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【日本酒】台湾の人気ごはん「ルーロー飯」に合う、こっくりおいしい熟成酒3選~『伊藤家の晩酌』第三十三夜〜

Hanako.tokyo / 2022年6月5日 17時50分

【日本酒】台湾の人気ごはん「ルーロー飯」に合う、こっくりおいしい熟成酒3選~『伊藤家の晩酌』第三十三夜〜

20歳の頃から唎酒師の資格を持つ、日本酒大好き娘・伊藤ひいなと、酒を愛する呑んべえにして数多くの雑誌、広告で活躍するカメラマンの父・伊藤徹也による、“伊藤家の晩酌”に潜入!酒好きながら日本酒経験はゼロに等しいというお父さんへ、日本酒愛にあふれる娘が選ぶおすすめ日本酒とは?第三十三夜は、いま人気のルーロー飯に合わせたい熟成酒を3本ご紹介。

色も味わいも熟成年数もさまざまな、味わい深い熟成酒3本をチョイス

(左から)「龍勢 無垢の系譜 -雄町- 2018」「秘蔵純米古酒 十年」「華鳩 6段仕込み超濃厚貴醸酒」

広島県竹原市の藤井酒造の「龍勢」。酒米ごとの特徴を生かして造られた限定酒「Limited」シリーズから雄町を使った1本。しっかりめの食事との相性がいい食中酒。4年熟成。酵母無添加で生酛仕込み。「龍勢 無垢の系譜 -雄町- 2018」720ml 1,760円(ひいな購入時価格)/藤井酒造株式会社

千葉県いすみ市にある木戸泉酒造の「秘蔵古酒シリーズ」は、5年、10年、20年、最も古いもので40年を超す古酒も。山田錦を使用し、こちらの10年ものは「熟成香が目覚める古酒10年」の言葉どおり、飲み頃の1本。「秘蔵純米古酒 十年」720ml 3,537円(ひいな購入時価格)/木戸泉酒造株式会社

広島県呉市にある榎酒造は、日本で初めて貴醸酒を商品化した蔵。代表銘柄「華鳩(はなはと)」の貴醸酒の中でもこちらは7年熟成。日本酒度-82で濃くて甘い、濃厚な紹興酒のような味わい。「華鳩 6段仕込み超濃厚貴醸酒」300ml 1,650円(ひいな購入時価格)/榎酒造株式会社



父・徹也(以下、テツヤ)「わぁ、どれもすごい色だね!」


娘・ひいな(以下、ひいな)「今回のテーマは、熟成酒です!」


テツヤ「どうして今回はこっくりしたお酒ばっかりにしたの?」



ひいな「それは…コゾさんが来るから?」


テツヤ「もう紹介しちゃおう(笑)。今日の特別ゲストは、もう10年来の知り合いのコゾさんこと、フォトグラファーの高山幸三さんです!」


ひいな「コゾさん、どうぞ!」

特別ゲストは、フォトグラファーの高山幸三さんです!



高山幸三(以下、コゾ)「ちょっとひざが痛いな(笑)」


テツヤ「長い足が邪魔だね(笑)。今日は、コゾさんがルーロー飯を作ってくれるんだって」


ひいな「そう。だから、ルーロー飯に合わせたお酒を考えたくて」


テツヤ「なるほど、ルーロー飯ありきのセレクトか。熟成酒、合いそうだね」


ひいな「でしょう?コゾさん、日本酒って普段、飲みます?」


コゾ「ほとんど飲まないね」


ひいな「普段、何飲むんですか?」


コゾ「ビール」


テツヤ「普段、500ml缶を6本、毎日飲む人だから」


ひいな「6本!?ずっとビール飲んでるんですか?」


テツヤ「3リットルだよ!」


ひいな「飽きませんか?」


コゾ「ううん。同じ銘柄を6本。休肝日なし」


テツヤ「さすがだな(笑)。コゾさんとしては、今回のテーマの熟成酒は普段飲まないジャンルなんじゃない?」


ひいな「きっとお好きかなと思うんですが…」


コゾ「熟成酒って、長く経つとこんな色になっていくんだね。みりんみたい」


テツヤ「熟成感のある声だねぇ(笑)」



ひいな「そうなんです。実は今、日本酒業界でみりんを飲むのがちょっとした流行りで。今日、みりんもあるんです。あとでぜひお試しを!今回のお酒は、品川にある〈いにしえ酒店〉で買ってきました!」


