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ビストロ〈uguisu〉〈organ〉オーナーシェフ&マダム自宅喫茶のススメ。

Hanako.tokyo / 2023年5月23日 17時11分

ビストロ〈uguisu〉〈organ〉オーナーシェフ&マダム自宅喫茶のススメ。

好きな音楽を聴きながら、ふと飲みたくなったタイミングで、一杯。
そんな気ままで最高な“自宅喫茶”を楽しむヒントを伝授します。

四季の移ろいを大きな窓から望みながらコーヒーとともに、朝のひとときを過ごす。

紺野 真・順子 ビストロ〈uguisu〉〈organ〉オーナーシェフ&マダム

こんの・まこと、じゅんこ/日本のナチュラルワインの第一人者としても知られる真さん。2005年に三軒茶屋〈uguisu〉、2011年に西荻窪〈organ〉をオープンさせ、マダムの順子さんと共に両店を行き来している。

真さん愛用のコーヒーグッズはダイニングの窓辺にずらり。

食後はレコードプレーヤーが置かれた隣のリビングへ移動し、音楽とコーヒーを楽しむことも。「家具の多くは店舗からの引退組。愛着があるので、自宅で再利用中」



築50年以上のヴィンテージマンションに引っ越して半年。一面の窓があるリビングで、飲み物片手にゆっくりとおしゃべり。そんな新しいルーティンがふたりの朝に加わった。

朝、コーヒーを淹れるのは紺野真さんの役割だ。この日は数ある中から〈GINA〉のアプリ連動ドリッパーを使い、シェフならではの手慣れた、しかし丁寧な所作で抽出させる。
「朝淹れるのは、決まって2杯分。豆の風味のわかる浅煎りも好きですが、かなりの喫茶店好きということもあり、深煎りも飲みます」(真さん)

喫茶=茶を飲むこと。自宅であればなおのこと、それぞれが気楽に楽しんでいい、というスタンスだ。が、真さんはプロの料理人。
「ネルを使う日もあれば、専用アプリを起動させて〈GINA〉で緻密に淹れる日もあるし、時間がないときは〈バルミューダ〉にお任せしちゃう日もある。自分は絶対これ! っていうのはないんです。深煎りの豆とネルの相性はやっぱりすごくいいし、〈GINA〉には自分で抽出のレシピを工夫する楽しさがある。マシーンは常に安定した抽出をしてくれるから豆の個性の比較がしやすかったりします。豆の種類もそう。手土産でいただいたコーヒーをきっかけに、お気に入りに出合うこともある。だから常に柔軟で、オープンな姿勢でいたいんです」(真さん)
 
でも朝食だけは、「コーヒーが飲みたい」という理由でパン一択。
「いつも軽めにフルーツやヨーグルトだけで済ます私ですが、夫が作っているとすごくおいしそうに見えてきて。途中で、食べたい! って追加オーダーすることも(笑)。シンプルなパンとチーズにこの景色があれば、毎朝、旅先で朝食を食べているような気分で、時間を忘れてしまうんです」(順子さん)
「お互い忙しいので、顔を合わせて昨日の出来事を報告し合えるのもこの時間だけ。気づくと2時間くらい、何をするでもなくダイニングで過ごしているかもしれません」(真さん)

日常と非日常が絶妙なバランスで交ざり合う空間で寛ぐこと。心地よい時間が流れるふたりの自宅喫茶だ。

体を目覚めさせる朝のコーヒータイム。朝のひとときはこのダイニングで過ごす。テーブルや椅子はアンティークのように見えるが、多くは値が張るものではないそう。「高いお金でコレクションするのが好きではなくて。リサイクルショップなどを回って見つけてきた掘り出しものが大半です」



体を目覚めさせる朝のコーヒータイム。朝のひとときはこのダイニングで過ごす。テーブルや椅子はアンティークのように見えるが、多くは値が張るものではないそう。「高いお金でコレクションするのが好きではなくて。リサイクルショップなどを回って見つけてきた掘り出しものが大半です」

小ぶりで飲み口の薄い器が好み。北欧ブランドから和の作家ものまで、マグカップや器は20個以上。ダイニングの棚とキッチンに分けて収納している。「店に連れていったまま何年も忘れていたのに、急に愛着が湧いて持ち帰ったものがあったり。ペアで揃うものは少ないです」



小ぶりで飲み口の薄い器が好み。北欧ブランドから和の作家ものまで、マグカップや器は20個以上。ダイニングの棚とキッチンに分けて収納している。「店に連れていったまま何年も忘れていたのに、急に愛着が湧いて持ち帰ったものがあったり。ペアで揃うものは少ないです」

コーヒーは、浅煎りも深煎りもスタンバイ。「手土産としてよくいただくので、ストックは常に色々。ワインよりも気軽みたいで(笑)。個人的にリピートしているのは、スペシャルティコーヒーロースター〈SOIL COFFEE & STOCK〉。女性ヘッドロースター、宗島由喜さんの豆はどれもうまい」



コーヒーは、浅煎りも深煎りもスタンバイ。「手土産としてよくいただくので、ストックは常に色々。ワインよりも気軽みたいで(笑)。個人的にリピートしているのは、スペシャルティコーヒーロースター〈SOIL COFFEE & STOCK〉。女性ヘッドロースター、宗島由喜さんの豆はどれもうまい」

気分によって使い分けるコーヒーツール。スマホアプリと連動し、IoTを駆使したスマートコーヒーメーカー〈GINA〉には、実験的な面白さがあるとか。「世界中のコーヒー好きが推す“マイレシピ”を参考にしながら、自分だけのオリジナルを作っていくのは面白いですね」



気分によって使い分けるコーヒーツール。スマホアプリと連動し、IoTを駆使したスマートコーヒーメーカー〈GINA〉には、実験的な面白さがあるとか。「世界中のコーヒー好きが推す“マイレシピ”を参考にしながら、自分だけのオリジナルを作っていくのは面白いですね」

{ 喫茶のおとも }

最近のお気に入りは〈ブリコラージュブレッド〉の穀物がぎっしり詰まったパン、ディンケル。バターとヤギのチーズ、タイムをのせ、〈バルミューダ〉のトースターで少し溶けるまで焼いたら、ハチミツをひとたらし。「ナッツをのせて食感を楽しむのもおすすめです。〈Lotus〉のカラメルビスケットは2杯目のお供の定番」

photo : Keisuke Fukamizu text : Yoshie Chokki

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