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今行きたい開運スポットや民藝うつわを巡る、鳥取でのアクティブ旅。

Hanako.tokyo / 2021年12月27日 18時0分

今行きたい開運スポットや民藝うつわを巡る、鳥取でのアクティブ旅。

伝統工芸品や開運スポットがひしめく鳥取の旬旅スポットを紹介。おいしいものを食べて、民藝の歴史に触れ、自然も満喫。開運スポットも巡り、心ゆくまでパワーチャージしよう!今回は、鳥取の民藝の歴史や作品に触れられる〈鳥取民藝美術館〉や、生活に馴染むモダンなうつわを作る窯元、2022年の干支「虎」の狛犬が鎮座する〈賀露神社〉や恋愛のパワースポット〈白兎神社〉などを訪れました。

まずは、鳥取を代表する日本最大級の砂丘、鳥取砂丘へ。

鳥取空港から車で約15分ほど。10万年以上の歳月をかけてできた日本最大級の鳥取砂丘 へ。広大な砂丘と大自然の景観を楽しめるとのことで着く前からワクワク。

いよいよ砂丘へ。砂丘入口の階段を上ると広大な砂の大地が目の前に広がります。まず最初に目にする小高い丘は「馬の背」というスポットで、近くまで行くと分かるのですが標高46mと迫力満点の砂の壁が圧巻。

高さ約47mの頂上を目指して急斜面を上れば、心地よい潮風とともに日本海が目の前に。

風によってえがかれる砂の波模様「風紋」は砂丘独特の風景。足跡の少ない早朝に訪れるとよりきれい。

広さはなんと東京ドーム約820個分。砂丘入り口からゆっくり上り戻ってくるまで、大体1時間ぐらいかかるとのことで、砂丘散策は靴の中に砂が入ってしまうため歩きやすいスニーカーがおすすめ。

鳥取砂丘では、砂丘ヨガやパラシュートなどの砂丘アクティビティも開催しているみたいです。時間に余裕があればそちらも体験してみるのも面白そう。季節によってさまざまな表情を見せるので、季節ごとにまた訪れたいです。

〈鳥取砂丘〉
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661
0857-22-0581

〈鳥取民藝美術館〉で、鳥取の美しい手仕事文化に触れ合おう。

土蔵造り風の美しい外観。手すりやスイッチカバーなど民藝の精神に基づくデザインが施されており、国の有形文化財にも登録されています。

鳥取駅から徒歩5分ほど。鳥取の民藝の父とも呼ばれる吉田璋也さんが、日本や挑戦、中国・西欧から集めたコレクションや鳥取で自身がプロデュースしたモダンな民芸品など、約5000点が展示されている〈鳥取民藝美術館〉へ。

因州和紙を張った障子。

1、2階の展示室の陳列は半年ごとに地元の窯元が参加して展示を入れ替えしています。

木製電気スタンド。

折りたたみ式の木のスツール。

鳥取にはうつわをはじめ手仕事の技が光るさまざまな工芸品があり、吉田さんは耳鼻科医として働きながらも、柳宗悦さんが提唱した民藝運動を鳥取県で先導。一番最初に手掛けた〈牛ノ戸焼〉は今でも人気の民藝工芸品。他にも家具や金工、染色、和紙など、鳥取に根付くさまざまな手仕事の品を現代にもつながるプロダクトへと作り上げてきたのだそう。

鳥取の窯元の作品が豊富に揃います。

どれも温かみのある、食卓に馴染みやすいデザインが特徴。

鳥取県はコーヒーの生産量が日本一なだけあって、コーヒーカップもたくさんラインナップ。

2022年の干支「寅」の置物も。

隣接する〈たくみ工芸店〉では、牛ノ戸焼、因州中井窯などの陶磁器や、染物など、吉田璋也さんが手掛けた品々を購入することも可能。鳥取のあらゆる民藝に一気に触れ合うことができるので、まずは最初に寄ってほしい場所です。

〈鳥取民藝美術館〉
鳥取県鳥取市栄町651
0857-26-2367
10:00~17:00
水休、年末年始休
大人500円、学生300円
JR鳥取駅から徒歩で約5分

〈たくみ工芸店〉
10:00〜18:00
水休

鳥取を代表する冬の味覚「松葉ガニ」を心ゆくまで堪能!

カニの甲羅の黒い粒は「カニビル」の卵。この黒い粒がたくさん付いているということは、脱皮をしてから時間が経っているということで、身入りの良い証拠!

カニ味噌の甲羅焼き。

鳥取県はカニの水揚量、消費量ともに日本一。毎年秋冬のカニシーズンは、県名を「鳥取県」から「蟹取県」へ改名するほど。

鳥取の地酒「瑞泉」。辛口ながら濃醇タイプの純米酒でスッキリしていていおいしい!