テツヤ「名前の通り、その酒屋さんは熟成が得意なところなの?」


ひいな「そう。熟成酒しか置いてない」


テツヤ「そうなんだ。マニアックなお店だねぇ」


ひいな「日本酒って、冷蔵のショーケースに並んでるイメージがあると思うけど、ここはほぼ常温保存」


テツヤ「へぇ。さっきからコゾさん、落ち着かないから早く飲みたいって(笑)」


コゾ「早く飲みたいね!」

1本目は、キレがありつつまろやか。いいとこどりの熟成酒「龍勢 無垢の系譜 -雄町- 2018」



ひいな「じゃ、1本目は『龍勢』です。雄町100%で、2018年なので4年熟成かな。今回紹介するお酒のなかでは一番、熟成の年数が浅い」


テツヤ「確かに色はまだ浅いね」


ひいな「色が薄くて、透明感があるよね。このお酒の説明文読んでみるね。“少し頑固なところもあるが、頼もしい情熱家。どっしりと落ち着いた雰囲気を持ち、じっくりと話を聞いてくれる面倒見のいい先輩的存在”って書いてあった」


テツヤ「それ、このお酒の話?」


ひいな「そう」


テツヤ「まるで、コゾさんじゃないですか!」


コゾ「(笑)」


ひいな「雄町みたいな先輩なんだね」


テツヤ「コゾさんにぴったり」


ひいな「『龍勢』は食事に合うお酒なんだけど、どんなお料理にも合うお酒って甘くない傾向があるんだけど、このお酒は純米酒でキレがいいお酒」


テツヤ「へぇ、そんな熟成酒あるんだ」


ひいな「この蔵は、熟成することによっておいしさが増すイメージがあって」


コゾ「へぇ」


ひいな「そのなかでも雄町っていうお米を使ってるこのお酒が『龍勢』のなかでも一番好きなんです」


コゾ「なるほど」



ひいな「じゃ、お注ぎしますね。ほら、きれい〜」


コゾ「(ゴクゴク)」


テツヤ「ちょっと!乾杯しないで飲んじゃうの?」


コゾ「ははは(笑)」


テツヤ「段取りがいつもと違う(笑)。みんなで一緒に乾杯をお願いします」

うっすらと色づいた、透明感がきれい!

コゾさん、熟成酒はいかがですか?



