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【北谷】アメリカンな風を感じるニュービーチタウン。

Hanako.tokyo / 2023年3月4日 18時0分

【北谷】アメリカンな風を感じるニュービーチタウン。

米軍基地にほど近く、多くの外国人が行き交うエリア各地にはアメリカンカルチャーと沖縄らしさが融合したスポットが点在。異国情緒と潮の香りを感じながら、海外旅行気分を味わおう。

AREA ACCESS

沖縄本島の中部、西海岸に位置する。米軍基地に隣接し、アメリカ西海岸をイメージして作られたリゾート兼商業施設〈アメリカンビレッジ〉や東シナ海を望むビーチを中心に、異国情緒あふれる街並みが広がっている。那覇空港からは車で約1時間。

Navigator 飯星健太郎 〈 SOUL KITCHEN 〉代表

いいほし・けんたろう/2005年に北谷町へ移住。ハンバーガーショップ〈JETTA BURGER MARKET〉やコーヒーショップ〈ZHYVAGO COFFEE ROASTERY〉などを経営。

移住者と若者が交わり育む 新たなチャンプルー文化。

北谷が持つ最大の魅力ともいえるのが、広大な東シナ海にゆっくり沈んでいく夕日を望めること。アメリカンビレッジ内、デポアイランドボードウォークからは絶景が撮影できる。

「陽気でスロウな空気感が、10代の頃に訪れたLAの風土とも重なって。ここでなら、飲食を軸にしたクリエイティブな仕事がのびのびできるなとピンときたんです」
そう話すのは、〈ZHYVAGO COFFEE ROASTERY〉など4店を経営する飯星健太郎さん。以前は東京で寿司職人をしていたが、たまたま仕事で訪れたこの街を一目で気に入り2005年に移住した。「アメリカナイズされた街並みが広がり、外国人が行き交ったり、多くのお店で米ドルが日常的に使えたりもする。沖縄の中でも特にチャンプルー文化が色濃く、非日常を感じられる地域だと思います」

2000年代は一時エリア全体が衰退の危機に見舞われていたが、飯星さんらの流れに追随する形で近年は移住者も増え、新店もオープン。「地元に残る若者が増えたのはうれしい変化です」と飯星さん。「外の人と中の人が交わってこそ新しいカルチャーは根付いていく。新旧問わず店同士が緩やかに連帯しながら、何度も来たいと思ってもらえる街を作ろうと仲間たちと奮闘中です。個性豊かなお店をいくつも巡って、芽吹きつつある〝新しい北谷〟を体験してもらえたら」

【CAFE】

インダストリアルな雰囲気漂う店内は、まるでポートランドのコーヒーショップのよう。

カラフルなドーナツも、併設する工房で手作り。紅芋ドーナツはアメリカーノとの相性抜群。

ZHYVAGO COFFEE ROASTERY(ジバゴ コーヒー ローステリー)



沖縄西海岸から始まるコーヒーカルチャーを。

2015年オープンのエスプレッソ専門店〈ZHYVAGO COFFEE〉の旗艦店として2020年にオープン。アメリカ西海岸の文化に影響を受けたオーナーの飯星さんが提案するのは、沖縄西海岸らしいコーヒー体験。ラテには沖縄県産のミルクを使ったり、アイス需要の多い風土に合わせて氷が溶けても風味が損なわれないエスプレッソを追求したりなど、この土地らしい工夫を施している。

バリスタが丁寧に淹れる一杯はラテアートも美しい。

住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜34-1 Lequプレミア棟1F
営業時間:7:00〜22:00
定休日:無休
席数:150席
TEL:098-988-7833

【BEACH】

アラハビーチ



エメラルドグリーンの海を望む真っ白な砂浜。

およそ600mにわたって続く砂浜のビーチ。遠くにリゾート施設〈アメリカンビレッジ〉を見通すその風景は、どことなくハワイをも彷彿とさせる。遊歩道でランニングやサイクリングを楽しむ外国人がいたり、ただ砂浜に座ってぼーっとする親子連れがいたり、ビーチバレーを楽しむ若者や隣り合う安良波公園のバスケットコートで汗を流す子供たちがいたり。観光客のみならず地元客にとっても愛すべき憩いの場だ。もちろんサンセットは絶景。

