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カルチャー発ソーシャル行Meet #6/パラレル・マザーズ+電気グルーヴ『HOMEBASE』

Hanako.tokyo / 2023年2月26日 18時30分

カルチャー発ソーシャル行Meet #6/パラレル・マザーズ+電気グルーヴ『HOMEBASE』

映画、小説、音楽、ドキュメンタリー…あらゆるカルチャーにはその時代の空気や変化が反映されています。そんな「社会の写し鏡」ともいえる、秀逸な作品を編集部Sが紹介。

選ばなかった/選べなかった、もう一つの並行世界。

スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルが女優ペネロペ・クルスと7度目(そんなに!)のタッグを組んだ最新作

『パラレル・マザーズ』がいい。ストーリーはペネロペ演じる主人公のフォトグラファーと、17歳のアナ(ミレナ・スミット)、2人は偶然にも同じ産院で同じ日に出産し、ともにシングルマザーになる。ペネロペは娘が自分や元恋人に似ていないことからDNA検査をしたところ、実子でないことが判明。もしかしたら、出産当日、病院で取り違えられた? そして1年後、アナの娘が亡くなったことを知り……。選ばなかった/選べなかった、もう一つの並行世界を想像することはときに甘美で、ときに痛みを伴う。そんな〝横〟の世界との摩擦をどう乗り越えるか。そこは御年73歳のアルモドバル。祖父、娘、孫……今も社会に大きな影を落としているスペイン内戦という歴史的事件を〝縦〟の世界として交差させ、ペネロペの人生を前へと駆動させる。

『パラレル・マザーズ』/主演のペネロペ・クルスはこの作品でヴェネツィア国際映画祭の最優秀女優賞をはじめ、海外の多くの映画祭で主演女優賞を受賞。11月3日より全国順次公開。公式サイト

パラレルワールドといえば、もし彼らを知らなかったらまったく違った人生になったであろう存在が電気グルーヴ。優等生と不良とスポーツエリート、その他しかなかったスクールカーストに「サブカル系」という「第四の極」を確立した功績はあまりに大きい。そして、新曲

『HOMEBASE』。4番 レフト 肉しか食べられない~7番 ライト 親父が戦場カメラマン全然変わってない。凄い。

『HOMEBASE』/電気グルーヴ、約2年ぶりとなる新曲は、映画『野球部に花束を』(あの強面俳優・小沢仁志が高校球児を演じる快作!)の主題歌。各配信ストアで配信中。公式サイト

[今月の担当]編集部S/ドキュメンタリー好き。女優・原田美枝子が認知症の実母にカメラを向け、編集と監督も手掛けた『女優 原田ヒサ子』が響きました。Twitter:@bakatono72

No. 1213



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