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vol.1『初心者向けの植物4選』失敗しない観葉植物との付き合いかた。

Hanako.tokyo / 2022年6月25日 16時56分

vol.1『初心者向けの植物4選』失敗しない観葉植物との付き合いかた。

暮らしに緑や花を取り入れるなら、手入れの方法や必要なことを知っておきたい。その道のプロが教えてくれた初歩の基本とコツ。まず、それだけ分かれば植物との関係がより良くなるはず。今回は、さまざまなグリーンプロダクトを手がける〈園藝と再生〉に観葉植物との付き合いかたを教えてもらいます。まずは初心者向け。慣れてきたらより育てがいのある植物にチャレンジしたい。

1.ひなた「バニーカクタス」たっぷり太陽が当たる場所で、水やりは控えめでOK。

ふわふわの白い棘と、うさぎの耳のような子株の形からこの名がついたサボテンの一種。乾燥気味を好むので一年を通して多湿にならないように。水やりは土が完全に乾いてから。

2.半ひなた「ガジュマル」精霊が宿るといわれるシンボルツリーを育てる。

生命力のあるガジュマルなどのイチジク属の植物は育てやすさナンバーワン。熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑木なので、暖かい場所に置き、日光を当ててあげることが大事。

3.半ひかげ「フィロデンドロン・シルバーメタル」多湿を好み、日があまり当たらない室内でも育つ。

柔らかく銀色がかった葉っぱが特徴。耐陰性があり、日照が1日に2~3時間程度でも大丈夫。多湿を好むタイプなので、こまめに葉にも霧吹きをしてあげるとベター。

4.半ひかげ「シノブ」細かい毛がついた太い根も特徴的でユニーク。

多年生のシダ植物。耐陰性があり、半ひかげでも育つ。耐寒性も強い。湿った環境を好むので苔玉にするのにも向いている。根が乾いたらしっかり水やりをし、葉にも霧吹きを。

ひなた:一日中、日が当たっている(6時間以上)
半ひなた:1日3~4時間、日が当たっている。
半ひかげ:日中3~4時間は木漏れ日程度の日が入るが、あとは日が当たらない。

正しい環境を選ぶことで、植物がすくすく育つ。

「室内で育てる観葉植物にとって最も重要なのはどこに置くかなんです」と教えてくれたのは、東京・新木場の複合施設〈CASICA(カシカ)〉内のグリーンコーナーなどを手がける〈園藝と再生〉代表の田島大地さん。「どの植物でもエアコンの風が直接当たる場所に置いていたら枯れてしまうでしょう。置き場所で大事なのは日当たりと風通し。植物によって太陽をたくさん浴びたいもの、半ひかげで育つものと性質が異なるので、環境に合わせて選ぶといい。また、植物には風通しが必要。空気がこもると湿った土が乾かず、病気やカビ、根腐れの原因になりますから」

これだけ理解していればまずは気軽に育てはじめてOK、と田島さん。「それぞれの植物に合う環境さえきちんと選んであげれば植物はすくすくと育ちます。水やりも別に毎日でなくていいんですよ。基本、土が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷりあげる。受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。土が何日も乾かないと蒸れて根腐れします。また、ひなたが好きな植物でも直射日光が当たる場所は暑い季節だと葉が焼けてしまうので、日中ずっと置いておくのは避けるようにしてくださいね」

Navigator…田島大地(たじま・だいち)

園芸と植物のライフスタイルプロジェクト〈園藝と再生〉を運営。6/5(日)に池尻のビストロ〈kongtong〉でのマーケットイベントに出店。Instagram:@engeitosaisei

(Hanako1209号掲載/photo : MEGUMI , Miho Kakuta, Michi Murakami text & edit : Kana Umehara)

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