きゃりーぱみゅぱみゅの 「大人なLADYになるわよコラム」第44回〜『“恋”と“愛”のバランスってむずいわよ』〜
Hanako.tokyo / 2023年2月22日 21時0分
きゃりーぱみゅぱみゅが「大人なLADY」を目指す日々を綴る連載。おかげさまで、話題沸騰です。第44回は「交際相手の紹介の仕方」のお話。
『“恋”と“愛”のバランスってむずいわよ』
皆さま、ごきげんよう。「私の彼氏が〜」と友達が言ってるのを聞くたびに、「自分は“彼氏”って言えない!」と思ってしまう、きゃりーぱみゅぱみゅです。
私はこういう場合、ストレートに「彼氏が〜」じゃなくて、「向こうが〜」とか「相手のほうが〜」みたいに、変に遠回しな言い方になってしまいます。
なんか昔からそうなんですよね。「彼氏が〜」と言ってる自分を想像すると、思わずゾゾゾゾってむず痒くなります。
なんでなんですかね?
私は、友達に内緒でコソコソ付き合うみたいなことはしたことがなくて、いつもオープンな感じだし、「付き合ってるの?」と聞かれたら「はい、そうです」とちゃんと答えるタイプではあると思います。
なんですけど、自分のほうから言い出すタイプではないし、ましてや「彼氏」という具体的な言葉で言い切ってしまうことに、どうしても照れを感じてしまうから言えないんですかね?
それとも、サラッと出したつもりが、「きゃりーちゃんはその人のことが大好きなんだ〜!」と内心思われてしまうのが嫌だ、という自意識のせいなんですかね?
なぜ私は「彼氏が〜」と言えないのか? その原因をいろいろ探ってみたら、自分の“ある特徴”に気がつきました。
そもそも私は彼氏がいても、いわゆる彼氏彼女っぽくはならないんです。
思い返せば、ラブラブぞっこんみたいになることもなかったし、お互い見つめ合うこともありませんでした。
友達と一緒に遊ぶときも、2人だけでしゃべらなかったり、なんなら席すらも離れて座ったりしていて、あんまりカップル感がないんです。
とはいえ、パートナーとか相方っぽい感じか?と言われると、それすらもちょっと重たく感じてしまうので、もうちょっとカジュアル寄りな言葉はないかと考えること数十秒…。
一番しっくりくる言葉、見つけました。
「大の仲良し」です。
今後もし「私の彼氏が〜」と言う機会があったら、これで行こうと思います。
実際、ほんとに趣味や気が合う大の仲良しっていう感じで、「あの映画の新作が出たね」「え、行こう行こう!」とか、「今日は鍋の気分だよね」「私もー」みたいに、友達っぽい関係にいつもなります。
だから、別れたあとも、普通の友達として仲良しのままです。「お前らほんと付き合ってたことあるのか?」ってくらい元カレとは普通の関係に戻れます(ただし消息不明の2名を除く)。
ちょっと変なのかもしれませんけど、なんなら元カレの親や兄弟ともずっと仲がいいままなんですよ。まじファミリーって感じです。
ただ、こういうハッピーな大の仲良し関係にも問題はあります。
めちゃくちゃ浮気されやすかったりします。
そりゃ異性としてあまり意識しない関係ですからね。気づいたら「あれ? これってただの友達じゃね?」となって、どこかのタイミングで他に行かれてしまいます。
まあ、私も私で問題があることはわかっています。
「昼は仲良くスマブラ一緒にやってたじゃん! なんで夜はそうなるわけ!? ケダモノ〜!」
大の仲良しからいきなりモードを変えてこられるのが嫌で、こうなってしまうんですよね…。結果レスって浮気コースの完成です。
もちろん相手のことはすごい好きだし、大切にしたいという気持ちはあるんですよ? だけど、いざ来られるとどうしても「え、そういう感じ? ヒィ」ってなってしまうんです。
と、ここでふと気づきました。
その「ヒィ」となる成分が「彼氏が〜」という言葉にも含まれているから、私はそれが言えないのかも…と。
つまり「ヒィ」成分とは、手をつないで見つめ合ってキスするような、キュンキュン要素でできていて、いわゆる恋愛という言葉の“恋”の部分。
そこをずっと避けて通ってきちゃったせいで、もはやアレルギーを持っているんじゃないかと思うくらい苦手だから、「彼氏が〜」に抵抗を感じてしまうのかもしれません。
でもね、私には“愛”はめっちゃあると思うんだよなあ〜。
恋の賞味期限はせいぜい2年。人のことなんて2年もあれば、だいたいわかっちゃいますからね。そしてその人のことがわかっちゃうから、恋が愛になる。
「相手を顔で選んだら、ケンカしたときも顔を見て許せるようになる」って言う人もいますが、結局どんなイケメンでもいつかは必ずおじいちゃんになるわけで、最後に残るのはやっぱり愛だと思うんですよね。
だけど、それでもやっぱり恋を求める人もいて、それで不倫って起きてるんでしょうね。恋が縮小したらそうなっちゃうし、ほんと恋愛って難しい。でも愛してるんだよっていう…。
そして、子作りの問題。
「結婚したら絶対楽しいと思うんだけど、もう男女の関係がないから…」という悩みを、彼女さんと何年も付き合ってる彼氏さんから聞いたことがあるんですけど、それって恋が消えかかって、完全に愛が大きくなっている状態なんだろうなあ…。
だから恋がまだ大きいうちに、子作りしたほうがいいのかな? 交際を始めて1年半とかで結婚して、そして間を置かずに出産するみたいな。
というわけで、イケメンと早めに結婚コースでお願いします!って、これどんな連載やねんw
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今年でデビュー12周年。30歳になったきゃりーぱみゅぱみゅが、「大人なLADY」を目指す日々を綴る新連載。「丁寧な暮らし」への道のりを等身大の言葉でお届けします。(第4水曜日更新)
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