〈SUNAO〉のカトラリー|くびれのあるデザインと、ずしっとした程よい重さが個人的にツボ。お菓子作りにも大活躍!
Hanako.tokyo / 2021年7月21日 13時0分
仕事を頑張る上で欠かせない、持っているだけで気分を高めてくれるアイテムってありますよね。この連載では、ハナコラボ パートナーたちが愛用しているマストアイテムをご紹介。今回は不動産会社プロデューサー、焼き菓子屋〈カサネ〉オーナーとして活躍する矢野仁穂さんに話を聞きました。
今回、愛用品を紹介してくれるハナコラボ パートナーは…
名前:矢野仁穂さん(やの・きみほ)
職業:不動産会社プロデューサー、焼き菓子屋〈カサネ〉オーナー
年齢:23歳
昨年大学を卒業し、リノベーションや住宅販売などを扱う不動産会社に就職した矢野さん。「将来の夢は小さなカフェを開くこと。お店を居心地のいい空間にするため、まずは建築を学ぼうと、現在の会社に就職しました」。メインは一棟ビルをリノベーションして、複合施設をつくる案件の運営企画。ちなみに施設は無事今月の7月にオープンした。
矢野さんには、焼き菓子屋〈カサネ〉のオーナーというもう一つの顔がある。「昨年、コロナ禍で自粛ムードだったとき、友人たちがSNSで退屈そうにしているのを見かけて何かできないかなと。当時は在宅ワークが多かったため、趣味のお菓子作りを副業にしてみようと思い始めました」。こうして昨年6月に〈カサネ〉がスタート。幼い頃からお母様と作っていたクッキーをメインに、季節の果物やそのとき感じたテーマを盛り込んだ焼き菓子のセットを通信販売している。「まず販売のタイミングを決めたら、インスタグラムで注文を受け付け。基本的に知り合いがメインなので、手紙を添えるなどプレゼント感覚で作っています。なかなか地元に帰ることができない状況なので、知人が頼んでくれるとうれしい!」焼き菓子のテーマは“毎日食べても飽きないもの”。「砂糖は一般のレシピの8割程度で、代わりにドライフルーツを入れて自然の甘さをプラス。さらに、全粒粉を使って素材本来の味を引き出すのがこだわりです。私自身、痩せたいけどおいしいものが食べたいので、罪悪感のないお菓子を作るよう心がけています」。
今年8月には現在の会社を退職し、次のステップへ。「この1年、複合施設の中にある誰でもキッチンを借りて営業ができるシェアキッチンを担当したり、焼き菓子の販売に挑戦するなかで、“自分が本当に届けたいものはなんだろう”と思い始めて。そんなとき、憧れのシェフが新しい事業を立ち上げるという記事を見つけ、いま行かなければ後悔すると思い転職を決意しました」。仕事内容は飲食店のプロデュース。新店舗の準備など徐々に取り掛かっているそう。「素晴らしい方々ばかりで、ミーティングのたびに圧倒されています。不動産で学んだことはもちろん、〈カサネ〉をよりいいものにするために悩んだり頑張ったことも役に立つことが多く、やっていてよかったなと思います」。
将来の目標は?「いまは新しい会社でついていくのに必死なので、いつか事業を任せてもらえるようになりたいです。あとは、飲食って人にとっては生活の一部で、暮らしの基礎に関わってくることだと思うので、仕事はもちろん、自分自身の暮らしも楽しみたい。将来はカフェを開くのを目標に、いまはがむしゃらに頑張りたい。そして〈カサネ〉での焼き菓子販売もマイペースに続けていけたらと思います」。
お菓子作りに欠かせない愛用品。
幼い頃からお菓子作りをしていたという矢野さん。お母様から教えてもらったレシピをベースに、様々な書籍を読んで研究している。そんなお菓子作りに欠かせない調理器具は、意外にも自宅にありそうなものばかり。「母が家にあるもので作っていたので、私も特別な調理器具は使いません。新しく購入したものから母や祖母のお下がりまで様々。引っ越しのたびに断捨離をするため、色々試して、本当によかったと思えるものだけ家に置いてあります」。
使い勝手抜群&見た目もかわいい耐熱ボウル。
耐熱ガラスのブランド〈HARIO〉のボウル。「以前は100均一で購入したものを使っていましたが、プレゼントでいただいて以来ずっとお気に入り。すっきりしたデザインは写真映えしますし、底が深めなので混ぜているときに粉飛びしないのもいい。何より、耐熱なのでそのまま電子レンジに入れられて便利です!以前、特大の寒天を作ったときも大活躍してくれて、いまでは欠かせない存在です」。
料理を食べるときも、お菓子作りにも使えるカトラリー。
“日本の食卓に合うカトラリー”をコンセプトにしたカトラリーブランド〈SUNAO〉。「引っ越しのタイミングでカトラリーをそろえようと思い購入。日々活躍するものですし、どうせなら国産で使いやすいデザインのものが欲しいなと思っていたときに〈SUNAO〉に出会いました。くびれのあるデザインと、しっかり重みがあって手におさまるのが個人的にツボ。そして、お菓子作りのときも大活躍!スプーンでクッキーの形を整えたり、フォークでは穴を開けたり、実は万能なんです」。
焼き菓子の型は少しずつ集めたとっておきのもの。
クッキーやカヌレ、ケーキなどの焼き菓子に必要な型は、自宅に15個ほどあるそう。「祖母や母、地元のカフェのオーナーから譲り受けたものが多く、少しずつ集めました。ブランドなど特にこだわりはありませんが、しいて言うなら、使い慣れた型のほうが材料の計算がしやすくて好き。生地を余らずに全部流し入れたときは快感です(笑)。また、型の素材はシリコンゴムも便利ですが、私は焼き菓子のカリッと感が出したいのでアルミや鉄をチョイス。素材によって仕上がりが微妙に変わってくるのもおもしろいです。まだまだ欲しい型はありますが、少しずつ集めるのもいいかなと思い、いまは半年〜1年に1個購入しています」。
【今月の日常の一コマ】「花のある暮らし」を楽しんでいます!
社会人になってから家に花を飾るのが習慣に。「以前は水やりが面倒だなとドライフラワーを選ぶことが多かったのですが、いまは生花の気分。バタバタする朝の出勤前に、ふと足を止めて水やりをするといい気分転換に。“お、今日もいい日じゃん”って思えるんですよね。散歩の帰り道や友人と会う前など、時間を作って花屋にもよく行くようになりました。行きつけは川崎にある〈hana-naya〉で、オーナーさんが仕入れる花が2週間たっても枯れないから驚き。花束が素敵なのでおすすめ。ちなみに写真は〈NEWoMan新宿〉に新しくオープンした〈ew.note〉の花で、友人のプレゼントを購入しました。
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