【SDGs】令和時代の賢い買い物術!お財布にも、環境にも優しく。
Hanako.tokyo / 2021年10月14日 19時30分
環境保護のキーワードの一つ、ごみを減らす「リデュース」の心で、無駄のない買い方、捨てなくて済む方法を探してみて。捨てるストレスがなくなり、節約もできていいことずくめ!「かわいい」「安い」と衝動で選んできた買い物。これからは環境への負荷が少ないことも選択肢に。
冷蔵庫にある食材をメモしてスーパーへ。
買い物から帰って冷蔵庫を開けたときの「あ、同じもの買っちゃった...」は、すごくがっかり。家のフードロスを防ぐために、買い物前に在庫、もしくは買いたいものをメモしよう。このメモがあると、スーパーで献立のメニューを考えやすいという副産物も。
3回「欲しい」と思ったら買う。
衝動買いしたい気持ちを一旦ストップ。自分の本気度を見極めるには「欲しい」を3回ためるのが確実だ。「エスプレッソメーカーが欲しい」と思ったのが2回なら「一過性かも」、3回なら「買い!」というように。自分なりのルールが無駄買いのストッパーに。
なるべく自転車で移動する。
1.5km離れた場所への往復にガソリン自動車を使うと、CO2の排出量は約440g。電車なら約60g。自転車なら...もちろんゼロ!そして交通費もゼロ!空気を汚さずに移動できて、運動不足解消にもいい。そして、風をダイレクトに受ける気持ちよさのおまけ付き。
量り売りを利用する。
〈パタゴニア〉は洗剤の量り売りも。ごみが出ずノーストレス。(編集者、エッセイスト・中村暁野さん)
使いきれる分だけを。精肉店のほか、洗剤や調味料の量り売りも増加中。マイ容器に入れられて、容器のごみを減らせるのもうれしい。
(Hanako1185号掲載/photo:Natsumi Kakuto styling:YuiOtani illustration:SANDER STUDIO text:Tomoko Yanagisawa edit:NaoYoshida)
手前から商品を取るだけでもフードロスが防げる!
消費・賞味期限が少しでも長い商品を買おうと棚の奥から取ってしまうと、期限が近い商品が売れ残って、廃棄されてしまうことに。すぐに食べるなら棚の手前の期限が近いものから取る“てまえどり”を心がけよう。また、期限表示について正しく知ることも大切。品質の劣化が早い食品に表示される消費期限は「過ぎたら食べないほうがよい期限」だが、品質が劣化しにくい食品に付けられる賞味期限は「おいしく食べることができる期限」のこと。賞味期限が1日過ぎたからといって食べられなくなるわけではないので個別に判断を。
食べ切れる量だけを購入して無駄を減らそう。
無駄を出さないためには、必要な分だけ購入するのが鉄則。特売品を安いからとまとめ買いしてしまうと使い切れなかったり、買ったことを忘れてしまったり。ひとり暮らしでなかなか食材を使い切れない場合はカット野菜などの少量パックを選んだり、量り売りを利用するのもおすすめ。最近はナッツやドライフルーツ、調味料などを量り売りする専門店やスーパーマーケットも増えている。また、クリスマスケーキ、節分の恵方巻などの予約できる季節商品は、食べ切れないサイズを購入して廃棄されてしまいがちなので、食べ切れる量を意識しよう。
(Hanako1198号掲載/photo : Satoru Nakano styling : Ami Kanno cooking : Naoya Higuchi illustration : Yu Tokumaru text : Rie Ochi, Satoko Kanai edit : Yuko Watari)
買い物にはお気に入りのエコバッグを持参!
2020年7月1日から、コンビニやスーパーの多くでビニール袋有料化に。これからはエコバッグを持ち歩くのがスタンダードになりそう。働く女子の愛用エコバッグ、気になりませんか?今回は編集部メンバーの愛用エコバッグ事情を調査。エコバッグを使う時には、こまめに洗って衛生的にしておくことも大切です!
エコの国・ドイツに留学時から愛用中!
ドイツに留学してから環境問題に興味を持ち、ここ5年くらいマイバッグを必ず持ち歩いています。愛用しているのは、コットン製とビニール製の2つ。どちらも耐久性がありコンパクトになるので買い物はもちろんサブバッグとして、また旅行の時でも大活躍です。とにかくマイバッグは、かばんにいつも入れておけるコンパクトなものがおすすめです。(ウェブエディター・小林)
フードロス解消商品&フードシェアサービスでおいしく食べて社会貢献。
おいしく食べて社会貢献できる、そんなフードロス解消商品&フードシェアサービスをご紹介!
1.〈豊洲市場ドットコム〉
日本中の食材が集まる豊洲市場の通販サイト「豊洲市場ドットコム」。現在は、コロナの影響で消費が落ち込み困っている生産者を助けるため、農林水産省の販売促進事業「元気いただきます」プロジェクトに参加。和牛やマグロなどの海産物、旬のフルーツなど対象の商品は送料無料で購入できる。
2.〈ZENB〉
「ZENB」はお酢やぽん酢で知られる〈ミツカン〉が、食品ロスの削減と未来の食糧不足を考えて始めたプロジェクト。「植物を可能なかぎり丸ごと食べる」ことでゴミを減らし、植物の栄養とおいしさを最大限に引き出したスティックやペースト、植物性たんぱく質が豊富な黄えんどう豆を使ったヌードルなどを販売。
3.〈TABETE〉
料理が余ってしまって捨てるしかない飲食店と、おいしいものを安く購入したい消費者をマッチングするのが、フードシェアリングの「TABETE」。余ってしまった料理を店が出品すれば、購入したい人はアプリで決済してお店に引き取りに行く仕組み。商品はすべて680円以下なのでお得にテイクアウトできる。
(Hanako1190号掲載/photo:Shinnosuke Yoshimori, Jun Hasegawa , Yoichiro Kikuchi text:Keiko Kodera, Ayumi Shirasaka edit:Kana Umehara)
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