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京都在住のライター・大和まこさんがレコメンド! 自転車で鴨川沿いを巡る、雑貨&焼菓子&コーヒーの旅。

Hanako.tokyo / 2022年10月9日 15時58分

京都在住のライター・大和まこさんがレコメンド! 自転車で鴨川沿いを巡る、雑貨&焼菓子&コーヒーの旅。

碁盤状、そして街のほどよいコンパクトさも相まって、京都の市街地は、さまざまな交通手段が使える便利なところ。それぞれの速度で回ると、異なる京都の楽しみ方が体験できる! 京都在住のライター・大和まこさんがオススメする、自転車で巡る京都ツアーへご案内します。 8月26日(金)発売Hanako1212号「365日楽しい街。京都」よりお届け。

京都の暮らしにも欠かせない、自転車で散策を。

京都の暮らしに欠かせないものといって、まず思いつくのは自転車。便利さはもちろん、鴨川沿いを走るのは景色もよくて気持ちがいい。シェアサイクルが増えつつある近頃は、天気がよければさっと自転車に切り替えて、街を巡るのもおすすめだ。
今回案内するのは鴨川より東を中心にしたエリア。東山五条の〈oud.〉をスタートして鴨川の川べりに下りたりしつつ、最後は白川通を北上して〈北白川ちせ〉にゴールするまでゆるゆると4時間ほどのコース。気が向けば焼菓子を買って京都御苑のベンチで味わう、なんて寄り道も自転車ならお手のもの。雑貨やおいしいものとの出合いが待つ、新しい店々を巡りたい。とりわけ〈Harmonika〉から〈manina〉までは鴨川沿いを走るのがおすすめ。実はそのときには気をつけるべき点がひとつあって、川沿いの道と道路を結ぶスロープはすべての橋のたもとにあるのではないということ。これを忘れると延々と鴨川沿いの道を出られない(もしくは道路に戻れない)羽目になるので注意を。
吹く風が気持ちいい秋の頃。自転車の便利さと心地よさを実感しながら、過ごしてほしい京都の自転車旅。



Navigator:ライター・大和まこ
やまと・まこ/京都暮らしでの移動はもっぱら自転車で。『&Premium』での連載をまとめた第4弾『&Premium特別編集 やっぱり京都、街歩きガイド。』が発売中。

1. 〈oud.〉

古い窯道具を鉢に見立て、八角蓮など植物を植えたものも扱う。

古いものと新しいものが入り交じる。

インセンスブランド〈東京香堂〉のお香も。

洋服は香川のフレンチヴィンテージ〈青い羊〉から届く。自家焙煎コーヒーが飲めることも。

清水焼の工房を改装した明るい空間に並ぶのは、古家具や古道具、ヴィンテージウェア、お香、器など。時を経て味わいが増すものが好きという店主・岡部成幸さんの心に響くものが、空間と相まって魅力を放っている。
〈oud.〉/ウード
住所:京都府京都市東山区慈法院庵町588-9│地図
TEL:090-9053-9232
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜、ほか不定休あり

2.〈Harmonika〉

季節のフルーツがタルトに。イチジクのタルト1,500円。中にはクレーム・パティシエール。

サンダルと本と菓子の店が空間を共有。

カヌレショコラ各350円やガレットブルトンヌ300円などは持ち帰り可。

レストランで料理からデセールまで担当してきた店主の松本泰さんが営むパティスリーカフェ。華やかな盛り付けのデザートはイートインで、しっかり焼き込んだ焼菓子は持ち帰りでと両方の楽しみがある。
〈Harmonika〉/ハーモニカ
住所:京都府京都市東山区亀井町43-2 Gion Naito 123 Market内│地図
TEL:050-3551-8625
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜

3.〈manina〉

カカオの香りが口いっぱいに広がる、オーガニックグラノーラアマゾンカカオ200g 1,500円。ジャスミン・ピーチフレーバーティー600円などドリンクのテイクアウトも。

今後はイベントなども展開予定。

目を引く外観。

岡崎〈チェンチ〉の坂本健シェフが、満を持して開いた食のセレクトショップ。愛用するオイルや塩などの食材から、オリジナルの柚子唐辛子やグラノーラまで、間違いない味が揃う。
〈manina〉/マニーナ
住所:京都府京都市左京区難波町211-5│地図
TEL:なし
営業時間:11:00〜16:00
定休日:不定休 ※営業日はInstagram: @manina_cenciで確認を。

4.〈Scape ガラスと植物〉

着生植物はビカクシダやデンドロビュームなどが中心。着生植物3,850円〜、ガラスと着生植物38,500円〜。

6つの交差五角形74,800円。

一輪挿しやアクセサリーなども。

ステンドグラス作家・西冨なつきさんのアトリエ兼ショップ。多面体がモチーフの照明や花器は軽やかで主張しすぎず、けれど空間に彩りを添えてくれる。併せて作品を作り上げることも多い着生植物のセレクトも魅力。
〈Scape ガラスと植物〉
住所:京都府京都市上京区上生洲町229-1│地図
TEL:なし
営業時間:12:00〜18:00
定休日:木曜、ほか不定休あり

5.〈レ・ドゥ・ギャルソンア・ランスティチュ〉

日によってはテラスで食べることも可能。

高い天井と窓の外に見える緑も心地よい。

ランチは豚肩ロースの煮込みバルサミコソースなど日替わりのメインと飲み物のセット1,500円〜。アラカルトも充実。

昭和11年に日仏の建築家の合作で建てられた〈アンスティチュ・フランセ関西〉。今春からはカフェを〈レ・ドゥ・ギャルソン〉が手がけ、正統派ビストロ料理が楽しめるように。
〈レ・ドゥ・ギャルソンア・ランスティチュ〉
住所:京都府京都市左京区吉田泉殿町8 アンスティチュ・フランセ関西内│地図
TEL:075-761-2180
営業時間:9:30〜17:00(ランチ11:30〜14:30)
定休日:日、月曜
席数:30

6.〈北白川ちせ〉

谷内さんが作るジュエリー。

いのはらさんが作る「TORAJAM」。右からキウィとバナナのジャム、杏のコンポート各930円。

店に入り左手がショップ、右手がギャラリーに。芦田尚美さんや佐野元春さん、茨木伸恵さんらの器が定番。

彫金作家の谷内亮太さんが妹のジャム作家・いのはらしほさん、妻のマサコさんと営むギャラリーショップ。今年6月に空間を一新しモダンになっても、暮らしを豊かにする器や生活雑貨、食べるもののセレクトは変わらずに。
〈北白川ちせ〉
住所:京都府京都市左京区北白川別当町28│地図
TEL:075-746-5331
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月、火曜

(Hanako1212号掲載/photo:Noriko Yoshimura illustration:Shoko Kawai text:Mako Yamato)

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