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京都・烏丸のティースタンド〈YUGEN〉が茶室へと転身。日本茶の真髄に触れる体験を。

Hanako.tokyo / 2022年3月27日 12時42分

京都・烏丸のティースタンド〈YUGEN〉が茶室へと転身。日本茶の真髄に触れる体験を。

いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、〈YUGEN〉を訪れました。

京都・烏丸のティースタンド〈YUGEN(ゆうげん)〉が、静謐な茶室へと転身したのは、2022年冬のこと。奥深いお茶の魅力を表現したいという想いから生まれたこの場所は、手軽さを求めるがあまりつい見失ってしまっていた、日本茶本来の楽しみ方を体験できる「現代の茶室」となっていました。

場所は丸太町駅から歩いてすぐの場所。アトリエのような外観が目印。悠々としたカウンター席。店頭では茶葉などの販売も。

ついつい忘れがちな"力を抜く"という大切さを教えてくれた一杯。

「苺お汁粉とお茶」2,400円

つきたてのお餅と苺を添えた、白餡ベースのお汁粉。白餡の多くは白いんげんから作られているそうですが、ここでは敢えて、希少な白小豆「白雪大納言小豆(しらゆきだいなごんあずき)」を使用。3時間半ほど低温で炊いた後、手間暇かけて漉すことで、素材が持つ力強い香りと風味を感じられる一杯に。口にするたびに輝くやさしくも鮮烈な味わいは、思わず背筋が伸びてしまうような、心を打たれる美味しさを秘めています。合わせる果実は、今後旬や季節によって変化するとのこと。

「おくみどり(露地)」

お茶は煎茶、炒りたて焙じ茶、紅茶の中から選択可。今回いただいた京都・和束町産の「おくみどり(露地)」は、日光をたっぷりと与えて育てる「露地栽培」で育まれた煎茶。やさしい甘さと華やかな香り、そして滋味豊かな風味が特徴的な茶葉で、お汁粉との相性も格別。二煎目、三煎目といただくことができるので、都度異なる味わいの変化もお楽しみに。訪れた3月中旬頃は計5種類の茶葉がラインナップしていましたが、ゆくゆくはさらに増やしていく予定だそう。次回訪れる際、どんな日本茶との出会いが待っているのか、今から楽しみです。

つい、せかせかしがちな現代において、ゆっくりとお茶の時間を愉しむ機会を持つことは、簡単なようで実に難しいところ。それが当たり前になってしまっていて、特別意識することはなかったのだけど、ここを訪れたことで"こういうひととき、大切だな〜"と実感。ペットボトルでさくっと味わえる手軽もそれはそれでいいけれど、時にはこうやって、丁寧に淹れられたお茶と共に過ごす、心安らぐ時間も楽しみたいものですね。

〈YUGEN(ゆうげん)〉

京都府京都市中京区亀屋町146
11:00〜18:00(喫茶は予約優先)不定休

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