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伝統菓子「バクラヴァ」を日本でも!〈松屋銀座〉にトルコの人気菓子ブランド〈ナーディル・ギュル〉と〈ディヴァン〉が同時オープン。

Hanako.tokyo / 2022年11月12日 12時0分

伝統菓子「バクラヴァ」を日本でも!〈松屋銀座〉にトルコの人気菓子ブランド〈ナーディル・ギュル〉と〈ディヴァン〉が同時オープン。

11月11日(金)、トルコの名菓「バクラヴァ」で知られる老舗ブランド〈ナーディル・ギュル〉が〈松屋銀座〉にオープン!トルコ最大財閥が手掛ける洋菓子ブランド〈ディヴァン〉とともにアジア初の常設店を構えます。13(日)までは「バクラヴァ」づくりのデモンストレーションも実施中。オープン当日の朝の様子を取材してきました!

朝食から冠婚葬祭まで!トルコの伝統菓子「バクラヴァ」。

〈ナーディル・ギュル〉では40層の生地の間に、刻んだピスタチオやクルミなどをサンドして焼き上げています。

「バクラヴァ」とは、オスマン帝国時代から愛されるトルコの伝統菓子。何十層にも薄く重ねたパイ生地にナッツ類を挟んで焼き上げ、バターやシロップをかけて仕上げる甘い焼き菓子で、中東や地中海地域でも広く親しまれています。

トルコでは朝ごはんや食後のスイーツとして食べられるほか、冠婚葬祭でも重宝されているそう。またサッカーの試合前などはどちらが勝つかで「バクラヴァを賭けよう」とのやりとりもあるとか。

〈ナーディル・ギュル〉と〈ディヴァン〉は並びで〈松屋銀座〉地下1階洋菓子売場に開業。

今回〈松屋銀座〉にオープンした〈ナーディル・ギュル〉は、トルコ・イスタンブールで1843年に創業し「バクラヴァの王様」と称される〈カラキョイ ギュルオール〉の海外向けブランド。

2021 年 11 月〈松屋銀座〉で2週間限定で行われた日本初の催事では 100人以上の行列ができ、連日完売になるほど!この時のお客さんはトルコ旅行などでバクラヴァを食べたことのある方が「懐かしい」「また食べたいと思っていた」と買い求めた方が特に多かったそう。

〈松屋銀座〉のバイヤーは「コロナ禍でこれまでのように気軽に海外旅行に行けなくなったこともあり、世界の珍しいお菓子をご紹介する機会が増えました。これまでタイやイタリアなどの伝統菓子も導入してきましたが、なかでも反響が大きかったのがトルコのバクラヴァでした」と言います。

クロッカンアーモンドをチョコレートでコーティングした「アードワーズチョコレート」。

もっちりした食感のトルコ菓子「ターキッシュディライト」。

併設する〈ディヴァン〉は、1956 年にトルコ最大財閥が創業した洋菓子ブランド 。 トルコ菓子「ターキッシュディライト」や「アードワーズチョコレート」などのチョコレート菓子を揃えており、イスタンブールの5ツ星ホテル〈ディヴァンホテル〉でも提供されているのだそう。

右から4番目がナーディル・ギュルさん、左隣がコルクット・ギュンゲン大使。

アジア初の常設店ということもあり、〈カラキョイ ギュルオール〉創業家5代目であり〈ナーディル・ギュル〉の会長を務めるナーディル・ギュルさんも来日。オープン前にはコルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使らとともにテープカットを行いました。

〈ナーディル・ギュル〉の「バクラヴァ」ラインナップをチェック。

パイ生地40層、ピスタチオ14%入りの「ピスタチオバクラヴァ」。4個入1,944円、8個入り3,780円。

パイ生地40層、くるみ14%入りの「くるみバクラヴァ」。4個入1,728円、8個入り3,240円。

パイ生地12層、ピスタチオ29%入りの「ナーディルスペシャルバクラヴァ」。4個入2,052円、8個入り3,996円。

〈ナーディル・ギュル〉のバクラヴァは主に「ピスタチオ入り」と「くるみ入り」の2種類。さらにそこから「パイ生地の層の厚さ」「ナッツのボリューム」などで分かれています。

上記の3商品は、以前の催事で展開されていたもの。いわば〈ナーディル・ギュル〉の定番ラインナップです。一番人気はパイ生地を40層重ね、ピスタチオを14%加えた「ピスタチオバクラヴァ」。

パイ生地4層、くるみ32%入りの「パレスバクラヴァ」3個入1,728 円。

パイ生地40層、ピスタチオ23%入りの「キングバクラヴァ」1個864円。

「バクラヴァケーキ」1個1,080円。

こちらの3種類は今回から登場。パイ生地の層やナッツ類のボリュームがそれぞれ異なるので、好みに合わせて幅広く選べます。ちなみに「バクラヴァケーキ」は他のバクラヴァよりもバターが少々多め、砂糖少なめの仕立て。「バクラヴァを思いっきり食べたい!」という方におすすめなのだとか。

その他、ピスタチオとくるみのバクラヴァをセットにした「アソートボックス」や、42個入り・78個入りなどの「バクラヴァトレイ(※要予約)」などもあります。

11月13日まではバクラヴァづくりのデモンストレーションも。

熟練の職人さんによるデモンストレーションが間近で見られる希少な機会。

薄くのばした生地を重ねて

さらに大きくのばしていきます。

ナッツを挟み、バターをかけて生地を焼きます。オーブンから出したら、熱いうちにシロップをたっぷりと。

ツヤツヤのバクラヴァが完成します。

11月11日~13日までは売り場近くの催事コーナーにて、職人さんによるバクラヴァ作りのデモンストレーションも実施されています。取材時は生地づくりと、焼成後のシロップ掛けの様子が見られました。破れないように薄く40層の生地を重ねていくことができるのは、20~30年もの修業を積んだ熟練の職人さんだけなのだそう。昔ながらの手作業で丁寧に作られています。

「ピスタチオバクラヴァ」4個入り。

私も「ピスタチオバクラヴァ」を試食させていただきました。ピスタチオを境に、下の層はたっぷりとバターやシロップがしみこんでおり、ジュワッとジューシーでしっとりとした食感。対して上の層はほどよく空気を含み、サクサクッとした軽い食感。口の中で合わさることでちょうど良いバランスになり、甘さと香ばしさが絡み合っていくように感じました。使用しているピスタチオもトルコ・ガジアンテップ産の上質なもの。噛むほどにバターやシロップと相まって、まろやかなコクが楽しめます。

甘さ控えめが多い日本のスイーツに比べると、確かにしっかりした甘さ。ブラックコーヒーやストレートティーと合いそうです。

「パイ生地が厚いとシロップをたくさん吸ってしまい、ベタッとした食感になって甘さが強調されてしまうんです。トルコにはバクラヴァが食べられるお店がたくさんありますが、この軽やかな食感と甘さが実現できているのは〈ナーディル・ギュル〉の職人のなせる技です」と話すのは、日本総代理店を務める〈エフェトレーディング〉の担当者。

〈松屋銀座〉の〈ナーディル・ギュル〉で購入できるバクラヴァも日本人好みには変えていないそう。現地そのままの味をぜひ楽しんでみてくださいね。

〈ナーディル・ギュル〉〈ディヴァン〉
東京都中央区銀座3-6-1 B1
営業時間、定休日は〈松屋銀座〉に準ずる
公式サイト

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