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卵でとじる鶏そぼろと、かき揚げうどん|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

Hanako.tokyo / 2022年2月25日 12時0分

卵でとじる鶏そぼろと、かき揚げうどん|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第46回は、前回作った鶏そぼろを活用したかき揚げうどんを紹介します。

今回のテーマ:「卵でとじる鶏そぼろと、かき揚げうどん」

前回、作り置きした鶏そぼろを使います!

ちょこっと余った野菜が数種類あるのなら、寄せ集めてかき揚げを作ろう。まだ少し寒い日に、生姜の香る、ほっとあたたまる卵とじのおうどんで。前回同様、“改めて”おうどんではなく、“とびきり”のおうどんです。なんてったって、かき揚げを手作りしてるのだから。

材料
おでん昆布…1個
水…500ml
酒…大さじ1
オイスターソース…大さじ1
醤油…適量
卵…3個
薄力粉…大さじ1
揚げ油…適量
塩…少々
片栗粉…小さじ1
冷凍うどん…1玉
鶏そぼろ…80g前後 ※前回「鶏そぼろで作る、“改めて”野菜炒め!」の作り置きを使用
生姜すりおろし…お好みの量
カイワレ…適量

かき揚げの野菜(2個分)
キャベツ…1/2枚
玉ねぎ…1/6個
ほうれん草…1〜2枚
ブロッコリー…小房2〜3個

野菜は全て細長く切る!

【POINT】キャベツは1cm幅程度に。

【POINT】玉ねぎは繊維に沿って。

【POINT】ほうれん草は真ん中で半分にしたら…。

【POINT】くるっと丸めて…。

【POINT】長さをキープして細切り。

【POINT】ブロッコリーははさみでもOK。

【1】かき揚げに使う野菜を切る。全て細切りにすれば、細長い食材同士が絡まり合って形がキープしやすくなる。野菜の旨味が1つのかき揚げに集結!

やっぱり優秀!おでん昆布

【POINT】でました!おでん昆布!

【POINT】酒のコク。

【POINT】オイスターソースで旨味をプラス。

【POINT】醤油で味を統一。

【2】出汁を準備する。鍋におでん昆布と水500ml(分量外)を入れ、酒、オイスターソース、醤油大さじ2を加えたら沸騰させないよう弱火でじっくり煮る。

いたってシンプル!でも、混ぜ方だけは覚えたい

【POINT】卵は2回に分けて使うので注意。

【POINT】大さじ1の溶き卵をボウルへ。

【POINT】水を合わせて…。

【POINT】薄力粉は混ぜ切らない!

【POINT】野菜を加えたら…。

【POINT】和えるようにして大きく混ぜ合わせる。

【3】かき揚げの準備をする。卵を溶きほぐし、ボウルに大さじ1入れる(※残りは卵とじで使用)。水大さじ2(分量外)を入れてよく混ぜたら、薄力粉を加えて。このとき、箸で叩くように混ぜたら、完全に混ぜ切らずに6割くらいで野菜を入れ、大きく天地を返すように混ぜ合わせる。

フライパンでも少ない油で揚げるなら

【POINT】揚げ油は1cm程度。

【POINT】お玉ですくってそっと解き放つ。

【POINT】卵液だけすくって…。

【POINT】後から真ん中に流す。

【POINT】固まるまで箸で支えて。

【POINT】離しても形が崩れなくなるまで待つ。

【4】さあ、かき揚げを揚げます!フライパンに底1cmほどの揚げ油を注いだら中火で温め、お玉ですくった3のかき揚げをフライパンの側面にむかって流し込むようしてそっと落とす。具が広がり始めるので、追っかけでボウルに残った卵液を大さじ1すくって真ん中に追加する。具の広がりを箸で押さえながら固まるまで支えて、弱火に。

色づき始めたら、あとは返すだけ

【POINT】底にへらを差し込み…。

【POINT】優しく返す。

【POINT】反対面もきつね色になるまで。

【POINT】この状態でよく油を切って。

【POINT】バットに立てかけるように。

【5】わくわくの瞬間!かき揚げの底面が色づき始めたら、底にへらを差し込み、箸で支えながらひっくり返す。両面がきつね色になったら持ち上げて油をよく切り、バットに斜めに立てかけるように並べて塩を振る。

さあ、おいしい卵とじ体験!

【POINT】片栗粉を入れたら…。

【POINT】よく混ぜて沸かす。

【POINT】一気に注ぎ込んで。

【POINT】固まり始めたら…。

【POINT】十文字を描くように。

【POINT】うどんは別茹でにしておこう。

【6】2で作っておいた出汁に片栗粉を加えてよく溶き混ぜたら、強火にして1度沸かす。残しておいた溶き卵に醤油大さじ1を入れて混ぜ、鍋の中央にむかって少し高い位置から大胆に注ぐ。弱火にし、卵が固まり始めたら、鍋の中で十文字を描くようにしてやさしくほぐす。同時進行で、冷凍うどんを温めておく(電子レンジでもOK)。

仕上げにこだわり!優しい味は、素材の味!?

【POINT】作り置きの鶏そぼろを投入。

【POINT】生姜風味は“火を止めてから”が鉄則!

【POINT】湯気を味わって…。

【POINT】カイワレとかき揚げで韻踏んでます。

【POINT】かき揚げは半分顔を出すように飾り付け。

【7】卵が固まったら鶏そぼろを入れる。中火で沸騰直前まで温めたら、火を消して生姜をすり下ろす。湯を切ったうどんが入ったどんぶりに出汁を注ぎ、カイワレとかき揚げを盛り付けたら完成。

ふわふわの卵に包み込まれた優しい味付けのおうどんは、作り置きした鶏そぼろを入れるだけで食べ心地良好。かき揚げを自分で作るって少し荷が重いけど、完成の達成感は愚問でしょう…。余っていたあの野菜たちが主役として君臨する、温かくておいしい、いつもよりちょっと幸せなおうどんでした!

今回のB面撮影裏側日記

食後のティータイムが、午後のやる気スイッチ。窓側に座って飲むコーヒー。慌しすぎる私には必要な時間。1週間のうち、この時間を何回持てるか…むずかしいけど意識したい、そんな希望のルーティーン。

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!

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