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【台北】雑貨とパン、カフェが同居する〈穀嶼〉へ。

Hanako.tokyo / 2022年7月16日 12時0分

【台北】雑貨とパン、カフェが同居する〈穀嶼〉へ。

台湾で外国の雰囲気が漂う場所といえば天母。そこに誕生した、〈穀嶼〉(グーユー)は、わざわざ行きたいパン屋さんです。本誌連載『秘密の台湾』よりお届け。

台北の郊外にある天母はアメリカ軍が 駐在した影響もあり、外国の香りがする街として親しまれているエリアだ。日本人にも知られる〈士林夜市〉もあるが、 観光スポットというよりも外国人の生活圏という印象がある。

映画『かもめ食堂』で登場したシナモンロールは、一度食べたかったと憧れる人が多い。160元。

カフェと雑貨店を併設。雑貨コーナーがあるパン屋さんはさすがにめずらしい。器などの生活雑貨が並ぶ。

その天母で雑貨店が併設されたパン屋さん〈穀嶼〉がオープンし、近くのお気 に入りの店で買い物を済ませがちな台湾人が、わざわざ地下鉄に乗って買いに来るほどだと話題だ。雑貨店で買い物を楽しんだり、カフェでお茶を飲んだり、のんびりと過ごせるように工夫されている店内。特に「文青」と呼ばれる、日本カルチャーが好きな人たちの間でSNSで の発信が相次いだことからも評判が広がった。今では子供連れのママの姿も多い。

人気商品のシナモンロール(上)、バターロール(左)、そしてあんぱん(右)。イートインも可能。

あんぱん50元は日本のものより甘さが抑えめ。台湾紅茶80元との相性もぴったり。

オーナーは翠文(スイウェン)さんと阿保(ホー)くんの二人。 二人はパンが大好きで、パン関係の本を読んで独学し、オープンにこぎつけた。「パンの素材は安全なものを使うように しました」と二人。一番人気の「塩パン」は低温発酵の製法によって、粉本来の甘味が増したパン。じっくりと発酵させたパン生地は、焼き上がりの味わいが濃くなる。一度食べるとそのおいしさに驚く人もいるほどだ。低温発酵は、台湾のパン業界でも注目の製法。仕込みに時間がかかるが、週3日と営業日を絞って、おいしいパン作りに打ち込む日々だ。

〈穀嶼─麵包・咖啡・雜貨〉/台北

オーナーがセレクトした雑貨や日用品が並んでいる、新しいタイプのパン屋さん。
台北市士林區中山北路六段157巷12號
02-2838-2810
11:00〜17:00 不定休(Facebookにて告知)
店内2席、テラス2席

Navigator…chunhui Wang(チュン・ワン)

Hanako Taiwan の編集部員。ユーチューバーとしても活躍。昨年は台湾で「台湾YouTube新人賞」を受賞。

※1元は約4円(2022年4月現在)

(Hanako1208号掲載/photo:Jimmy Yang text:Chunhui Wang coordination:ChenTsuiwen produce:Hanako.taiwan)

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