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ABEMAアナウンサーの西澤由夏さんが語る、A‌B‌E‌M‌Aの魅力とは。

Hanako.tokyo / 2023年3月14日 16時45分

ABEMAアナウンサーの西澤由夏さんが語る、A‌B‌E‌M‌Aの魅力とは。

お笑いコンビ・千鳥のノブさんが楽屋挨拶に来た女性タレントに「俺の女になってみない?」などと狼藉を働く「ノブの好感度を下げておこう」、大島麻衣さんや野呂佳代さんが歌にのせて女性の真意を吐露する「女性の本音ラブソング」など攻めまくった企画が人気を呼び、業界内視聴率トップと噂されるバラエティ『チャンスの時間』をはじめ、インターネットテレビ・ABEMAの番組が絶好調だ。『チャンスの時間』『ニューヨーク恋愛市場』のMCを務めるABEMAアナウンサーの西澤由夏さんにその面白さの源泉を聞いてみた。

「 演者もスタッフもやりたいことを全力でやっているんです 」

「例えば、『ノブの好感度を下げておこう』は、遠隔で大悟さんがノブさんに指示するのですが、台本なしのガチンコなんです。実力のあるお二人がアドリブでゼロから笑いを作っていく。ライブのような緊張感と高揚感がこの番組の魅力だと思います。あとは“全員野球”というか、出演者の方も“今度はあれをやってみたい”“こんなのはどう”とどんどん提案してくださるんです。この前は“パチンコをしたい”という千鳥さんの一言で企画が立ち上がり、翌週にはパチンコだけの回を放送したり。千鳥さんならどう転んでも必ずおいしく料理してくれるから、まずはとりあえずやってみよう、と見切り発車でスタートすることも。ときには想定していたのと全く別の方向に着地することもありますが(笑)、出演者もスタッフも自分たちがやりたいと思ったネタなので、みんな、終始ノリノリで全力投球。その現場の楽しい空気感が観る方の共感を呼んでいるのかもしれません。今考えると、このスピード感や“やりながら考える”マインドはIT企業(ABEMAの母体はインターネット広告業などを営む〈サイバーエージェント〉)のDNAと近いですね」

西澤由夏

にしざわ・ゆか/1993年生まれ。新卒で〈サイバーエージェント〉に入社。2018年よりABEMA専属アナウンサーに。番組でのグラビア撮影を集めたフォトブックがABEMAで公開。Instagram:@yknszw

『チャンスの時間』/千鳥の2人がメインMCを務めるバラエティ番組。刑務所慰問ネタGPなどクセ強めのネタで、今後活躍するであろう若手芸人の登竜門となっている。https://abema.tv/video/title/90-979?s=90-979_s3

西澤さんはお笑いコンビ・ニューヨークによる『ニューヨーク恋愛市場』のMCも担当している。
「女性の街頭インタビューで構成される『ニューヨーク調査団』という企画がよくバズっていて。意中の男性とのラインのやり取りや、ワンナイトラブの有無(!)など、過激な質問がウケているんです。“回答している女性がもれなく可愛い”ことも話題で、取材班の頑張りもすごくて、1週間で100人以上に話を聞くこともあるそうです」

『ニューヨーク恋愛市場』/毒舌芸人ニューヨークがメインMCを務めるリアル色恋バラエティ。徹底リサーチの末に見つけた女性への街頭インタビューで、男女間の赤裸々な本音を追いかける!https://abema.tv/video/title/90-1576

西澤さん自身は自局のオリジナルドラマやリアリティショーもよく観るそう。
「ABEMAのドラマは、原作がないものが多く、いろんな人のエピソードを聞いて制作していると聞きます。徹底してデータを集めることで物語のディテールがよりリアルになってるんじゃないかなと。私のお気に入りの一つは高校のミスコンを舞台にした『ブラックシンデレラ』。私もミスコン出場経験があったので、プロデューサーに当時の経験を話しました。ああ、こんなところも全員野球ですね(笑)。あと、恋愛番組はABEMAの人気コンテンツで、バリエーションがとにかく豊富。高校生同士から、バツイチ同士の恋愛まで、世代ごとのリアルをのぞけるのが面白くて、どんな人にも共感できる番組があると思います」

『セカンドチャンスウェディング2』/「もう一度、結婚したい!」と願うバツイチの男女10人による婚活リアリティ番組。参加者全員が過去に離婚しているからこそ、真剣に恋に向き合う姿に共感。https://abema.tv/video/title/90-1684

最後にインターネットテレビならではの強みとは。
「リアタイ視聴もできるし、見逃し視聴もできること。あとは社員たちが皆、SNSやwebを鬼リサーチ(笑)しているので、トレンドやこれから来るものが番組に取り入れられていることでしょうか。たまに早すぎることもあるかもですが(笑)」

photo : Koichi Tanoue text : Kanta Hisajima

No. 1212



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