネーズのふつうじゃないコース by sio』の体験レポートをお届けします。
マヨネーズがメインの5品のコースを体験。
「ふつうのマヨネーズ」だからこそ実現できる楽しみ方。それをたくさんの人に体感してもらおうと開催されたのが、『ふつうのマヨネーズのふつうじゃないコース by sio』。
5品から構成されたショートコース。
エントリーは空白の()括弧とマヨネーズです。()には何が入るのかと思っていたら……。
「ふつうのマヨネーズ」そのものが登場!
どんな味なのかとスプーンをそのまま口に運んでみると、明らかにいつも食べているマヨネーズと違う味!
なめらかな舌触りを感じた後にコクのある甘み。あとからじわじわと卵の風味や酸味が伝わってきます。お酢特有のツンとした酸っぱさはほとんどなく、まろやかな味わい。
このマヨネーズがこれからどんな料理とマリアージュするのか、楽しみになってきました!
続いては(野菜)とマヨネーズ。
野菜スティックにマヨネーズをディップする王道の食べ方を〈sio〉流にアレンジ。大根やにんじん、きゅうり、ラディッシュが丸くスライスして飾られており、なんともかわいらしいひと皿です。
「ふつうのマヨネーズ」をたっぷりつけて食べてみると、野菜の甘みが驚くほど伝わってきます。
鳥羽シェフのおすすめは「にんじん」。3歳になるシェフのお子さんは、きゅうりにたっぷり付けて食べるのがお気に入りなのだそう。
次は(エビ)とマヨネーズ。
いわゆる"エビマヨ"ですが、加熱すると「ふつうのマヨネーズ」の良さが薄れてしまうので、そのまま下に敷いているとのこと。エビは塩胡椒、にんにくで焼いただけの究極シンプルな一品。上にはフェンネルやイタリアンパセリを添えています。
エビとマヨネーズ、ハーブを一緒に口に運ぶと、「ふつうのマヨネーズ」がソースとして力を発揮。弾けるようなエビの歯ごたえとともに、マヨネーズのクリーミーさや卵感がとてもよく引き立っています。
4品目の(豚肉)とマヨネーズでは、豚肉のしょうが焼きが登場。
しょうが焼きと言えば薄切りの豚肉が定番ですが、こちらのコースでは厚切りの豚肩ロースを美しくソテーに。バターとしょうがを使ったソースを添えています。
ここでもマヨネーズが合いました!食べごたえのあるジューシーな豚肉の脂や旨みを、マヨネーズがまろやかに包んでくれるような味わいです。
また、ここでおすすめされたのは(ごはん)とマヨネーズ。「ふつうのマヨネーズ」がごはんの湯気でゆるく溶けていき、今までとは違った風味が楽しめます。
最後のデザートは(アイス)とマヨネーズ。
ミルクと練乳のみというジェラートは、お店でつくりたて。そのジェラートの下にも、たっぷりと「ふつうのマヨネーズ」が敷かれています。
卵の風味が伝わる濃厚さ。口の中で甘さとしょっぱさが交互に訪れ、次々にスプーンを運びたくなるような味わいでした。
使い方はさまざま。好みやシーンで選ぶ楽しみを提案する「ふつうのマヨネーズ」。
従来の「マヨネーズってこういうもの」という考えを覆すような、新しい楽しみ方を提案する「ふつうのマヨネーズ」。そのまま食べるのはもちろん、素材にひと塗りするだけで料理として成立しそうな可能性を感じました。
イベントに訪れたお客さんを前に挨拶した鳥羽シェフ。
「マヨネーズも、色んな種類があっていいと思うんすよね。手軽に使いたい時はスーパーで。ちょっと時間がある時は『ふつうのマヨネーズ』って。その人の好みやシーンで使い分けられる選択肢があるって、幸せなことだと思うんです」と熱量豊かに話す姿がとても印象的でした。
今回のコースのような合わせ方のほかにも、「卵のオープンサンド」や「シーザーサラダ」、「さつまいもチップス」にもおすすめとか。さまざまな組み合わせを試したくなる「ふつうのマヨネーズ」。ぜひ一度味わってみては?
「ふつうのマヨネーズ」
価格:1箱(3ピース)3,800円/3箱セット(9ピース)11,400円(いずれも税込み、送料別)
原材料:食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、砂糖類(砂糖、水あめ)、マスタード、食塩。(一部卵を含む)
内容量:120g
賞味期限:製造日から120日間( 開封後は賞味期限にかかわらず1週間程度)
販売サイト
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