とっておきのスイーツコース& カウンターデセール4選【Counter Dessert】
Hanako.tokyo / 2023年2月26日 15時0分
今、スイーツ通たちを虜にしているのがカウンターで楽しめるアシェット・デセール。パティシエの経験と感性で編み出された出来たてデザートは、香りや温度も加わった“瞬間の芸術”。
1. Kazu Bake(埼玉)
昨年8月にオープンしたこの店。10年以上レストランのパティシエとして働いてきた店主の妹尾和矢さんが作るケーキは素材を活かし、素材で遊び、素材の新しい一面を伝えることがコンセプト。店頭には金柑×山椒や巨峰×岩塩、木苺×チョコレート×わさびなど個性的な組み合わせのケーキが並ぶ。カウンターでは季節のアシェット・デセールが。例えば写真はイチゴとアボカドなど野菜も含めた旬素材を掛け合わせ、スパイスを使ったソースで食べさせる一皿。これにはオリジナルの無農薬ブレンドティーや自然派ワインがおすすめだ。
苺のアシェット・デセール
ライムでマリネしたイチゴとアメーラトマト&アボカドのムースをセルクルで層に。ソースにはイチゴのガスパチョ風ソース&フロマージュブラン&柚子ジュレ&柚子の皮を使用。
![DMA-_MM_6132](https://img.hanako.tokyo/2023/01/26163742/DMA-_MM_6132-300x300.jpg)
平日17:00~はグラスワイン500円均一。苺のアシェット・デセール1,100円。焼菓子はオンライン購入可。
住所:埼玉県さいたま市北区宮原町3-279-13 ブランボア1F
TEL:048-729-7988
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
席数:6席
HP:https://kazubake.thebase.in/
2. relevé dessert(東麻布)
オーナーシェフの宇野澤惟(ゆい)さんは、日暮里〈イナムラショウゾウ〉をはじめ数々の有名店で修業し2012年に渡仏。パリ最古のレストラン〈ラペルーズ〉でアシェット・デセールの魅力に開眼、帰国後に夢を叶え昨年8月にこの店をオープンした。ここで提供するのは日本の旬の食材をフランスの伝統的なスタイルで楽しむ一皿。例えば、青森の紅玉を使ったタルトタタンや福岡産夏かんろを使ったピーチメルバなど。「デセールはお酒と合わせると違う魅力を発揮する」と、ソムリエがデセールごとに厳選したペアリングのリストも完備する。
洋梨のコンポート
食感の異なる2つの洋梨&柚子のコンポートを敷き、上にはクレームブリュレと塩バニラアイスをのせ、桂花陳酒のエスプーマで包んだもの。食べる直前に洋梨のソースをかけて。
![DMA-DSC_0025](https://img.hanako.tokyo/2023/01/26163814/DMA-DSC_0025-300x300.jpg)
アシェット・デセールは3種。洋梨のコンポート2,000円。+500円でお茶、+1,000円でワインとペアリング可。予約はインスタで。
住所:東京都港区東麻布2-31-5 眞部ビル1F
TEL:なし
営業時間:12:00~23:00
定休日:月火休
席数:カウンター7席
Instagram:@releve_dessert
3. Libertable(赤坂)
あの人気店が昨年9月にイートインスペースをオープン。U字形のカウンターでは、なんと森田一頼シェフ自らがゲストの前でアシェット・デセールを作ってくれる。例えば、写真はいわゆるショートケーキを泡や液体を使って再構築したもの。主役のイチゴの中には果肉を使ったソルベを詰めて、そのおいしさを更に倍増させる。ソースにはスポンジ生地の役割を担う温かいジェノワーズと、生クリームの機能を果たす冷たいエスプーマを添えて。「温度感もつけてデザートならではの表現を追求したい」と、ここでは常時3〜5種の皿が用意される。
ショートケーキ
冷たい生クリームのエスプーマと温かいジェノワーズソース。上にイチゴのソルベを詰めた「あまおう」をのせ、ショコラブランの粉末ソルベをまぶす。直前にイチゴピューレをかけて。
![DMA-_MM_6011- (1)](https://img.hanako.tokyo/2023/01/26163737/DMA-_MM_6011-1-2-300x300.jpg)
ショートケーキ2,160円、シャンパーニュ1,300円。完全予約制のコースディナーも不定期で開催。本店のケーキをイートインすることもできる。
住所:東京都港区赤坂3-6-10 1F
TEL:03-3583-1139
営業時間:12:00~17:00LO
定休日:日休
席数:10席
HP:https://libertable.com/
4. Régalez-Vous(鎌倉)
フランス在住歴26年のオーナー佐藤亮太郎シェフ。彼はパリ最古の人気レストラン〈ラペルーズ〉のシェフパティシエをはじめ、数々の三ツ星店でシェフを務めた人物。彼が鎌倉にオープンした店では、パリの名物ともいうべきスペシャリテ「パリ左岸のスフレ」をはじめ現地の正統派デセールが並ぶ。おすすめは日本人向けに考案したというパフェ。こちらはヴァローナ社のマンジャリ、ジヴァララクテ、オパリスの3種のチョコレートの違いを楽しめる趣向に。酸味や塩味も効いていて食べやすく、ソースでガラリと変わる味の変化も面白い。
3種のチョコレートのパフェ
チョコレートのゼリー&ムース、バニラのクリームとグリオットチェリー、ホワイトチョコ&カカオマスのソルベなど具は多数。ヘーゼルナッツのソースを注ぎ入れるのが醍醐味。
![DMA-_MM_5958](https://img.hanako.tokyo/2023/01/26163734/DMA-_MM_5958-300x300.jpg)
3種のチョコレートのパフェはドリンクとセットで3,500円。名物のパリ左岸のスフレ3,000円、リオレ3,200円など現地のデセールも人気。
住所:神奈川県鎌倉市御成町10-4
TEL:0467-81-3719
営業時間:8:30~19:00
定休日:無休
席数:15席(カウンター7席)
No. 1217
![マニアの話題をさらう273品!2023年、スイーツ流行予測。/京本大我 (SixTONES)](https://img.hanako.tokyo/2023/01/25095438/2023-4910074070334-1-2.jpg)
2023年、スイーツ流行予測。/京本大我 (SixTONES) 2023年01月27日 発売号
Hanakoの看板特集のひとつ、「スイーツ」号が今年も登場! ピスタチオスイーツやマリトッツォなど、数々のトレンドが生まれた2022年を経て、予約争奪戦のデザートコースの店、フィナンシェブーム、バニラ専門店や発酵スイーツの登場…など、2023年のスイーツ界を彩るトレンド情報を網羅しました。もうすぐ迎えるバレンタインに向けた最新チョコレート情報や、いま話題をさらう焼き菓子情報もみっちりと。スイーツファンなら保存版の1冊でお届けします。
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