「カレーを通じて、みんなが楽しい思えるコミュニティを広げていきたい」/〈6curry〉ブランドプロデューサー・もりゆかさん
Hanako.tokyo / 2021年10月23日 12時0分
仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!
今回、紹介するハナコラボ パートナーは…
店舗にはコミュニティで作ったカレーの関連商品や会員向けの会報誌が。
イベントは主にカレーで使用する6種類のスパイスが主役。
名前:もりゆか
年齢:33歳
職業:〈6curry〉ブランドプロデューサー
会員制・招待制コミュニティ〈6curry〉のブランドプロデューサーとして活躍するもりゆかさん。「“具材やスパイスを混ぜて作るカレーのように、人が集まって交流できる場を作りたい”という想いのもとにスタートしました。現在の会員は300名ほどで、月額3,980円で毎日1食のカレーが無料で食べられるほか、1日店長体験やカレーワークショップなどのコミュニティイベントに参加できます」。店舗で開催されるイベントは、ほぼ毎日開催。週末にはスパイスカレーのフルコースが食べられる晩餐会も。「基本的にカレーと関連した内容が多く、先日はスパイス塩を振りかけたカレーと合うフライドポテトを作るイベントをしました」。
もりゆかさんは、全体の事業計画や方向性を考えるほか、社員のマネジメントも担当。「現在は恵比寿と渋谷に店舗があるのですが、次はどのエリアに作ろうとか、会員のみなさんとどのようなことができるかなどを日々模索しています。私はカレーが作れるわけではないので、お店ではカウンター側に立っておしゃべりを楽しみつつ、場に溶け込めていない方がいないかをチェックします」。
まだまだ人数が少ないベンチャー企業のため、課題は多い。「“コミュニティの飲食店”って、いる人や場所によって変わるため、ビジネスモデルの正解がないんです。そのため不安になることもありますが、2〜3年一緒に取り組んできたメンバーなので、『失敗してもわかったことがあるからいいよね!』とポジティブに手を取り合って頑張っています」。いまの課題はアフターコロナでの活動。「飲食をしながらのコミュニケーションなので、いままで通りできないことも多々あります。それでも、今後はどのようにしたら“みんなでやる”ことができるのか…正解を見つけたいです」。
今後の目標は?「1都道府県につき1〈6curry〉を目指したい!当初、渋谷店は恵比寿店に集まりすぎた人を分散させる目的で作りましたが、集まる人や街の雰囲気で全然違う空間になりました。それがきっかけで、あの街に作ったらどんな〈6curry〉になるだろうと思い描くように。会員の方々からも『大人になってから利害関係のない友人ができてうれしい』という声が多く、様々な地域の会員同士が交流を深めて、つながりの輪を広げられたら素敵ですよね」。
【もりゆかさんをつくる3つのこと】1.1日1食はスパイスカレーを食べる
限定メニュー「味噌キーマカレー」に温泉卵をトッピング。
「いただきま〜す!」(もりゆかさん)
温泉卵がとろ〜り。カレーとの相性は抜群です。
幸せそうな笑顔!
コミュニティで立ち上げたビア部が開発した「6BEER」で乾杯。オレンジ、レモン、バナナのようなフルーティーな香りで、ビール初心者でも飲みやすい味。
旦那様の影響でカレーが好きになったというもりゆかさん。いまでは仕事はもちろん、プライベートでも食べることが多いそう。「自宅で作ったり、〈6curry〉のまかないや他店に食べに行くことも。分析するわけではなく、ただただ好きで食べています(笑)。写真は〈6curry〉の限定メニュー『味噌キーマカレー』に温泉卵をトッピングしたもの。カレーっておにぎりや火鍋など色々アレンジできるから飽きないんですよね。1日1食は食べているかもしれません」。
【もりゆかさんをつくる3つのこと】2.なんでもノートに書いて頭の中を整理する
展覧会や美術館のチケットも貼る。
未来のやることリストは、数ページ先に書いて、後々思い出せるように。
〈ツバメノート〉の「ツバメ中性紙フールス」と、〈ぺんてる〉のサインペン。ノートの表紙には、もらったシールをぺたぺた。
社会人になってから10年間、毎日ノートに書くことを欠かさない。「その日にやることはもちろん、読書メモ、下半期の目標など、大半は仕事に関することを書いています。パソコンを開いているとメールなどの事務作業をついついしてしまうため、考え事をするときは必ず閉じて、ノートと向き合うように。また、ずっと続けているnoteの下書きも、パソコンより自由に書けるので助かっています。私にとって、ノートに書くことは頭のもやもやを出すイメージ。いまの自分が考えていることを思い出せなくなるのはさびしいと、思い立ったら何でも書くようにしています」。手書きの魅力は、筆圧や内容などでそのときの精神状態がわかること。「たまに見返すと『3ヶ月前と同じことで悩んでいるなあ』ってことがわかっておもしろいです」。
愛用アイテムは、〈ツバメノート〉の「ツバメ中性紙フールス」と、〈ぺんてる〉のサインペン。「ノートはいかに無駄なことを書けるかで選んでいるのですが、これはパソコンと同じ大きいサイズでぴったり。ページ数もたくさんあるのでお気に入りです。ペンは書き心地がとにかく最高!ペン先が太めで、ノートの罫線を無視して書けるのがポイントです」。
【もりゆかさんをつくる3つのこと】3.週末は山や海で“完全オフ”の空間に
群馬県の谷川岳にて。
「仕事が好きなので、週末もパソコン作業をしたり、ビジネス本を読むなどインプットしがち。あえて山や海に行き、いつもと違う環境に身を置くことで完全オフを心がけています。仕事をしない時間を作らないと、つまらない人間になっちゃう気がするんですよね…。最近は群馬県の谷川岳に行ってきました。景色がとてもきれいで、いい気分転換に。山では特にスマホを見る必要がないですし、電波も届きにくいので自然とデジタルデトックスにも。行き先は事前にリサーチして、『名物のあれを食べよう』『下山したらクラフトビール飲もう』とか決めて行きます。しっかり休んで、また仕事頑張ろうって切り替えられるのでおすすめ」。
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