いつもの豚丼に、ゆで卵の照り焼きを添えて|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
Hanako.tokyo / 2021年8月27日 15時0分
ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第34回は、ゆで卵の照り焼きをのせた豚丼を紹介します。
今回のテーマ:「いつもの豚丼に、ゆで卵の照り焼きを添えて」
しかし、冷蔵庫でよく見かける食材だな。
正直、いつもいつも新しいものを作るほど私の好奇心は前向きではない・・そんな時もある。豚バラ肉をネギと炒めてご飯にのっけてしまうだけで今日はいいんだよ・・・そんな日もある。乗り気じゃない日に一手間を加えた私には、いつもの何百倍も賞賛を与えよう。
材料(1人分)
米…どんぶり1杯分(0.5合)
長ねぎ…1/4本
青ねぎ…1本
ししとう…2本
大根…5cm幅
豚バラ肉…140g
にんにく…1片
きび砂糖…小さじ1/4
塩…適量
酒…小さじ1
みりん…小さじ1
醤油…小さじ1/2
サラダ油…適量
黒胡椒…少々
白ごま…適量
照り焼き卵
卵…1個
酒…小さじ2
醤油…小さじ1
みりん…小さじ3
「炊きたてご飯」ってだけでごちそうです…。
【POINT】食べる分だけ炊くといい。
【POINT】ざるを斜めにして水きり。
【POINT】(おまけ)細川家の調理道具はこれだけ。
【1】ざるに入れたお米を洗ったら水をきる(豆知識:ざるを斜めにするとよくきれる)。ちなみに炊飯器はかさばるので、我が家では電鍋を使用。ということで、ご飯を炊いておきます。
自炊における、ねぎの扱い方について。
【POINT】白髪ねぎは生で。
【POINT】長ねぎの半分は炒める用に斜め切り。
【POINT】青ねぎは色の変わるところで分ける。
【POINT】炒める用の下半分は斜め切り。
【POINT】上半分は生で食べる!
【2】連載ではおなじみ!ねぎの切り方を改めて解説。野菜の種類が少ないときは、切り方を変えたり、炒める用とトッピング用で使い分けてアレンジを。長ねぎの半分はトッピング用の白髪ねぎ、残りは斜め切りに。青ねぎは下の白い部分は斜め切り、上の柔らかい部分はトッピング用に2〜3cm幅で切る。
決め手は“相性のよさ”と“日持ちする野菜”。
【POINT】先端は斜めに切り落とす。
【POINT】爆発予防の空気穴をあけておく。
【POINT】まずは半分。
【POINT】さらに半分ずつ。
【POINT】1列にして…。
【POINT】均等にいちょう切り。
【3】冷蔵庫に保管してより日持ちする野菜には、安心感があります。大根などの根菜は特に、ししとうも葉物野菜に比べて持ちがいいのでチョイス。ししとうは先端部分を斜めに削ぎ落としたら、包丁で1箇所穴を開けておく。大根は厚めに皮を剥き、2〜3mm前後のいちょう切りにする。
「肉まな板で切りたくないんだよなぁ」ってとき。
【POINT】はさみで切っちゃう。
【POINT】にんにくはおろして。
【POINT】きび砂糖はやっぱりいい!
【POINT】塩はあと。
【POINT】酒、みりん、醤油を加える。
【POINT】しっかり和えて。
【4】はさみは本当に便利。特にトングばさみは手放せない存在になりました。豚バラ肉を3cmほどの幅に切ったらうつわへ。おろしにんにく、きび砂糖、塩少々を加えて和える。酒、みりん、醤油を合わせてさらに和えて。
あとはいつも通りで。
【POINT】沸騰したところへ卵をIN。
【POINT】まずは油なしでOK。
【POINT】お肉の色が変わったら、斜めに切った2種類のねぎを。
【POINT】ボウルに取り出す。
【POINT】同じフライパンに油を引く。
【POINT】焦げ目がつくまで焼いて。
【5】ゆで卵を作る。沸騰したお湯に卵を入れたら弱火で7分。冷蔵庫から出したての場合は7分30秒ほどゆでる。フライパンに豚バラ肉をのせ、中火で炒める。色が変わってきたら斜め切りした2種類のねぎを入れ、しんなりするまで炒める。ボウルに取り出し、フライパンをさっと拭いたらサラダ油を引き、強火でししとうと大根を炒める。焦げ目がついたら塩少々と黒胡椒を振って。ししとうのほうがはやく焼けるので先に取り出し、豚バラ肉とねぎが入ったボウルへ。
ゆで卵を照り焼きにする手間。いつもの豚丼に華を!
【POINT】ゆで上がったら流水にさらしながら皮を剥く。
【POINT】まずは酒。
【POINT】次に醤油。
【POINT】最後にみりん。
【POINT】沸いたらゆで卵を入れる。
【POINT】しっかり煮詰めて。
【6】卵はゆで上がったら流水にさらして冷まし、やさしく皮を剥く。小さいフライパンに酒、醤油、みりんを入れて沸いたらゆで卵を加える。卵の表面にツヤが出て、香ばしくなるまで煮詰めて。
豚肉を差し置いて、ゆで卵の照り焼きが主役に。
【POINT】いつだって炊きたてが1番。
【POINT】ご飯の上に…。
【POINT】もちろん、卵はセンターを飾ります。
【POINT】ししとう、トッピング用のねぎを添えて。
【7】炊き上がったご飯をうつわに盛り、ボウルに入れたししとう以外をのせる。センターにゆで卵の照り焼き、まわりにししとう、トッピング用の白髪ねぎと青ねぎをのせたら、仕上げに白ごまで決める。
ゆで卵にひと手間加えるだけ!外側のタレはもちろん、ちゃんと白身の味もする。見ているだけで、まずはご飯2口はいけそうです。にんにく強めなので、気になる方は半量にしてくださいネ!
今回のB面撮影裏側日記
「料理は気持ちでやらせてもらってます!調理器具じゃない、情熱が大事」そういきがる細川が、これだけの調理器具でやってますってことをロックに伝えたときの写真です。
A面、B面女子とは…?
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!
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