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「ピクニック喫茶で気分が変わる非日常感を。」文筆家・甲斐みのりさんが愛するコーヒー時間。

Hanako.tokyo / 2022年5月6日 9時0分

「ピクニック喫茶で気分が変わる非日常感を。」文筆家・甲斐みのりさんが愛するコーヒー時間。

忙しい日々の中でのコーヒーブレイクが頭をクリアにしたり、自分らしさの輪郭に気づけたりする日常のスイッチに。十人十色の楽しみ方を伺った。今回は、文筆家・甲斐みのりさんの愛するコーヒー時間を教えてもらいました。4月27日(水)発売Hanako1208号「美味しいコーヒーと新しい習慣。」よりお届け。

本日のおやつは〈鉢の木〉(http://hachinoki.com/)の「こけしみるく」2本378円。「くるみとみるくあんが入った洋風まんじゅうで、東北生まれのこけしの小話を添えて手土産にすることも」。〈ミナペルホネン〉のトレイを喫茶テーブルに。

和歌山〈バニラカフェ〉のデカフェで一服。

外で飲むコーヒーの味は格別。水筒から飲むのは味気ないので紙コップを、凸凹したベンチに安定感が欲しかったのでトレイを持ち運ぶなど、少しずつ進化中です」気になった建築を眺めては、トレイ上の“どこでもミニテーブル”でコーヒーを嗜む。非日常感に心躍る、ピクニック喫茶を楽しんでいる。

〈鉢の木〉店頭にて。散歩もおしゃれ服で臨むのが甲斐さん流。

懐かしい物語を共有できる、私にとっては博物館みたいな空間だったんです」そして友人のバイトが決まり、客として足を運ぶように。友人が想いを込めて淹れてくれるコーヒーも好きになり、ほかのお店への興味もどんどんふくらんで、純喫茶巡りが趣味になる。「とはいっても、豆乳などで割ったコーヒーが今でも好きです。

Profile…甲斐みのり(かい・みのり)

旅、散歩、手土産、建築などを題材に、書籍や雑誌、Webに執筆。その土地ならではの魅力を届ける著書多数。近著に『歩いて、食べる京都のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)がある。

(Hanako1208号掲載/photo : Kenya Abe, Yoichi Nagano, Yoshiko Watanabe text : Kyoko Kashimura, Mako Yamato edit : Nao Yoshida)

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