出汁にさっとくぐらせて旨味が増大!絶品カニしゃぶ。

鳥取駅から徒歩8分と立地も抜群!夜は、鳥取を代表する冬の味覚・松葉ガニのフルコース、会席、御膳から居酒屋使いもできる人気店〈旬魚たつみ〉へ。

身がぎっしりと詰まり、ぷりっとした食感と上品な甘みの「松葉ガニ」をたくさん食べて、カラダの中にもパワーがしっかり宿ります。

〈旬魚たつみ 鳥取店〉
鳥取県鳥取市弥生町347
0857-50-1133
17:00〜22:30LO
火休

2022年は鳥取で開運祈願しよう。

鳥取の中西部は古来より良質な砂鉄がとれる「たたら文化」が隆盛した歴史があり、それに由来する縁起の良い文字を冠した神社を巡る、因幡伯耆國開運八社巡りでの開運祈願がおすすめ。その中でも今注目されてる、2022年の干支「寅」にちなんだ〈賀露神社〉へ。

2021年12月1日から2022年12月31日まで行っている寅年因幡伯耆國開運八社巡りでは〈賀露神社〉も開運神社に。

宮司の岡村吉明さん。

〈賀露神社〉は歴史情緒あふれる港町と美しい日本海が一望できる丘陵上に鎮座する神社。

県内外からスポーツ上達や必勝祈願に多くの参拝があるほか、奈良時代の学者で遣唐使として中国に渡った吉備真備公が日本に囲碁や文芸を伝えたという伝説から、学業成就や囲碁・技芸の上達を願ってお詣りに来られる方も多い、由緒あるお寺です。

全国でも珍しい虎の狛犬が鎮座しているため、プロ野球・阪神タイガースファンもお詣りされるとか。

参拝後、階段を下ると美しい日本海を一望できます。比較的都心からも近く、立地も最高なので気軽に訪れられます。

〈賀露神社〉
鳥取市賀露町北1-21-8
アクセス:JR鳥取駅から日ノ丸バス「賀露循環線」で約30分。「神社裏」下車 徒歩約10分。「賀露神社前」下車 徒歩約5分。鳥取ICから車で約20分。

縁結びスポット〈白兎神社〉へ。

〈賀露神社〉に訪れたら、車で約15分ほど走らせると到着する〈白兎(はくと)神社〉にも是非訪れてみてほしいです。

出雲大社の神様の縁を結んだ「因幡の白うさぎ」が祀られている神社で、日本で初めて恋人の聖地に認定され、人気上昇の縁結びスポット。

森林浴も楽しめる神社参道。朝は空気が澄んでいて、とっても気持ちい!

鳥居をくぐると、山道の至る所にうさぎの石像が。さまざまなポーズのうさぎがお迎えしてくれます。

神話の中で傷ついたうさぎが体を洗ったとされる御身洗池(みたらしいけ)。

手水舎にもよく見ると兎が。

ご縁を結ぶ「結び石」。願い事を込めて鳥居や白うさぎの石像にのせると願いが叶うといわれています。

社務所には白うさぎがモチーフの絵馬やお守りが並び、5つのピンクの石が入った「結び石」が有名。

〈白兎神社〉
鳥取市白兎603
アクセス:山陰自動車道 鳥取西ICから車で約20分。 JR鳥取駅から日ノ丸バス「白兎海岸線」で約40分「白兎神社前」下車、徒歩すぐ

ノスタルジックな街並み〈倉吉白壁土蔵群〉でクラフト巡り。

白壁土蔵群の壁の上半分は白い漆喰仕上げ、下半分は黒い焼き杉板の腰壁が貼り付けられ、赤い瓦屋根が印象的な街並み。

江戸時代後期から明治初期の建物が多く残る〈倉吉白壁土蔵群〉は散策コースとして人気の地。ノスタルジックな雰囲気が漂う街中で、自由気ままに散歩したり、地元のクラフトビールをいただいたり、作家が手がけたアイテムをお買い物したり、遊び方は自由自在。

〈倉吉白壁土蔵群〉
鳥取県倉吉市
0858-24-5371

オーナーのこだわりが光るセレクト。

若手作家のうつわたちも充実。

そんな〈倉吉白壁土蔵群〉に訪れたら必ず寄ってほしいのが、山陰各地を巡り集めたクラフトをセレクトしたお店〈COCORO STORE(ココロストア)〉。生活用品や鳥取の素材を使った調味料などもラインナップし、暮らしに寄り添うアイテムがたくさん揃います。

