1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

『かぐや姫』の舞台裏に潜入!第一幕の演出や衣装を特別にご紹介します。【バレリーナ金子仁美のきれいなカラダのつくり方】

Hanako.tokyo / 2021年11月24日 13時0分

『かぐや姫』の舞台裏に潜入!第一幕の演出や衣装を特別にご紹介します。【バレリーナ金子仁美のきれいなカラダのつくり方】

バレリーナ金子仁美さんが、ベールに包まれたバレリーナの生活と、日常でできる簡単ストレッチやトレーニングをご紹介します。第20回は特別編!先日、行われた世界初演『かぐや姫』の裏側をリポートします。(記事トップ画像:©︎JPD)

舞台『ドリーム・タイム』のリハーサルより。写真左から〈東京バレエ団〉芸術監督斎藤友佳理さん、私、岡崎隼也さん。 ©︎JPD

みなさんこんにちは、金子仁美です。朝と夜の寒さや肌の乾燥で、冬が近づいてきたなと感じる日々。一気に代謝が落ちる時期ですので、意識的に水分補給して、カラダの内から潤いを失わないようにしましょう!
今回は、11月6日(土)〜7日(日)に〈東京文化会館〉で上演された世界初演『かぐや姫』の貴重な舞台裏をお届け。前回に引き続きバレエのポーズ・アラベスクを紹介する予定でしたが、内容を変更してお送りします。

リハーサルの一コマ。先頭が私です。 ©︎Shoko Matsuhashi

新潟に拠点を構える〈Noism Company Niigata〉の芸術監督・金森 穣さんが〈東京バレエ団〉のために振り付けをしてくださる『かぐや姫』は3幕構成の作品。2021年に第一幕、2023年に二幕そして全幕を上演する予定です。

私が第一幕で踊った役は、幕あきの見せ場でもある女性群舞・緑の精のソリストです。衣装はこのような感じ。ソリストはコール・ド(群舞)に比べてヒラヒラが多く付いてます。

©︎Shoko Matsuhashi

一幕の最後にでてくる輿。かぐや姫はこの輿に乗って都に行きます。

24人の女性は冒頭に海を、後半は竹を表現します。〈東京バレエ団〉の群舞(コールドバレエ)は昔から日本を…むしろ世界を代表する美しさと言われるほど評価されてきました。古典バレエではカラダに定着した音楽に、みなさん同じ振り付けで列を合わせたまま踊りますが、今回の金森さん振り付けの群舞は、音楽はバレエでは馴染みのないドビュッシー、そして1カウントずれで動く振り付け、バレエの形を軸にしながら体を限界まで使うなど、頭もカラダもフル回転!振り付けをひとつひとつ覚えるだけでとても大変でした。ですが、このような機会に恵まれ、世界初演作品に出演できていることにとても喜びを感じています。全幕完成するまで、しっかり金森さんについていけるよう頑張ります!

「かぐや姫」終演後の一コマです。今回は東京バレエ団団長・飯田宗孝先生が翁の役で特別出演したのでした! ©︎JPD

これは『ドリーム・タイム』の衣装。

舞台ではこんな感じ。照明が入るとなんとも言えない、独特の美しい世界が広がります。 ©︎Shoko Matsuhashi

11月20日(土)はNoismの本拠地新潟で『かぐや姫』と『ドリーム・タイム』を上演しました。私はどちらの作品にも出演させていただくことができ、素晴らしい経験をさせてもらいました。

次の舞台はクリスマスの名物『くるみ割り人形』。私は昨年に続いて主役のマーシャを東京、広島、鳥取の3箇所で踊らせていただきます。昨年は怪我をしながら取り組んだ作品でしたので、今年は気持ちを新たに、しっかりと踊りきりたいと思います。以上、金子仁美でした!また来月、お会いしましょう。

過去の連載はこちら


バレリーナ金子仁美のきれいなカラダのつくり方。一覧

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください