2021年のスイーツブームはTikTokからだった!?「TikTok×スイーツ」の一年を振り返る。
Hanako.tokyo / 2022年2月6日 18時0分
昨今のトレンドを左右しているTikTok。2021年はTikTokから発信されて、ブームに火がついたスイーツも多い。「TikTok×スイーツ」の一年を振り返る。
2021年もさまざまなスイーツやお菓子がトレンドになった。流行したスイーツの発信元を辿るとTikTokからムーブメントが起きたスイーツが多かった印象だ。10〜20代の若い人たちが使うイメージが強かったが、今では30代以上にも広く使われるようになったことから、TikTok発信のスイーツトレンドがたくさん生まれるようになったのが昨今の流れ。
「入れ歯チョコ」@djpjdmtwtjpdgmttdjさんが2021年のバレンタイン前に投稿した動画でバズったスイーツ。材料は小さなマシュマロとピンクのチョコペンだけで、5分で完成してしまうお手軽さがポイント!とことん追求したリアルさにも驚かされる。
「レアチーズケーキ」ヨーグルトにクリームチーズ、ゼラチン、ビスケットと、たった4つの材料だけで完成してしまうワンカップレアチーズケーキも話題に!こちらもおうちで簡単に濃厚なレアチーズケーキ作りができることからトレンドのひとつに。
「焼きマシュマロ」棒に刺したマシュマロの外側を軽くあぶって作る焼きマシュマロ。カリッとした外側だけ手で取ってASMRで食べる音を聴かせる人や、オーソドックスな白だけでなく、色つきのマシュマロで作って楽しむ人も多く見受けられた。
「デカポ手作り」大きな容器に爽やかなブルーが特徴的で、SNS映えする青い飲み物であることから、人気に火がついたドリンクのひとつ。さまざまな作り方があるが、どれも簡単に作ることができる。あわせて、小さな瓶に入れた「ミニポ」も人気になった。
緊急事態宣言が長引いたことでおうち時間が続き、バズったスイーツはお店で味わえる逸品ではなく、“おうちで作って楽しい”“食べて楽しい”といったお手軽スイーツが多い傾向にあった。例えば、バレンタインにはパッと見た時に驚いてしまう手作りの入れ歯チョコがバズった。ほかにレアチーズケーキや焼きマシュマロなども、おうちで楽しく簡単に作れるとトレンドに。
「カルメ焼き」世界的に人気の韓国ドラマ『イカゲーム』に登場して、TikTokで実際に作ってみた動画が発信されてブームになったお菓子。星形やハート形などの型抜きが上手にできると、ただおいしいだけでなく楽しさも上乗せされるのがポイント!
多くのユーザーが実際に作ってみたり、クリエイターが作っている様子などをショートムービーにしたりするだけでなく、「#TikTokレシピ」「#アレンジレシピ」といったハッシュタグがつけられて拡散され、ブームに拍車がかかる。また、ゲームや映画などカルチャーと絡めた配信動画からもトレンドが。ゲーム内での回復アイテムであるデカポや、世界的に話題となったドラマ『イカゲーム』内に出てきたカルメ焼き。このつのスイーツも手軽に作れることがトレンドになった背景のひとつともいえる。
「地球グミ」地球儀のような見た目で、中にはマグマをイメージした真っ赤なベリーソースが入ったグミは、若年層を中心に人気を集めた。さまざまな店舗で販売されては品切れになるなど、その人気は2022年もまだまだ続きそう!
「ナーズロープ」長細いロープ状のフルーツ味のグミに、カラフルなラムネキャンディが大小ぎっしりと密着しているインパクト抜群なお菓子。カリッ、ポリッと食感を楽しむことができ、ラムネの爽やかな風味の後にフルーツの甘味も堪能することができる。
「ラムネ餅」コンビニオリジナル菓子であるラムネ餅が人気になったのは@uryo1113さんが「#次の流行りはこれ」とつけて投稿した動画がきっかけ。外側からわらび餅、マシュマロ、ラムネペーストと層になっており、さまざまな食感をひと口で楽しめる。
「雲グミ」@aip.p.pさんが最初に発信したのが、こちらのグミ。雲の形をしたホワイトソーダの味わいで、マシュマロのような新食感のグミと話題になった。雲の形に交じって可愛らしいウサギ形のグミも入っていて、女性の心を掴んだのでは。
既存のお菓子で話題になったのは、ころんとした球体形が可愛らしい地球グミをはじめ、ナーズロープやラムネ餅、雲グミ、琥珀糖など。中でも歯応え抜群なナーズロープや琥珀糖は、日本のみならずグローバルに注目される「ASMR」(聴覚や視覚などへの刺激によって感じる、心地よさや脳がぞわぞわとする反応)との関連で人気が急上昇!「#ASMR」のハッシュタグは、言語の壁を超えてフォロワーが少ないクリエイターでも100万回以上再生されることも。昨今のASMRは開封前の商品の袋をシャカシャカと振るような仕草の投稿も多く見られ、ほかのクリエイターのマネをするだけでなく、独自の工夫を交えることで再生数が伸びたのも特徴的。
「琥珀糖」“食べる宝石”といわれ、透明感のある夏の伝統的な和菓子として親しまれている琥珀糖も、2021年に人気だったスイーツのひとつ。パリッ、コリッとした食感がASMRで話題となり、さらに琥珀糖を作ってみた動画も人気に。
「フルーツ大福」スイーツ好きの間でも話題をさらったフルーツ大福は、TikTokでも注目の的になったスイーツ。一般のユーザーだけでなく、〈凛々堂〉といった店舗側がショートムービーを作って発信したのも人気に火がついた理由のひとつ。
「わらび餅ドリンク」「タピオカの次に流行る」といわれ、実際に流行ったこちらのドリンク。袋に入ったわらび餅を揉んで細かくして、カフェラテに入れるだけと、こちらも簡単に作ることができる。手作りしている過程を楽しめるのもポイント。
さらに老若男女問わずスイーツ好きの間で話題になったフルーツ大福や、コンビニで購入できるドリンクに黒糖わらびを入れたわらび餅ドリンクがブームになったのも記憶に新しい。このように2021年を振り返ると、スイーツブームの火つけ役をTikTokが担ったことは間違いない。このTikTokが今回Hanakoとタッグを組んでオンラインでのスイーツイベントを盛り上げる。
Remarkable Creators
TikTokで注目のスイーツ系クリエイターを、レビュー、レシピ、に分けてご紹介。次のトレンドもこの名から始まるかも。
@yuuuuto38
@yuuuuto38さんは東京と大阪を中心に注目しているお店に足を運び、スイーツなどをレビューした動画を制作しているクリエイターの一人。映えるスイーツはもちろん、ムービーにすると面白い動きのあるスイーツ選びが秀逸!
@morioskitchen
夢はカフェをオープンさせることというだけあり、さまざまなスイーツのレシピを紹介している。穏やかで優しい声で、作り方を読み上げてくれる。声に癒されながらスイーツが出来上がっていく過程を見るのはハマってしまいそう。
@ssshinako
トレンドのお菓子を中心にしたASMRを発信。これもお菓子?とびっくりするようなビジュアルのものを食べてみた動画も投稿している。まだASMRを体験したことのない人は、自分でも知らなかったフェチシズムを刺激されるかも……!?
(Hanako1205号掲載/illustration : Yui Watanabe text & edit : Yuko Watari)
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