【真似したい、あの人のキッチン習慣。】#1 カフェ運営会社勤務・後藤優子

キッチンをより快適に、効率良く使うために、すぐに取り入れられそうなことって？料理のプロからインテリアに詳しいデザイナーまで、6名のキッチン習慣を紹介。

カフェ運営会社勤務・後藤優子

ごとう・ゆうこ／4年に一度は引っ越していた人生から、定住を決意。2021年に、都内にある築47年の中古マンションを購入してリノベーション。52㎡の3LDKを大きなワンルームのような間取りに。

オープンキッチンゆえの出さない、見せない、溜めない。

昨年、中古マンションを購入してリノベーションしました。賃貸のときはキッチンが小さくてあまり使っていなかったので、人を呼べるキッチンを目指して、建築家の友人に設計を依頼。憧れのオープンキッチンで天板をタイル張りにしたので、ごちゃごちゃしないように、料理しながら片付けることを心がけています。広めのシンクを掃除しやすくするために、水栓は伸びるタイプにしました。

造作してもらったキッチンは収納力バツグン。生活感が出てしまう家電や 調理器具、調味料などはしまうようにして、見た目がおしゃれなソーダストリームやよく使うコーヒーメーカーは、 見える場所にあってもいいことにしています。「TODAY IS A GOOD DAY」のポスターを中心にアートを置いて、ちょっとしたギャラリースペースにも。

MY RULE1．生活感のあるアイテムは隠す、目線を遮る。

生活感のあるものは、とにかく収納の中へ。出しっぱなしになるハンドソープやキッチン用洗剤などは、観葉植物を置くことでリビング側からの目線を遮っています。

MY RULE2．定位置を作り、使ったら戻す。

家電や調理器具、調味料などは定位置を作り、“使ったら戻す”を徹底。ちょうど空いていたガス台の下は、電子レンジやダストボックスの定位置にしました。

MY RULE3．お皿やグラスなどはキッチンに合うものを。

お皿やグラス、コーヒーカップなど、少しずつお気に入りを集めています。キッチンの雰囲気に合うものなら、ちょっと表に出ていても気になりません。

illustration : Norihiko Shimada (PAPER) text : Chihiro Kurimoto