大銀座から始まる東京小旅行#ゴッドハンドに癒されたい

日本トップクラスのサロン数が立ち並ぶ銀座。中でも確実に効果が実感できる“ゴッドハンド”サロンを、銀座の編集部で長年働く美容ライターが、独断と偏見でご紹介します。

1軒目：整体〈リキュア〉

指で撫でるように筋膜をほぐして、背骨を正しい位置に。

「銀座のゴッドハンドといえば？」と聞かれて、最初に思いついたのが、〈歌舞伎座〉から徒歩3分の〈リキュア〉。実は最近、ジムでギックリ腰になったときに、美容ライター仲間から「院長・金井良友さんの施術は神業」と聞いて駆け込んだ（這いずって行った）整体サロン。相当痛みを伴う施術かと思いきや、金井さんは背骨に軽く触れて、撫でるように動かしていくだけ。これだけで良くなるの? と半信半疑のまま施術は終了。ところが翌日には驚くほど腰の痛みが取れていたのです。触ることで筋肉や筋膜、内臓などに引っ張られてズレた背骨を読み取り、本来の正しい位置にミリ単位で整えるのが〈リキュア〉流。なんとなく放っておいた体の悩みがあるのなら、体の不調を根本から改善する熟練の技を体験してみては。

Re-Cure 東銀座

住所：東京都中央区銀座3-11-17 銀座パトリアタワー201号 │ 地図
電話番号：03-3543-8685
営業時間：10:00〜20:00、日曜9:00〜19:00
定休日：なし
完全予約制。初診料2,200円、基本コース約20分5,500円。全身の不調を診断し、背骨と骨盤を調整。院長・金井良友さんは自身の父考案のせぼね調整法を進化させ続ける。

2軒目：足ツボ〈足壺健香庵〉

とにかく激痛！ 独自の手技で疲れを一掃。

即効性を求めるなら、〈松屋銀座〉のすぐそばの中国式足ツボサロン〈足壺健香庵〉へ。ふくらはぎをしっかりほぐしたら、足裏の深部をゴリゴリとマッサージ。ツボ押し・経路・反射区の3つの要素を取り入れた本場中国式の手技は、とにかく、激痛! 痛さでのたうちまわっているにもかかわらず、院長の包強さんは「このツボが痛いのは、胃の調子が悪いからです」と冷静。ツボに連動している内臓の状態を教えてくれるのですが、すべて身に覚えが。痛みに耐え抜き、施術が終わる頃にはどっと溜まっていた疲れもすっきり。血の巡りがよくなり、体がものすごく軽くなっているのを感じられるはず。

足壺健香庵 東銀座

住所：東京都中央区銀座3-7-13 成田屋ビル4F │ 地図
電話番号：03-5250-4588
営業時間：11:00〜24:00
定休日：なし
完全予約制。疲労回復スペシャルコース100分初回限定価格9,000円（通常料金12,000円）は、足ツボに経穴推掌、頭のツボ押しがついたコース。院長・包強さんの著書は日本でも台湾でもベストセラーに。

3軒目：毛穴〈ウビクエ 日比谷シャンテ店〉

小鼻やあごの毛穴に詰まった角栓を押し出して、スッキリ。

最後は、〈日比谷シャンテ〉内にある〈ウビクエ〉。毛穴に詰まった角栓をうにょ~っと押し出す施術が受けられるんです。角栓が気になると、ついつい自分で押し出したくなるけれど、肌を傷つけて色素沈着してしまったり、余計に毛穴が目立つようになってしまったりすることも。だからプロに任せるのが正解。店長・田中麻衣さんは、肌を触ればどちらの方向からどれくらいの力で押すと角栓が出せる、というのがわかるそう!程よい指圧で、鼻、おでこ、顎の角栓を出していきます。フルーツ酸を塗布して角質をやわらかくしてから行い、美容液導入とコラーゲンパックでしっかりアフターケアをするから、施術後は毛穴知らずの艶肌に。

ウビクエ 日比谷シャンテ店 日比谷

住所：東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテB1 │ 地図
電話番号：0120-020863
営業時間：11:00〜20:00
定休日：施設に準ずる
毛穴ベーシックトライアル40分+カウンセリング4,890円は、エクストラクションのほか、美容液導入やパック付き。店長・田中麻衣さんは肌への負担を最小限に毛穴ケアをするプロ。

photo：Mariko Tosa　text：Mie Furuya

No. 1219

大銀座から始まる東京小旅行／Travis Japan 2023年03月28日 発売号

年に一度、Hanako恒例の「銀座」特集。Hanako編集部は、東銀座の歌舞伎座の裏にあります。銀座の通りを歩いていると「この行列は何？」と街の様子にも変化が。そう、銀座に人々が戻ってきたのです。会社帰りのおひとりさまやカップル、ちょっとよそ行きのお洒落をした母娘の姿もあります。銀座のおとなり、八重洲には東京ミッドタウン八重洲がオープンし、変化が著しい兜町には店もゲストも東京中のお洒落さんたちが大集合。日比谷、有楽町にも噂の新店が続々登場し、かたや日本橋には100年続く老舗の名店が健在しています。この春は東京のど真 …

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