72時間弾丸セロ韓旅。今のソウルの新しいカルチャースポットへ。
Hanako.tokyo / 2022年12月13日 18時30分
ノービザ渡韓がついに解禁!今回は〈中部国際空港 セントレア〉から行く、新しくなった韓国「セロ韓」を72時間で満喫する弾丸旅行の様子をお届け。刺激的なカルチャーやアートなスポットが続々とオープンする今の韓国は、寝る時間も忘れるぐらい楽しめるスポットが満載。出入国に役立つ最新情報も紹介します。
事前に韓国入国の申請を忘れずに。
11月段階の韓国渡航の際に必要な申請について。
申請が必要なものは3つ。「K-ETA」と「Q-COD」と「Visit Japan Web」です。
韓国では11月からノービザ渡航正式解禁となりましたが、事前に「K-ETA」の申請が必要です。パスポート情報、電話番号、メールアドレス、現地滞在先の情報、申請手数料の支払いのためのクレジットカード情報などの必須情報を入力して申請します。その後、無事審査が通れば登録したメールアドレスに連絡が届きます。今回は申請すると、次の日に承認されました(※渡航の72時間前までに申請するのがマスト)。
ちなみに「K-ETA」は許可を受けた日から2年間使えるので、次また韓国へ旅行に行く際は滞在先の変更のみでOK。
韓国へ入国する際に検疫手続きを短縮できる「Q-CODE」も事前登録をしておきましょう(※出発の3日前から登録可能)。登録してない場合、入国時の書類手続きに時間がかかってしまう可能性があります。「Q-CODE」は1回の入国にのみ有効。今回、申請して30分ほどで承認の連絡がきたので、空港へ向かう移動の際に登録するのも良さそう。
日本へ帰国時の入国について。
11月段階の日本での入国手続きの状況について。日本入国にあたっては、「Visit Japan Web」で事前申請を行います。
「Visit Japan Web」のアカウントを作成し、利用者情報の登録、スケジュール&帰国便の登録、ワクチン接種や陰性証明などの必須情報をアップロード。空港でQRコードの提示が必須となるので、日本到着前に事前に登録しておくとスムーズです。
また、ワクチン接種証明書や陰性証明も提示する可能性もあるので、印刷かスクリーンショットでいつでも確認できるように準備しておきましょう。
〈中部国際空港 セントレア〉から搭乗。
〈中部国際空港 セントレア〉の国際線・国内線のロビー。
到着してさっそくチェックイン。
少し時間があったので、第1ターミナル4階にあるスカイデッキへ。滑走路まで300mとまさに目の前で飛行機が浮き上がる瞬間や着陸を楽しむことができる。
スカイデッキの開放時間は7:00〜21:30。
今回の旅は、セントレアの愛称でも親しまれる愛知県〈中部国際空港〉から出発。大韓航空をはじめ、韓国と日本を結ぶ航空会社の往復便が毎日2便以上運行しているので、いつでも好きなときに韓国へ遊びに行けます。(更に12月24日以降は1日4便へと拡大予定!)
新たにパスポートを取得しセントレア発着の航空機を予約した人の中から抽選で100名に1万円分のAmazonギフト券コードをプレゼントする「パスポート取得キャンペーン」など、〈中部国際空港〉ならではのお得なキャンペーンなども開催されているので、旅行に行く際は合わせてチェック。
いざ、出国!
今回は大韓航空を利用。
3年ぶりの海外渡航で、機内食が食べられるのは嬉しい。大好きな韓国海苔も。
〈中部国際空港〉から韓国〈仁川国際空港〉までのフライト時間は2時間ほど。国内旅行に行くのと同じぐらいの渡航時間なので、映画を見たり、機内食を食べているとあっという間に韓国へ到着!