住所:沖縄県中頭郡北谷町北谷2-21

【SOUVENIR】

セレクト商品とオリジナル商品が所狭しと並ぶ。

I HOPE SO GENERAL STORE(アイホープソージェネラルストア)



セレクトにもオリジナルにもオーナーのセンスが光る。

食器やアパレル、お香、クラフト、文房具など、センスの良い生活雑貨が揃う。北谷出身で、前職はWebデザインの仕事をしていたオーナーの龍山洋俊さんが、旅先のLAで出会ったバラエティ豊かな雑貨店に着想を得て2016年にオープンした。自らがデザインしたオリジナルロゴのTシャツやパーカーのほか、日本各地のグラフィティライター、アーティストとコラボレーションしたアイテムやレザー小物も大人気。

ガラス製のお香立て。焚き続けると色味が繊細に変化する。

バックプリントのモチーフは、1950年代に沖縄土産の定番だったというスカーフの柄。お土産にピッタリ。

住所:沖縄県中頭郡北谷町北谷2-2-1
営業時間:12:00〜20:00
定休日:不定休
TEL:098-959-3206

【FASHION】

開放的な店内ではライブやアートショーが行われたことも。

地下のスケートショップ。什器をどければスケートボードのランプが出現。

Chocolate Jesus(チョコレート ジーザス)



日常に気軽に取り入れられるストリートカルチャーを提案。

〈FTC〉や〈Dime MTL〉〈RIPNDIP〉などアメリカやカナダ、国内から集めた、沖縄県内では希少なストリートブランドを取り扱う。キャラが立った個性的なプリントのトレーナーやTシャツが並ぶ一方で、ベーシックな色味の定番アイテムを揃えたオリジナルブランドも展開するため、男女問わず幅広い層が訪れる。コーヒーショップも併設しており、点在するアートを眺めながらコーヒーブレイクを楽しむこともできる。

シンプルなロゴパーカーは定番。

コーヒーショップのオリジナルアイテムも。

住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜34-1
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休
TEL:098-989-0355

【DINING】

左側の壁のグラフィックはKads MIIDAによるもの。

店内では常にレゲエがかかる。

FLEX Bar & Grill(フレックスバーアンドグリル)



地元のカリビアンが足繁く通う本場のジャマイカ料理。

レゲエに魅せられ、30年間ジャマイカに通い続けるオーナーの江上知之さんによるジャマイカ料理店。看板メニューの「ジャークチキンプレート」は本国から取り寄せた食材と沖縄の香味野菜を組み合わせた自家製スパイスを使用し、30~40分かけてじっくりチキンをグリル。本場仕込みの味ゆえに、近隣に住むカリビアンたちも唸るおいしさだ。テラス席はぜひサンセットの時間に。

南国らしいカクテルが豊富。写真はジャマイカンラムを使った「ワンラブ」1,200円。

人気の「ジャークチキンカレー」(M)1,680円。

住所:沖縄県中頭郡北谷町北谷2-20-5
営業時間:12:00〜15:00、16:30〜23:00
定休日:水休
席数:78席
喫煙:分煙
TEL:098-926-0470

photo : Keiko Nomura text : Emi Fukushima

No. 1218



沖縄・春の旅。/目黒蓮 (Snow Man) 2023年02月28日 発売号

沖縄と言えば、暑い夏がイメージ。でも、春の旅が実は最高なんです。太陽の光は、眩しくも優しく。美しい海は、海開きが始まったばかりで、ひとり占め。冬から春にかけて旬を迎える“沖縄の野菜”を満喫。最高気温は、25℃前後。街歩きも、世界自然遺産・やんばるの森ツアーをはじめとする大自然も快適に。いつもよりも、ちょっとだけ早い旅支度をして、涼しく楽しく、そして美味しい春の沖縄へ向かいませんか。



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