一同「乾杯〜」


ひいな「香りがちゃんと熟成酒でしょう?」


テツヤ「え?これ、熟成酒なの?」


コゾ「さっぱりしてるね」


テツヤ「ねぇ」


ひいな「こんなにきれいな熟成酒を造れるっていうのは、ここの蔵の造りがすごいから」


テツヤ「雄町っぽさもあるよね?」


ひいな「まろやかだよね。山田錦って行くぞ!って感じがあるんだけど、雄町って割とまったり滋味深いイメージがあるから」


テツヤ「そうそう。これで4年か」


ひいな「角がとれて丸い感じがあるよね」


テツヤ「俺とコゾさんが4歳違いなのよ。4年経つとこういうふうになるのかなぁって(笑)」


コゾ「こうなるのよ(笑)」


テツヤ「意外とあっさりしてて、熟成感なかったな(笑)」


コゾ「うんうん(笑)」

紹興酒のような香ばしさとふくよかで風味豊かな熟成酒「秘蔵純米古酒 十年」



ひいな「2本目は、第68回でも紹介した木戸泉酒造の古酒です!これは 10年熟成」


テツヤ「こっちは古酒って言うんだね」


ひいな「蔵によって呼び方が違うんだけど、熟成酒とか古酒とか。木戸泉は古酒だね。この蔵は熟成酒の先駆け的な蔵で、長時間保存してもへたらないお酒を出してる」


テツヤ「これはかなり色がついてるね」


コゾ「ブランデーみたいだよね」


ひいな「いい感じに熟成してますね」



一同「乾杯〜!」


コゾ「とろっとしてるね」


ひいな「香ばしい」


テツヤ「イメージより甘くないね」


ひいな「そう。甘ったるくないよね。アルコール度数が16度あるから、そこそこインパクトがあるかな」


テツヤ「そう。酒!って感じだね」


ひいな「ちゃんとお酒として成立してるよね」


コゾ「香り、紹興酒っぽくない?」


テツヤ「そうそう!」

日本酒度は驚きの−82度!はちみつのような甘みの熟成酒「華鳩 6段仕込み超濃厚貴醸酒」



ひいな「3本目は『華鳩』っていう広島のお酒なんだけど、7年熟成。精米歩合70%だからあんまり削ってないの。日本酒度−100を目指して仕込んだお酒らしくて」


テツヤ「え〜!甘いってこと?」


ひいな「そう。日本酒度−5でも甘いって感じるくらいなんだけど、これは−82」


テツヤ「すごいね。バニラアイスにシロップ的にかけたりとか?」


ひいな「それもいいと思う。バルサミコ酢みたいにね。このお酒は、六段仕込みの最後、仕込み水の代わりにお酒を使って仕込んでる貴醸酒なの。糖分が残ってるほど甘めで度数が低くなる。度数は14.5度。見た目の濃さに比べて低め」


一同「乾杯〜!」


テツヤ「いわゆる熟成酒って、こういうイメージがあるな」


ひいな「『華鳩』は7年熟成なのにね。造り方とか蔵によってぜんぜん違うね」

色も薄いものから濃いものまで。味わいもいろいろ。



テツヤ「いやぁ、こりゃおもしろいね」


ひいな「おもしろいでしょう?」


テツヤ「コゾさん、どれが一番好きですか?」


コゾ「う〜ん、これ好きかも。『華鳩』」


テツヤ「うん、おいしいよ。俺は『木戸泉』が好きだな」


ひいな「『華鳩』の蔵は、フォアグラ、デザート、ブルーチーズと合うって言ってる」


テツヤ「あぁ、確かにブルーチーズ、絶対に合うな」


コゾ「結構、甘みがあるから」


ひいな「はちみつの代わりにかけてもいいくらいだよね」


テツヤ「これはケーキとかチョコとかに合わせられる甘さだよね」

コゾさん特製、真っ黒いルーロー飯と、熟成酒を合わせていただきます!

いよいよ登場!コゾさん特製、ルーロー飯!

スパイスたっぷり、真っ黒なの見た目がコゾさん流。



テツヤ「そろそろ、ルーロー飯、お願いします!」


ひいな「熟成酒とごはん合わせたい!」


テツヤ「わ、来た!」


ひいな「おいしそう!たくあんがいい感じ!」


テツヤ「コゾさんのルーロー飯!伊藤家に出前してくれました〜!」


ひいな「めっちゃいい匂い〜。『華鳩』合いそう」


テツヤ「絶対合う!コゾさんのルーロー飯は黒いの。黒ルーローっていう新たなジャンルを開拓」


ひいな「どうしてこの色になるんですか?」


コゾ「わかんないの」


テツヤ「だって、本当のルーロー飯、食べたことないんですよね?」 


コゾ「そう。だから、本当のルーロー飯の味がわかんない」


テツヤ「『クッキングパパ』とインリン・オブ・ジョイトイのYouTubeチャンネル『インリンちゃんねる』見て、脳内調理で造ってるから」


ひいな「え?インリン・オブ・ジョイトイってYouTubeやってるんだ(笑)」


テツヤ「ある意味、新しいよね。YouYube見て料理を作るって。本場の台湾やお店に行かなくてもこうやって作れるわけですよ!」


ひいな「私も初めて!」


テツヤ「コゾさん、死ぬまでに一度は本場のルーロー飯、食べに行かないとね」


ひいな「ルーロー飯にたくあんっていうのは基本なんですか?」


コゾ「YouTubeで見た通り…」


ひいな「たくあんも、熟成酒に合いそうだよね!」


テツヤ「合いそう」


コゾ「この安っぽい色がいいんだよ」


テツヤ「この黄色いたくあんがね」


テツヤ「どの熟成酒が合うかわからないから、全部と合わせてみようかな」

ルーロー飯、いただきます!

