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今日からはじめる、浄化のテクニック。〜五行説編〜

Hanako.tokyo / 2022年12月31日 17時30分

今日からはじめる、浄化のテクニック。〜五行説編〜

人生の大半の時間を過ごすおうちが、いるだけでパワーを充電できる場所になったらこれほど素晴らしいことはない。“おうちde開運”するためのあれこれを紹介します。家を整える以外にどんなことで浄化ができる? おうちで簡単にできる、浄化ですべきことを、古神道研究家・暁 玲華さんに教えていただきます。12月26日発売 1217号「開運聖地」特集からお届け。

心や体に無理せずに、バランスを整える作業。

浄化は心や体、家ならその場所の詰まりをなくし、いい気を循環させてくれるもの。どのようなことをすれば家で気軽に浄化のアクションが起こせるのでしょうか?
「自然界に存在するすべてのものを『木・火・土・金・水』のつの要素に分類した五行説というものがあります。地球上の万物がこの五要素にあてはまり、お互いに影響しあっているという考え方です。でご紹介した『塩・水・酒』は五行でいうとすべて水の属性です。このように自然界にあるものひとつひとつがわたしたちに生命力を与え、浄化の手助けをしてくれます。それを理解し、意識して生活に取り入れることができたらいいエネルギーをもらって、いらないものは手放す循環を生み出すことができると思います」(暁先生)

人間関係を円滑にする、大輪の花を飾る。

「花は家の中を和ませる存在。浄化を意識するなら白いダリアや百合、バラなど大輪のものを。花器は平たく湧き上がる泉のように水が張れるものを。水をこまめに替えることで花と水の清浄な気を巡らし浄化します」

神事にも使われる和紙は、穢れを吸い取ってくれる。

「麻などを漉いてつくる和紙は、しめ縄と同様に植物の力が凝縮され、邪気をはねのける大きな力があります。時計やアクセサリーなどの大事なものは家に帰ってきたら和紙の上に。外でついた邪気を払ってくれます」

常緑の植物やハーブなどグリーンの生命力に頼る。

「観葉植物を置くなら榊と同じ常緑の元気な葉のあるものを。部屋の中に置くならウンベラータのような丸い葉のものが吉。ハーブ類ならいくつか鉢を並べるか、寄せ植えにするなどリズムのある感じで置くといいですよ」

木=植物を燃やすことで悪いエネルギーを消す。

「香りで浄化をするならホワイトセージやフランキンセンスなど植物由来の香りを選びましょう。一気に浄化したい時は窓を開けて焚くと悪い気が外に出ます。そのあとで窓を閉め、好みの香りを部屋に充満させて」

磨かれた石を持つことで、己のオーラもきれいにする。

「“パワーストーン”などといいますが浄化の力が強いのは磨かれた石。宝石を身につけることも邪気から身を守る意味が。部屋に水晶や磨かれた石をオブジェとして飾ったり、神聖なものなら御神体として祀ってもいいです」

土から生まれた器を使って 食べ物のパワーをいただく。

「土や鉱物を練ってつくる陶磁器には土地のエネルギーがあります。自分が気に入った土物の器を使うだけで浄化アクションに。冬に土鍋を囲むなど季節感のある器を選ぶことも大事。旬を感じることは生命力に繋がります」

澄んだ音を鳴らすことで 磨かれた石を持つことで 空気を一気に浄化する。

「火打石は鋼の火打金を硬い石に打ち合わせ、音と火花で厄除けをしていました。また、鈴や鐘の音は神事などにも使われています。鐘の音は場の空気を変える力があるのです。玄関に金属製のドアベルを置くといいでしょう」

火の揺らぎを見つめ、心をクールダウンさせる。

「やる気が出ない時などはキャンドルを灯して瞑想をしてみたり、ただぼんやりするだけでもいいです。また、火はその場に溜まった悪いエネルギーも滅却するので、嫌なことがあったら火を灯して心の平穏を取り戻して」

浄化のアクションに、ルールや縛りはない。

「まず大事なのは、自分がすすんでやりたいとか、これならできそうだと思えるアクションを選ぶこと。それがきっと今のあなたに足りない要素なのだと思います。五行説が唱えているのは自然のバランスです。浄化もバランスを整えるために行うこと。心や体に無理をするのではなく、このアクションを起こしたら自分の部屋がより良くなりそうだ、より居心地が良くなりそうだと思うものからぜひはじめてみてください」

暁先生が教えてくれたアクションは、花を飾ったり、キャンドルに火を灯したり、簡単ですぐに取り入れられそうなものばかり。自分がなにか「溜まっているな」と感じたら浄化アクションをひとつ試してみて。

Navigator…暁 玲華

あかつき・れいか/古神道研究家。神社本庁の神職資格を持ち、日本全国の神社に精通。著書に『植物で開運!かざるだけでOKガーデニング風水』(ビジネス社)など多数。

photo:Yoichi Onoda styling:Mariko Nakazato text & edit:Kana Umehara

No. 1216

幸せをよぶ、開運聖地。/なにわ男子2022年12月26日 発売号 今日よりも明日、今年よりも来年。前に進むための原動力は、日々の努力と、天からのまわりものである“運”。年が変わるこの時期は、神社やお寺、山や川など「気のいい場所」を訪れて、心と体を浄化し、2023年に向けて運やパワーを磨きたいもの。縁結び、仕事、金運、人間関係…2023年、あなたの人生を切り拓く「開運聖地」を紹介します。第二特集は神棚から、塩や水でのお清め、ツキを呼び込む部屋の整え方まで、「部屋を …

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