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ごちそうすぎる、ステーキ!魚介クリームソースを添えて|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

Hanako.tokyo / 2022年3月11日 15時0分

ごちそうすぎる、ステーキ!魚介クリームソースを添えて|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第47回は、魚介のクリームソースをかけたごちそうステーキを紹介します。

今回のテーマ:「ごちそうすぎる、ステーキ!魚介クリームソースを添えて」

海の幸、山の幸を贅沢に使います!

突然ですが、あなたにとってごちそうとは何ですか?幼い頃、かけっこで1番になった日の夕食、テストで100点取ったご褒美の夕食…。そして「誕生日、何食べたい?」と母に聞かれてリクエストしたステーキを思い出し、三十路を迎えた日。私はやっぱりステーキが食べたい!しかし、ただのステーキではありません。30年も生きてきたのだから、ごちそうをもっとごちそうにしようと思います!

材料
玉ねぎ…1/3個
じゃがいも…1/2個
マッシュルーム…2個
いんげん…2本
レモン…1cm幅の輪切り1枚
ほうれん草…1株
パセリ…1本
牛肩ロース肉(ステーキ用)…200g
塩・胡椒…各適量
オリーブオイル…適量
バター…8g
シーフードミックス…100g前後(えび3匹、いか1切れ、ほたて3個)
薄力粉…小さじ1
牛乳…50ml
白ワイン…小さじ1
生クリーム…50ml

洋風ライス
オリーブオイル…大さじ1
にんにく…1片
米…2合
塩・胡椒…各少々
水…320ml
白ワイン…小さじ1

“豊富な付け合わせの数”でワンプレートをもっとごちそうに

【POINT】玉ねぎは真ん中の1番大きいところを使用。

【POINT】切ってから皮をむくと楽ちん。

【POINT】皮付きのままくし形に。

【POINT】厚めのスライス。

【POINT】ヘタのみカット。

【POINT】レモンの輪切り1枚もね!

【1】付け合わせを用意する。玉ねぎは形のいい部分を飾りたいので、2等分したら真ん中から1cm幅の輪切りにして1枚使用。じゃがいもはくし形、マッシュルームは幅5mm程度のスライス、いんげんはヘタのみカットする。飾り付け用のレモンも準備しておく。

本日、ソースにこだわりあり!

【POINT】ほうれん草はみじん切り。

【POINT】パセリは葉のみ取って。

【POINT】押さえつけて丸めたら…。

【POINT】細かく切りやすい。

【POINT】ほうれん草とパセリはセットにしておきましょう。

【2】ソースに入れる野菜は、味わい深いほうれん草と風味のあるパセリ。ほうれん草はよく洗って、みじん切りにする。茎は細かく、葉は荒めでOK。パセリは茎から葉をちぎり、まとめてみじん切りにする。茎も使用するので捨てないでね。

やっぱり肉×米に限る!ステーキ仕様の洋風ライス

【POINT】にんにくは繊維を断ち切る方向でスライス。

【POINT】香りが出るまで弱火に。

【POINT】お米は洗わずに炒める。

【POINT】透明感が出たら水を入れる。

【POINT】白ワインで風味付け。

【POINT】先ほどのパセリの茎はここで。

【3】厚手の鍋にオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、香りが出るまで弱火で炒める。お米を入れたら透明感がでるまで中火で炒め、塩・胡椒を振って。水、白ワイン、2のパセリの茎を順番に加えたら強火にし、沸騰したらフタを閉めて極々弱火に。10分後、火を消したらさらに10分蒸らす。

ステーキ肉を焼く前に…

【POINT】筋を断ち切る!

【POINT】肉は常温に戻すこと。

【POINT】塩は細かい方がいい。

【POINT】うっすら煙が出るくらい、よく温める。

【POINT】フライパンを熱してからオリーブオイルを入れる。

【POINT】ステーキ肉を豪快にIN。

【4】手頃な値段のお肉は、特に下処理を忘れずに!まずは肉の筋に切り込みを入れ、筋の方向に断ち切るように刃先で切り込みを入れたら、両面に塩少々を振って。フライパンは強火で熱し、薄い煙が出てきたらオリーブオイル、肉を入れる。

ひっくり返すのは1度だけ

【POINT】ひっくり返すまでは触らない。

【POINT】香ばしい焼き色。

【POINT】反対面は半分の時間。

【POINT】ホイルに包んで。

【POINT】アルミホイルで包み、温かいコンロ周りでSTAY。

【5】きれいな焼き色をつけたいなら、ひっくり返すまで肉は触らないこと。強火のまま加熱して1分ほど焼いたらひっくり返し、反対面は30秒焼く。肉を取り出し、アルミホイルに包んで余熱で火を入れて。

味付けは塩!香ばしい焼き目

【POINT】野菜も必要以上に触らない。

【POINT】直感でおいしそうと思う焼き目を。

【POINT】いんげんは先に取り出す。

【POINT】マッシュルームは後から。

【POINT】焼けた野菜はホイルへ。

【6】5のフライパンは洗わず、1の付け合わせ用の野菜を並べるように入れ、両面に焼き色がつくまで焼く。いんげんを先に取り出し、じゃがいもと玉ねぎは端に寄せ、フライパンの手前でスライスしたマッシュルームを炒める。塩・胡椒各少々振ったら、野菜は肉が入ったアルミホイルへ取り出す。

本日のステーキ、クリーミーな魚介ソースでいただきます

【POINT】バターでよりリッチな味わい。

【POINT】ごろっとシーフード。

【POINT】こだわりを投入。

【POINT】とろみづけの薄力粉!

【POINT】牛乳でのばして。

【POINT】白ワインでライスとの風味のリンクを。

【7】フライパンは引き続きそのまま使用。バターを入れて中火にし、シーフードミックスを加えて塩少々振ったらさっと炒め、ほうれん草とパセリを入れる。薄力粉を加えてさっと炒めたら牛乳、白ワインを入れ、よく混ぜてなじまて火をいったん止める。

ここまできたら、こっちのもん!ごちそう目前です

【POINT】ライス準備OK!

【POINT】肉汁とマッシュルームでソースをもっとおいしく。

【POINT】生クリームは仕上がり直前に。

【POINT】ステーキは再び表面を10秒ずつ温める!

【POINT】ひと煮立ちさせたら…。

【POINT】ステーキへ!(おいしそう…)

【8】肉と野菜を包んでおいたアルミホイルに出た肉汁とマッシュルームを7のフライパンに移す。生クリームを加えてひと煮立ちさせたら、別のフライパンで表面を再び温めたステーキの真ん中にたっぷりかけ、付け合わせを添える。炊いておいた洋風ライスはしゃもじで切るように混ぜ、うつわに盛り付けたら完成。

いつまでもステーキにご褒美の意味を感じ、祝いごとの度に華々しく仕上げたい。今回は、三十路を迎えた私にむけて作った一皿。20代、よく頑張ったよ私。不器用なときも、がむしゃらなときも、作るときも食べるときも、いつでもおいしいことに対して、ネガティブながらも前向きでいたと思う。これからの30代はほどほどに、そしてステーキを食べられる日が幸せでありますように。そして、そのステーキがまた全く新しいソースと付け合わせに彩られていることを願います。

今回のB面撮影裏側日記

細川芙美誕生日当日の撮影日は、「30代はほどほどにいきたい」とハンモックの上から抱負。頑張りすぎず、頑張る。無理せず、無理する。そんな風にまた1年、歳を重ねていきたいです!

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!

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