熟成酒と抜群に合うから、酒が進むねぇ。



テツヤ&ひいな「いただきます!」


コゾ「味見してないんだけどね」


テツヤ「うまい!」


ひいな「おいしい!」


テツヤ「台湾に行きたくなる味!」


コゾ「毎回、味が違うんだよね」


テツヤ「確かに、こないだ食べた時と違いますね(笑)」


コゾ「うん、こないだのほうがおいしいと思う。今日は醤油をケチっちゃったから」


テツヤ「ケチんないで!」


ひいな「ルーロー飯と合わせたら、一番『木戸泉』が合う気がするんだけど」


コゾ「うん。わかる」


テツヤ「確かに。合わせてみるとね」


ひいな「『龍勢』か『木戸泉』で迷うな」


テツヤ「でも、食べた後に飲むんだったら『華鳩』もありだと思う。後味に合うよ」


ひいな「あ、本当だ!後に飲むのありだね」

完食!コゾさん、ごちそうさまでした!



テツヤ「このルーロー飯、カレー的な感じでもあるよね」


ひいな「うんうん、スパイスがカレーに近い」


コゾ「あれこれスパイス入れたら、カレーに近づいていくよね」


テツヤ「でも、うまいですよ。最近、店のルーロー飯、食べてなくて、コゾさんのしか食べてないから、俺の基準もだんだんこれになってきちゃって」


ライター薮下「ルーロー飯って、高菜が入ってるイメージです」


コゾ「そうそう、添えてあるよね」


テツヤ「たくあんじゃなくて?」


コゾ「味に自信がないから高菜を使ってるんでしょう?」


テツヤ「(笑)。今日のルーロー飯はどうですか?」


コゾ「60点かな?」


テツヤ「本番なんだから100点の持ってきてくださいよ!」


コゾ「(笑)」


ひいな「でも、すごくおいしいです」


コゾ「おいしいでしょう?でも一回、本物のルーロー飯を食べたほうがいいんだろうね。でも、調べれば調べるほどわからなくなる。八角入れなかったり、紹興酒入れなかったり…」


テツヤ「カレーとか麻婆豆腐とかと同じで、オリジナルでいいんですよ。熟成酒には確実に合ってたし。でも、そろそろ一緒に本物のルーロー飯、食べにいきましょう」

自宅でもきちんと管理すれば熟成が可能!?“自家熟成”というお楽しみ



ひいな「ちょっと最後に自家熟成してみたお酒も飲んでみてほしんだけど、いいですか?」


テツヤ「おぉ?」


ひいな「『土田酒造』の『シン・ツチダ』っていうお酒なんだけどね、家で熟成してみたの」


テツヤ「いつから?」


ひいな「2020年11月から」


テツヤ「1年半!」


ひいな「左が未開封のお酒で、もう1本は、2020年11月19日に開栓してある。生酒とかはダメになっちゃうリスクがあるんだけど、火入れしてあるお酒なら熟成できるよ」


テツヤ「どうやって熟成させればいいの?」


ひいな「日の当たらない場所で、家の中で一番涼しいところに置いておけば大丈夫だよ」


テツヤ「なるほど。さて、どうなってるかな?」


ひいな「開栓済みのほうは、1年半置いてただけで色がついてた」


テツヤ「もう1本も、今日、開封しちゃうんだね!」


ひいな「同じお酒でも口を開けてるのと開けてないのとでは色が違うね。やっぱり空気に触れてる分、色が濃いね」

同じお酒を、同じ年月熟成させても、開栓してるかどうかで、こんなにも色の違いが!



