働く女子が実践している「サステナブルな暮らし」8選。便利なアイテムも要チェック。
Hanako.tokyo / 2021年8月2日 18時0分
環境のためにできること、小さなことからはじめませんか?今回は、働く女子が今、環境のために実践していることをご紹介します。どれも簡単に生活に取り入れやすいアイデアばかりです。
1.炊飯器と電子レンジの代わりに鍋を活用。/ヘアメイク・〈リーカ〉ディレクターの松田未来さん
マンション暮らしで置くスペースが限られているからと、長年炊飯器と電子レンジを持たず〈ストウブ〉の鍋でまかなっている。炊飯に特化した小さい鍋で都度1回分のご飯を炊き、食べきるそう。冷凍食材の解凍や料理の温め直しは右のスチーム専用鍋を活用しているため、使い捨てラップは常備していないとか。
2.長く愛し、使い続けたいものを。/ヘアメイク・〈リーカ〉ディレクターの松田未来さん
「好みが変わらない限りは使い続けますし、好みもそう変わらないんです」と話す松田未来さん。愛用のプレートと、花器はメキシコのヴィンテージで、花器は100年も前のもの。「メキシコからやってきて受け継ぐのだから大切に使いたい」。長く使えるものをとコラボして作ったイヤリングは、K18コーティング。リングはK18。
Profile…松田未来さん(まつだ・みらい)/兵庫県出身。ヘアメイクアップアーティストとして女性誌や広告で活躍。コスメブランド〈リーカ〉のディレクションも手がける。インスタグラム(@mira0911)で圧倒的支持を得て、9月に初の著書『私が私らしく生きる美学』(双葉社)を上梓。
(Hanako1190号掲載/photo : Akiko Baba, Aya Sunahara, Kyosuke Azuma)
3.必要な分を自家製。おいしく健康へ導く発酵食生活。/モデル・イラストレーターの香菜子さん
〈Vitantonio〉のヨーグルトメーカーでヨーグルトや甘酒、塩麹を手作りしている。以前はスーパーなどで買っていたが、今は無駄なく好きな分を味わえるように。パッケージのゴミも減ったばかりか、〈WECK〉の瓶に入れてラベルを貼り、“お店屋さんごっこ”の気分でパッケージングを楽しめる、うれしい発見も。
4.キッチンを楽しみ、効率化するための創意工夫。/モデル・イラストレーターの香菜子さん
21年目の住まいに飽きてきたので、キッチンの棚を白からブルーグレーに自分たちで塗り替え、気分転換。新たな愛着が生まれた。冷蔵庫にはお茶用のラベルがスタンバイ。黒いマスキングテープに修正ペンで書いただけの、さりげなさがおしゃれ。家族の誰が見ても中身がわかるようになり、食品ロス対策に。
Profile…香菜子(かなこ)/女子美術大学工芸科卒業。モデル、イラストレーターとして活躍する傍ら、ホテル備品をイメージしたプロダクトブランド〈HOTEL VILHELMS〉を主宰。2人の子を持つ母でもあり、アイデアとセンスが光る豊かなライフスタイルにも注目が集まる。
(Hanako1190号掲載/photo : Akiko Baba, Aya Sunahara, Kyosuke Azuma)
5.プランターや鉢でハーブや野菜を自家栽培。/ニットクリエイターの蓮沼千紘さん
自宅で野菜を栽培、収穫、調理、生ゴミを土へ。おいしくて幸せな循環
自宅で野菜を栽培、収穫、調理、生ゴミを土へ。おいしくて幸せな循環ベランダに棚を設置し、ハーブゾーン、野菜ゾーンなどと大まかにエリアを分けながら栽培。虫除けになるミントやマリーゴールド、土へ窒素を送り込んで栄養を多く取り込めるクローバーを近くに植えて、環境をさらに良好に。
6.調理中に出た生ゴミは乾燥させてコンポストへ。/ニットクリエイターの蓮沼千紘さん
野菜くずは、〈島産業〉の生ゴミ減量乾燥機「パリパリキューブライトアルファ」へ。約4時間後には乾燥し、においや虫の発生と無縁になる。これを米ぬかと一緒に土へ埋めて2週間おけば、生ゴミが分解され、栄養たっぷりの土が完成。
Profile…蓮沼千紘(はすぬま・ちひろ)/ハンドニットブランド〈an/eddy〉を手がける。国内外で個展を行い、独創的な作品は雑誌や広告、アーティストの衣装などに幅広く起用されている。〈UNIQLO TOKYO〉で開催中のサステナブルがテーマの展示も話題に(11月中旬まで開催予定)。
(Hanako1190号掲載/photo : Akiko Baba, Aya Sunahara, Kyosuke Azuma)
7.使い捨てていた紙の消耗品を1繰り返し使える布へシフト。/〈DEPT COMPANY〉代表 eriさん
「布キッチンペーパー」の製作工程。リネンの布団カバーをキッチンペーパーの芯の幅にカット。手をふいたり、野菜の水気を取ったり、台ふきに。紙だと一日に複数枚使っていたのが、布なら1枚で済むのもメリット。
8.野菜は産直サービスで買い、プラフリーの梱包依頼を。/〈DEPT COMPANY〉代表 eriさん
食品輸送にかかるエネルギーを抑えるため、「ポケットマルシェ」や「食べチョク」などのサイトから、近距離の農家へ野菜をオーダー。ポリ袋を使わないよう頼んでいる。梱包材の新聞紙は愛猫のトイレ掃除などに利用。
Profile…eri(えり)/ニューヨーク生まれ、東京育ち。ヴィンテージストア〈デプト〉オーナー兼バイヤー〈mother〉〈TOWA CERAMICS〉〈VTOPIA〉デザイナー。国際的視野で環境への思いや服作りの哲学を発信するインスタグラム(@e_r_i_e_r_i)も話題を集めている。
(Hanako1190号掲載/photo : Akiko Baba, Aya Sunahara, Kyosuke Azuma)
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