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気になるあの子の素顔に迫る!冷凍パン「Pan&」を食べてみた

Hanako.tokyo / 2022年2月3日 12時0分

気になるあの子の素顔に迫る!冷凍パン「Pan&」を食べてみた

これから冷凍庫の番人は君に任せた(どうした)!いまのご時世、“3食お家で”という日も増えてきました。お買い物し忘れていたり、ふとした気分転換に何か食べたくなったり。そんなときに頼もしい子に出会ってしまったのです。

食べたいときに、食べたい分だけ

箱を開けるとポップな文字と色がお出迎え!

思わず並べたくなっちゃう。

前から気になっていた冷凍パンブランド「Pan&(パンド)」。ご存知の方も多いのではないでしょうか?わたくし花井も遅ればせながら「Pan&」デビューいたしました。届いて箱を開けてみると、目にとび込んで来たのはポップでかわいいパッケージ!食べる前から気分が上がります。殺風景な冷凍庫内も心なしか明るいお祭りムードに見えてくる(気のせい)!?
そして食べてみて驚いたのです。これはリベイクするというよりパンをこの場で焼き上げる感覚!表面はパリンッと中はふっかふか。さぁ、一つ一つじっくり味わっていくとしましょう。

「ハニーソイ」

ぎゅっと詰まっている風なのに全部がふんわり優しい。

まずは殿堂入りの人気らしいこの子から。一見なんてことなさそうなシンプルな顔をして一口食べてみるとすぐに納得。頬が緩んでしまいました。表面をカリッと抜けると、弾力を持ちながら膨らんだ柔らかなマシュマロボディが包みこむ。こんなもっちりとした弾力だから押し返してくるのかと思ったら包みこまれるなんて不意打ちです。この感覚「ヨボー」では(持ってないけど)!?進むとぎゅっと中身が詰まってくるかと思ったらノンノンノン。確かにぎゅっと密集はしているのに、その細かい組織すべてが優しさで構成されているのです。ヨボーでは(しつこい)!?そしてそんな生地のもちっとふわっとっぷりに気を取られている間も、ハニーの甘みは絶えず傍で微笑み見守り続けています。
豆乳感はそこまで強くなく後味のさっぱりとした余韻に香りがわずかに現れるという具合。そんなにソイ感が強いのは得意じゃない私は一安心でした。

たっぷり発酵バターをのせて。

バターは〈成城石井〉限定の「イズニーバター」。キリッと効いた塩気と強めのコクで最近ハマっているバターです。

濃いバターをたんまりのせてもこの優しいハニー感は負けないなんて頼もしい。塩気とコクを浴びせてもまだなお微笑み続けるハニーの甘み。え、女神さまですか?

「とろける2層のキャラメルクリームパン」

濃い茶色をしたカラメルがいい味出しています!

ちょこんと小さなパンに夢が詰まっています。断面からも隠せないほど、とろろんと溢れるキャラメルクリームはカスタードクリームベース。まったりとした口当たりのミルキーな甘さでとろけます。そしてそんなクリームよりも前のめりに向かってくるのはカラメルの香ばしい苦味。甘さで緩む口内をぐいっと引き締め奥行きを広げて、大人も納得のキャラメルクリームパンとなっています。
表面はカリッと。キャラメルクリームを練り込んだ生地は甘さもありつつほんのりとしたキャラメル風味で全体を包み、パン生地、クリーム、カラメルと3種の異なる質感、切り口のキャラメル味をまとめあげます。この小ぶりなサイズ感も相まって甘さのバランスがちょうど良く、朝ごパンだけじゃなくちょっと一息のおやつにも最適!

「至福のクロワッサン」

空気をふんわり巻き込んだ軽やかさのあるタイプ。

サックサクでシュワシュワ(脳内擬音オンパレード)!一層、一層の口当たりは薄氷のように軽く、何層にも積み重なった層は口の中でカサカサカサと繊細に崩れ解けていきます。ですが、その全てにバターが執拗に付き纏うのです(褒め言葉)。バターが甘やかに広がって、そのじゅわりと押し寄せるバターの油脂の旨みとコクの波に生地自体の甘さがのっかって、もうどこにでもいけてしまいそう。小さめのクロワッサン2個入りというのが、サクサクとふんわり感どちらも活かされる大きさでちょうどよいです。
ちなみに写真を取り忘れ食べ終えてしまうという大失態を犯した「ナチュール」は(ごめんなさい)、甘さのない口溶けの良い食事パンでクラストはパリンと弾け飛ぶほど軽やか。引きが強くもっちりとしてねっとりとゆるむクラムから小麦の甘さをそっと引き立てるほのかな塩味が届くので、スープやシチューなどと合わせていただくのがおすすめです!

「本格3種のチーズクッペ」

塊で入ったチーズは、まったりクリーミー。

上からのぞけばチーズエキスがキラリ。

実は「Pan&」、コンビニでも買えるって知っていましたか?「Pan & Premium」シリーズは関東の〈セブンイレブン〉(一部店舗)で限定販売しています。帰り道に立ち寄ってサクッと買えちゃうなんて、手厚いサポートすぎやしませんか!?そこからも2種類いっちゃいます。

もっちりとひきのある生地は、噛み締めるたびに押しては返す波のように弾力があちらこちらでおしくらまんじゅう。表面のチーズはカリカリが際立ち、内側のチーズは塊で入っているからチーズの旨味とミルキーさが前にきて、てろーんと口内にしな垂れかかります。これだから温めたチーズには逆らえないんだよなぁ(初めから逆らう気はない)。落とし穴のようにあいた穴の中を覗くと、チーズから脂がチリチリと滲み出ています。チーズピザとかでよく見るあのチーズが焼けて濃縮されて滲み出てきた美味しいエキス!それをちゃんと穴で捉えて離さないのは流石でございます。モッツァレラもカマンベールもチェダーもという、クリーミーさは勿論、芳香も感じられる組み合わせは、食事に添えるというよりメインでいただきたくなる、充実した味わいです。

「発酵バターのクロワッサン」

内側のもっちり食感からもバターが止められない!

この子はバターがすんごい。バターが多い分、焼き上がりは全体的にサクッというよりは少しふんにゃりしていて、内側の巻きはもっちり食感。AOPバターを100%利用とのこと。そんなにリッチにバターを使っていたらふんにゃりもするよねと、リベイクしてあえて少し置いてみると表面に少しさっくりが戻ってきました。よかった!ほのかな塩気がバターの油脂分やコクを引き伸ばし、香りも味わいもバターを惜しみなく感じられるリッチテイスト。食べる前の漂う香りからもバターに酔うことができますよ。

こういう冊子読み込んじゃうタイプ。

いろんなパンを冊子で見ながらいつかのフランスでのパン屋さんに思い馳せる。

同封されていたカタログがとても立派な冊子。豊富なラインナップ(パンだけじゃなくスープやシチューまで!)が一覧で見られて温め方もいろんな方法が載っていて色々試してみたくなりました。昔から生協のこういうカタログとか見るの好きだったなぁと思い出しながら、のんびりページをめくる時間も含めて楽しい「Pan&」体験。皆さんのおうちにも冷凍庫の番人を迎えてみてはいかがですか?

過去の連載はこちら


花井悠希の「朝パン日誌」一覧

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