到着してまずは腹ごしらえ。本場サムギョプサルをいただく。
窓が大きく、清潔感のあるすっきりとした外観。
3、4人前をオーダー。脂身が少なくて食べやすい「カルメギサル」は、最近韓国で人気なのだとか。「ハンジョンサル」という豚トロや「コッテギ」とよばれる豚皮の部位のお肉もいただく。
肉厚なのにあっさりしている首から背中にかけてのお肉「モクサル」や、味付けされた豚のハラミの部分を使った「ヤンニョムカルメギサル」のサムギョプサルが食べられる、〈ファッシイユッコン ヨンナム店〉へ。訓練されたスタッフが各テーブルで一番おいしい状態に焼いて提供してくれます。
ここでは、レタスやネギなどが入ったオリジナルのサラダと肉を一緒に食べるスタイル。調味料と漬物などのおかずがセットになって、味変ができるので無限に食べられてしまいます。
シメにはユッケと麺が合わさった「ユッケビビンカルグクス」を。お肉からサイドメニューまでクオリティが高く、どれも本当においしいです。
「ユッケビビンカルグクス」は絶品!おかわりしたくなるほど。
韓国を代表するビール「CASS」ビールで乾杯(チャン)!
お肉と一緒に提供される調味料やおかずも豊富。豆腐と辛味噌のようなものが添えられたおかずがお気に入り。
〈ファッシイユッコン ヨンナム店(화씨이육공 연남점)〉
ソウル市 麻浦区 東橋路 258 1〜2F(서울 마포구 동교로 258 1〜2층)
02-336-5260
12:00〜21:00LO
朝から韓国カフェ巡り。
マッシュポテト入りのベーグルの上にチーズがのっかった「ジャガイモチーズベーグル」は絶品!
大きな窓から光が差し込む明るい店内の2階席とテラス席でイートインが可能。気持ちがいいモーニングタイムを過ごすことができると朝から大人気。この日は珍しくスムーズに入れたのでラッキー!
街中を歩いていると、いたるところにカフェが立ち並ぶ韓国。韓国へ訪れた際はぜひ立ち寄ってほしいカフェをご紹介。
モッチモチのベーグルが楽しめる〈LONDON BAGEL MUSEUM〉は、朝から並ぶほどの人気店です。店内で焼き上げた、できたてのベーグルたちがたくさんラインナップし、ベーグルにつけるクリームチーズの種類も豊富。
見た目も楽しめる、キュートなパンたちがずらり。
白を基調とした開放的なお店。開放的な店内は撮影スポットとしても人気。
2階席も。
続いては、古くなった民家を改装したレストランやカフェ、雑貨店が増えはじめ、今ホットなエリア・ソウルの森へ。そこでは〈LOWIDE COFFEE BAKERY〉でひと休み。
開放的な店内で、1〜2階でイートイン可能。天気がいい日はテイクアウトして、ソウルの森を散歩しながらピクニックを楽しむのもおすすめです。
〈LONDON BAGEL MUSEUM(ロンドンベーグルミュージアム)島山店〉
ソウル江南区オンジュ路168ギル33 1・2F(서울 강남구 언주로168길 33 1, 2층)
8:00〜18:00
無休
〈LOWIDE(로와이드)〉
ソウル 城東区 ソウルの森2ギル 22-1(서울 성동구 서울숲2길 22-1)
10:00〜20:00、土日11:00〜21:00
月休
ランチは本場の麺料理を。
食べ応え抜群の「ピョカルグクス」11,000ウォン。
首から背中にかけての豚の骨つき肉を大胆に。ほぐして、しょうゆとにんにくとラー油にからしを添えた特製タレにつけていただく。
特製タレはこちら。
もっと辛みがほしいときは、お好みで味を変えられます。
ソウルの森から徒歩20分ほど。韓国のうどんともよばれるカルグクスが食べられる〈平易淡白ピョカルグクス 聖水店〉へ。
