1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【京都・八瀬】安らぎへと導いてくれる、宿〈moksa〉

Hanako.tokyo / 2023年1月1日 16時45分

【京都・八瀬】安らぎへと導いてくれる、宿〈moksa〉

ふわっと香る桃色の餅菓子が店先に並び始めたら、町が花で彩られ、京都へ行きたくなる季節がやって来る。市場の近くの町家を改装したコーヒー店の佇まいに足を止めたり、平安神宮前の蚤の市に並ぶアンティークを手に取ったり。鴨川沿いのカフェでのんびり川を眺めてもいい。町を歩くだけでも、思い思いの京都らしさときっと出会えるはずです。

お茶、食、すべてが安らぎへと導いてくれる宿が誕生。

比叡山麓の自然豊かな八瀬の地に、 3月30日オープンの宿〈moksa〉。 八瀬は平安時代から続く窯風呂を起源とする、療養の地でもあることから、テーマに掲げたのは生まれ変わりを体験する宿。お茶や蒸湯で体と心を癒すのだ。もてなしの場は自然素材でプリミティブモダンに仕上げ、 清水志郎さんや沓澤佐知子さんら現代作家の作品を置いて温もりと物語を伝えている。苔庭を眺める4席のカウンター「帰去来」で愉しむのは日本茶、中国茶などのお茶。薪火料理や養生朝食と、幾重にも重なるもてなしに、体も心も解きほぐされるに違いない。

京都市内から車で40分ほどにある八瀬にオープン。広々としたロビーラウンジも、自然の温もりが感じられる空間に。

現代作家と作り上げた心地よい空間。

「帰去来」と名付けられたお茶カウンターに並ぶ作品も美しく見飽きない。

漢方の名前が書かれた〈ametsuchi〉による壺もディスプレイの一つ。作家のキュレーションは京都のギャラリー〈tonoto〉が担当。

おもてなしの心で、お茶を。

ウェルカムティーと共に供されるお菓子は〈御菓子丸〉。

〈moksa〉のために作られた茶車で茶を淹れる、陶芸家の市川孝さん。〈hahahaus〉の薬膳茶や〈一保堂茶舗〉の日本茶などをそろえる。

養生のためにサウナ、朝食を。

写真は湯葉と柚子のあんをかけたおかゆの養生朝食。陰陽五行になぞらえて、おかゆを含め5色の料理が用意されている。

3つのプライベートサウナに加え、自然を間近に感じる客室にも心癒される。



〈moksa〉
お茶、食、作品などのコーディネーションはブランディングディレクターの福田春美さん。

住所:京都府京都市左京区上高野山東山65|〈地図〉
TEL:075-744-1001
料金:1泊1名35,000円(ディナー、朝食、サービス料込み)
室数:全31室
HP:http://moksa.jp/

photo : Norio Kidera text : Mako Yamato

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください