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神はテロップに宿る3話|及川 光博

Hanako.tokyo / 2023年3月11日 14時42分

神はテロップに宿る3話|及川 光博

今やテレビに欠かせない文字テロップ。出演者もテロップに載るパワーワードを繰り出すトーク力が求められています。そこで人気番組の中から、テレビっ子編集者の綿貫大介が気になる有名人のテロップを収集。これを見れば、今のテレビが見えてくる!?

ミッチーが成し遂げた職業「王子」からの転職。

「親愛なる地球のみなさん、こんばんは。私は、はるかクリアデッセイ団の彼方、紫色に輝く星

ミッチロリン星からやってきた王子、ミッチロリンリンドウ・コンデンカルロ・チョベンダーです」。これ、ミッチーこと及川光博さんのデビュー当時のライブでの自己紹介なんですよ。『相棒』(テレ朝系)、『半沢直樹』(TBS系)など大ヒットドラマの常連俳優である彼がかつて王子様だったこと、みなさん覚えてますよね?これをセルフプロデュースでやってたっていうんだからすごい才能!今でもキラキラしてるけど、『日曜日の初耳学』(TBS系)でのインタビューによると、王子キャラは「1998年に辞めました」とのこと。それに続く「30歳前後で、これをずっとやっていたらもたないと思った」という発言からは、2000年代の日本で観測された“某りん星”の存在までも思い出してしまった。どうやら異星人たちは自らの手で、

生まれた星を爆発させる宿命にあるようだ。
 
自分でつくり出したキャラはいつか、自分の首を絞めるものにもなる。そのことをミッチーは、現・王子のケンティー(中島健人さん)にもアドバイスをしたそう。「僕も最初ドラマ出た時はものすごくバカにされた。でも地味めな役とかをいっぱいやることによってだんだんその声が減った。だからいつか王子を辞めるのも大切かもしれないね」。これはすごい……

王子から王子への一子相伝じゃん!!ケンティーも俳優として成長するため、キャラ封印ありえるか?まぁミッチーもケンティーも、ファンにとっては永遠に王子であることに変わりないんだけどね。

綿貫大介

わたぬき・だいすけ/編集者でテレビっ子。最近よかった番組はNHK『東京ブラックホールⅢ 1989
-1990 ~魅惑と罪のバブルの宮殿~』。

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No. 1210



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