「カルグクス」といえば、アサリが入ってるのが一般的ですが、このお店ではゴロっとした大きな豚の骨つき肉を大胆に使っているのが特徴。旨みが染み出したスープはすっきりした味わいで、胃が休まるような優しいおいしさ。ほどよくコシがあって、食べ応えが抜群の麺は自家製。他にも「ビビンカルグクス」や「肉ニラマンドゥ」などのメニューもあり。
〈平易淡白ピョカルグクス 聖水店(평이담백뼈칼국수 성수점)〉
ソウル特別市 城東区 聖水洞1街 13-110(성동구 성수동1가 13-110)
070-8870-6879
11:00~15:00、17:00〜21:00
無休
夜はローカル酒場をもとめて「乙支路(ウルチロ)ノガリ横丁」へ。
ノガリとはスケトウダラの稚魚の干物にコチュジャンをつけたものを指します。昔は酒類を取り扱う業種は食事を提供してはいけないという法律があったため、食事の代わりとしてのノガリと生ビールを提供するお店が集まったことで人気になり、ノガリ横丁とよばれるようになったのだそう。
店内に入りきれないぐらい人気になったため、路上にテーブルと椅子を設置し路上ビアガーデンがはじまりました。
これは「コルベンイ」。
程よい大きさにちぎって、ピリ辛のコチュジャンソースとマヨネーズにつけていただく。
「チーズボール」は一口サイズで、つまみにちょうどいい。
ひたひたに浸かったトッポギは旨みが染み込んでおいしい!
今回訪れた〈マンソンホープ〉はこちら。
今回は、〈マンソンホープ〉というお店に入りました。現地の人たちに特に人気な、ツブ貝を千切りのネギとニンニクで和えた「コルベンイ」をオーダー。他にも「ヤンニョムチキン」や「スープトッポギ」などメニューが充実。どれもボリューム満点なのでシェアするのがおすすめです。
〈マンソンホープ〉
ソウル特別市 中区 乙支路3街 95-6(서울특별시 중구 을지로3가 95-6)
02-2275-7701
14:00~翌2:00
不定休、旧正月・秋夕の当日
24時間営業のお店で、フライト前にサッと朝ごはん。
定番のデジクッパ以外にも、水餃子スープやポッサムなどのメニューも揃う。
「トンタンパン」と呼ばれるテジクッパ。ソルロンタンのような真っ白なスープで、さっぱりしていておいしい。お好みで白ごはんを投入して。
あっさりしているので、朝からでもモリモリ食べれちゃう。
今回は滞在したホテルに近かった、弘大直営店へ。
ソウル駅や江南などにも店舗があり、気軽にテジクッパが味わえる地元民の胃袋を満たし続けている〈豚寿百(トンスベク)〉。空港へ行く前の早朝に訪れたのですが、すでにお客さんがちらほら。24時間営業なので気軽に利用しやすいのもうれしい。
テジクッパをまずスープだけで楽しんだら、ご飯を加えたり、麺を加えたり、あとはタデギ(唐辛子やニンニクで作った調味料)を少し足し、ピリ辛スープにしてもおいしいです。
〈豚寿百(トンスベク) 弘大直営店〉
ソウル市麻浦区東橋洞164-24(서울특별시 마포구 동교동 164-24)
02-324-3131
24時間営業
無休
食べて、ショッピングを繰り返した充実のセロ韓旅。今回は72時間以内に日本に帰国したため、PCR検査は一度のみで大丈夫でした(※11月段階の情報。ワクチン3回接種済みの方は検査は必要なし)。
音楽、アート、ファッションなど、新しいカルチャーを生み出し続ける今の韓国は、面白いスポットが盛りだくさん。日本からも2時間と気軽に行けるのもうれしいですね。
![unnamed1](https://img.hanako.tokyo/2018/12/13182418/unnamed1-300x300.jpg)
美食、旅、オーガニックコスメを愛するライター。さまざまなメディアで執筆中。 その傍らWEB・コンテンツマーケティング業も。スナックが好きな呑んべえガール。
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