大胆アレンジ！ねぎ豚だし巻きそうめん｜～細川芙美の「SIDE-Bクッキング」～

ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第33回は、だし巻き卵をのせるだけのアレンジそうめんを紹介します。

今回のテーマ：「大胆アレンジ！ねぎ豚だし巻きそうめん」

夏はやっぱりそうめんだよね

暑さにやられそうな日はそうめんの出番！毎年そうやってきたじゃないか！卵焼きはどきどきしながら作る…ちょっとエキサイティング。涼しい部屋で、料理を楽しもう。トリッキーでありながらどこかうなずいてしまう「そうめん×卵焼き」の組み合わせに、B面女子は舌鼓。

材料（1人分）
長ねぎ…1/3本
豚バラ肉…70g
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
醤油…小さじ1
砂糖…小さじ1
そうめん…100g
大根…50g
卵…2個
ししとう…3本
サラダ油…適量
青ねぎ…1本
めんつゆ…適量

卵焼き調味料
水…大さじ3
砂糖…小さじ1
醤油…小さじ1
酒…小さじ1

みじん切りしていると暑くなりそうなので…。

【POINT】タテ半分にしたら…。

【POINT】1cm幅に。

【POINT】豚バラ肉も同じくらいの大きさに切る。

【POINT】中火にかけて。

【POINT】豚肉の色が変わったら長ねぎを投入！

【1】極力汗をかきたくないので、食材は大胆に切っていきます。長ねぎはタテ半分に切ったら1cm幅に。豚バラ肉も同じくらいの幅で短冊切りに。フライパンに豚バラ肉を入れ、中火で炒めて色が変わってきたら、長ねぎを加えて炒める。

鍋止めで一石二鳥！

【POINT】酒でコク。

【POINT】みりんで甘味。

【POINT】醤油、砂糖で味をキメる。

【POINT】なじんだら…。

【POINT】鍋止め。

【2】酒、みりん、醤油、砂糖を入れたらさっと炒め、なじんだら火から離して鍋止め（鍋から出さずに冷ますこと）をする。味も染み込むし、コンロの火も消せるので一石二鳥。

そうめんは先に茹でておくこと。

【POINT】沸騰したお湯にそうめんを入れる。

【POINT】流水にさらしてね。

【POINT】大根は辛味のある先端を。

【POINT】高速でおろすとますます辛くなる。

【3】鍋にたっぷりのお湯を沸かしたら、そうめんを茹でる。袋に記載されている時間通りに茹でたら、ざるに上げて軽くもむように洗い、あら熱がとれるまで流水にさらす。大根は皮をむいておろし器で大根おろしに。

お水少々で柔らか食感の卵焼きに。

【POINT】卵を溶いたら…。

【POINT】調味料と水を少し入れて柔らか食感に。

【POINT】トッピング用のししとうは先に焼く。

【POINT】サラダ油の準備も忘れずに。

【4】ボウルに卵を割り入れ、を加えてかき混ぜる。今回はそうめんとなじみがいい柔らかめの卵焼きが作りたいので、水少量（分量外）を入れておくこと。ししとうは、少量のサラダ油をひいた卵焼き用フライパンで先に焼いておく。卵焼き用のサラダ油は小皿に入れて準備。

上手くできるかどきどき！卵焼きエキサイティング！

【POINT】ジュッと音がしたらOK。

【POINT】卵液の1/3量を流し入れる。

【POINT】全体に広げたら…。

【POINT】下半分にねぎ豚を。

【POINT】上半分を折りたたむ。

【5】卵焼き用フライパンにサラダ油をひいたら中火に。卵液をつけた箸先をフライパンにつけてジュッと音がなったら温まった合図。弱火にし、卵液の1/3量を流し入れて全体に広げる。半熟に焼けてきたら2の具を下半分にのせ、上半分の卵を手前に折りたたむ。

3回勝負の白熱戦は、終わりよければすべてよし。

【POINT】サラダ油小さじ1ひき…。

【POINT】半量の卵液を流し入れる。

【POINT】持ち上げて下も忘れずに。

【POINT】勢いでひっくり返す。

【POINT】最後に1回繰り返す。

【6】サラダ油は十分な量を常に。巻くたびに小さじ1程度のサラダ油をひくこと。2回目は、ボウルに残っている半量の卵液を流し入れ、同様に折りたたむ。具がたっぷりなので少しむずかしいかもしれませんが、3回目できれいに仕上がれば大丈夫！

盛り付けは大胆でよし！（卵焼き頑張ったので）

【POINT】そのまま持ち上げて。

【POINT】折りたたむようにして盛り付け。

【POINT】卵焼きはスライドしてのせる。

【POINT】青ねぎはハサミでOK。

【7】ボウルからそうめんを持ち上げたら、そのまま折りたたむようにして盛り付け。このとき、卵焼きよりひとまわり大きいサイズにしておくとGOOD。卵焼きはまな板からすべらせてそうめんの上にのせ、大根おろし、ししとうを添えて。ハサミで斜めにカットした青ねぎを散らし、仕上げにめんつゆをかけたら完成。

頑張って作ってよかったなと思える料理は、楽しんで作っていた証拠。そして、絶対おいしい。一口、一口食べ進めるごとに必ず笑みがこぼれる。断言できるほど、私は今回の一皿に大満足しているようだ。

今回のB面撮影裏側日記

1回、1回巻き終わるたびに「ちゃんと撮れました！？」と確認する細川。始まる前も、かなり意気込んでいた模様。

A面、B面女子とは…？

料理ライフを楽しむキラキラA面女子（SIDE-A）がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい！」のが本音。そんなB面女子（SIDE-B）の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中！Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA＆B面をチェックして！