〈COCORO STORE〉
鳥取県倉吉市魚町2516
11:00〜17:00
火〜木休
0858-22-3526
赤瓦・白壁土蔵バス停から徒歩5分

民芸菓子と言われる「生姜せんべい」を求めて〈宝月堂〉へ。

キューブ形のクリーム大福「モチキューブ(フレーバー5種×各1)」1,404円。

キューブ形のクリーム大福「モチキューブ(フレーバー5種×各1)」1,404円。

数種の和糖をブレンドした和風クッキー「砂の丘(和三盆)」626円。

〈宝月堂〉代表の佐々木稔郎さん。

百十余年の長い歴史を持つ、幅広い増に人気の老舗和菓子店〈宝月堂〉。こちらに、鳥取の民藝活動家吉田璋也さんによって生まれ変わった「生姜せんべい」があるとのことでいざお店へ。

「生姜せんべい」1,296円。

こちらが、それまでの駄菓子としての「生姜せんべい」だったものを、贈答用に生まれ変わらせるべく焼き始めた〈宝月堂〉の「生姜せんべい」。今も一枚一枚手作業で仕上げているため販売が限られており店頭でも完売の時が多いため、全国から通販で購入される方も多数だとか。

鳥取砂丘をイメージしてデザインされた波形のシルエットが美しく、白く塗られた生姜蜜でうっすら積もった雪の情景を表現。なんとも風情ある素敵な和菓子です。ついつい病みつきになってしまう、ほんのり甘みのある優しい味わいです。

〈宝月堂〉
鳥取県鳥取市二階町3-121
0857-22-3745

釜元を訪ねて。鳥取の素敵なうつわとの出会いを。

今回は、歴史を誇る〈牛ノ戸焼(うしのとやき)〉と〈上神焼(かずわやき)〉の窯元へ訪れました。

緑と黒の2色の釉薬使いが特徴の〈牛ノ戸焼〉は、吉田璋也が初めに手掛けたうつわ。2色の染め分け皿を生み出し、民藝の象徴とも言える存在に。モダンなデザインで日常使いしやすく、今でもたくさんの人に愛用されています。

いざ、窯元の中を拝見。

素焼きされたたくさんのうつわたちがあちこちにひしめきあって並んでいます。

これまでの話や制作の風景など丁寧に説明してくださった、窯主の小林孝男さん。

大量に焼く際は、昔ながらの登り窯で器を焼き上げます。

実際にこちらの窯元で、一部のうつわを購入することも可。他にも鳥取市内に〈牛ノ戸焼〉を取り扱うお店も多数あるため要チェック。

〈牛ノ戸焼〉
鳥取市河原町牛戸185
0858-85-0655

次に訪れた窯元は、色鮮やかな赤い釉薬使いが特徴のうつわ〈上神焼〉へ。

代々受け継がれた伝統と新しい手法が組み合わさり、美しい赤色のうつわに。

実際に見て購入できる、作品展示館もあります。

〈上神焼〉は、日常使いの食器だけでなく花器も充実。

実際にうつわを作る工程を一部拝見。今回教えてくださったのは、窯元の中森伯雅さん。

粘土の中に残っている空気を抜く菊練り。

わずか数分で完成させる職人の腕にあっぱれ!

完成!

縄文時代から土器が多く出土した地元である鳥取県倉吉市の西部の土を使い作り上げられているので、他にはない鮮やかな赤色のうつわを作ることができたのだとか。鮮やかな色合いで料理映えするうつわが揃います。

〈上神焼〉
鳥取県倉吉市上神326-1
0858-22-5705

鳥取のうつわでいただく、オーダー制のスリランカカレー店。

〈KAJI CURRY〉のオーナー、梶川哲秀さん。20代から民藝のファンで、カレーと手仕事のうつわをコンセプトにオープン。

すだちご飯、スパイシー豚角煮、レッドカリー、イエローカリーの「期間限定の4種盛りカリー」1,790円。※季節毎に期間限定カリーを提供。

オーナーの梶川さんがセレクトした21種類の器から1皿選ぶ、うつわオーダー制が特徴的のスリランカカレー店〈KAJI CURRY(カジカリー)〉。

1時間毎に土鍋で炊いた鳥取県の星空舞(新米)に、刻んだすだち、楠城屋濃口醤油、鰹節を加えた混ぜた「すだちご飯」に、鳥取市吉岡産生キクラゲでコリコリ食感を加えたトマトベースの「レッドカリー」と、粗挽き鳥キーマにスパイスローストした茄子、甘みと食感が特徴な白葱を加えました和風な「イエローカリー」、鳥取県産豚バラを使用した「スパイシー豚角煮」を彩り豊かにワンプレートに盛り付け。

それぞれのカレーを楽しみながら、混ぜながら食べるのがスリランカカレーのツウの食べ方。完全予約制なので、公式インスタグラムのDMから予約を。

〈KAJI CURRY〉
鳥取県鳥取市扇町138
11:00〜14:00火水木金、完全予約制

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