コゾ「こんなにも違うんだ!」


テツヤ「ぜんぜん違う!」


ひいな「土田酒造のYouTubeの企画で、開栓した一升瓶の『シン・ツチダ』を1ヶ月ごとに味わうっていう企画があったくらい」


テツヤ「へぇ、1ヶ月ごとに味が違ってくるなら、1年半も置いたらそりゃもうねぇ」


ひいな「開栓したほうが酸っぱいかも」


コゾ「お酢に近いというか…」


ひいな「開栓してあるほうが断然渋いね」


テツヤ「おいしくないってこと?」


ひいな「渋さがうまみな感じがする。ちゃんと熟成酒になってる」


テツヤ「空気に触れさせたほうがいいってことだね」


ひいな「うん、そのほうがおもしろいかも」


テツヤ「確かに、開けてるほうがおいしい!断然うまい!」


ひいな「おもしろいでしょう?蓋を取るだけでこれだけ味が変わるって。まろやかだし、酸も強いし」


テツヤ「空気に触れただけでこんなに違うんだね。熟成に向いてない酒ってあるの?」


ひいな「純米大吟醸とかは劣化して、甘みしか感じないのを“あまだれ”って言うんだけど、そこから良くなるっていうのはあんまり経験したことがないかな」


テツヤ「なるほど」


ひいな「だから、生酒の純米吟醸酒、純米大吟醸酒を熟成するには、管理が必要かな。今日紹介したのは蔵熟成。この『シン・ツチダ』は自家熟成。もう一つ、酒屋熟成もあるから」


テツヤ「酒屋が熟成して売ってるんだな」


編集・小倉「子どもが生まれ日の新聞紙で日本酒をくるんで押し入れに保管しておいて、二十歳になったら一緒に飲むとかもいいですね」


テツヤ「ひいなが生まれた時さ、病院に行って抱っこはできなかったんだけど、帰りにコンビニで酒を買ったわけよ。これを熟成したらいいなと思ったけど、その日に飲んじゃった。1人で」


ひいな「意思、弱っ(笑)!」


テツヤ「俺も父親かぁって浸っちゃってさ…」


ひいな「日本酒だったんだね」


テツヤ「そう日本酒だったね」


ひいな「何を飲んだんだろう(笑)。気になる」

伝統製法で造られた本みりんはこっくり甘く、お酒としておいしく飲める!

千葉県香取市にある馬場本店酒造の「最上白味醂」600ml 854円(税込・ひいな購入価格)は、国産もち米を使用し、江戸時代から手造りの製法を守る伝統みりん。



テツヤ「最近、流行りのみりんも飲んでみようよ。あ、そのみりん、こないだ料理家さんに教えてもらったやつだ!これを飲むんだ?」


ひいな「アルコール度数が13.5度〜14.5度」


テツヤ「日本酒と変わらないね」


コゾ「色もね」


テツヤ「ボトルの形だけが…」


コゾ「みりんだね(笑)。これは、飲むみりんなの?」


ひいな「普通の料理に使うみりんです」


テツヤ「どんな味なんだろう?」

みりんのお味は?

みりん、うんまい〜!



一同「いただきます!」


テツヤ「うわ、何これ、うまい!」


ひいな「もち米みたいな香り」


テツヤ「うん、もち米だね。これはうまいよ」


コゾ「すごいね」


テツヤ「これも熟成だよね?」


ひいな「なんかおはぎ食べてるみたいな感じだよね」


コゾ「ほんとだね。今まで飲んだ中で一番インパクト強いよ、これ」


テツヤ「とろっとろで甘い!」 


ひいな「アイスにかけたいね」


テツヤ「ざらめみたいな。みりんの概念が変わるよね。和菓子っぽいし」


コゾ「ルーロー飯に入れたら美味しくなるんじゃないの?」


テツヤ「絶対合うと思う!」


ひいな「このみりんでさらにおいしく!」

【ひいなのつぶやき】
熟成酒は置いておくだけで変化を楽しめることが魅力だと思います!中華料理を作った時、〆に日本酒をちょっとだけ飲みたい時など、ちびちびと楽しんでみてください
ひいなインスタグラムでも日本酒情報を発信中

photo:Shu Yamamoto illustration:Miki Ito edit&text:Kayo Yabushita

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