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【SDGs A to Z: L (Letter) 】海外からエコレポート。 (Hawaii編)

Hanako.tokyo / 2023年6月22日 22時26分

【SDGs A to Z: L (Letter) 】海外からエコレポート。 (Hawaii編)

諸外国の暮らしに目を向けてみると、まだまだ広げられる日本のエコの伸び代に気が付けるかも?エコ先進エリア在住の3人が、自ら撮影し、届けてくれた現地レポートをヒントにしてみよう。

フィンランド編はこちら
フランス編はこちら

荒川れん子 フリーアナウンサー

あらかわ・れんこ/2007年にハワイへ移住。コロナ禍を機にハワイと北海道の二拠点生活へ移行中。7月公演の舞台『3つの符号~猫探偵正太郎シリーズより~』に女優として出演。

若者の間では、環境保全がCool!おしゃれに、楽しく、カジュアルに

「最近のハワイの中高生は環境保全活動を『Cool!』と捉えていて、学校のファッションリーダーや発信力のある子が、こぞって参加している印象です。また、誰かが上げた声に賛同すると老若男女問わず助け合う文化(=ハワイ語でKOKUA)も、エコ活動が広がる理由の一つだと思います」

衣:「どんな道をたどって、ここに?」ファッションを選ぶ基準が物の背景までを含めた愛に。



ビーチのごみを活用したアップサイクルジュエリー。

ビーチクリーンナップで拾った素材を利用した〈mauimari〉のビーチグラスのビーズネックレス(外側)。ビーチのごみも、おしゃれに生かす動きが進んでいます。

食:食べることでの環境負荷、 包装の無駄、輸送コストを考えた、 日々続く食だからこその工夫。



輸送エネルギーの削減にもなるファーマーズマーケット。

島暮らしなので、食料を輸送に頼る割合を減らすためにも、地産地消できるファーマーズマーケットの人気がさらに高まっています。小さいものも含め、毎日どこかしらで開催。

住:家は住む人の意識を映す鏡。使い続ける家具や過ごす時間にもエコの心が表れる。



家具はネットの掲示板で買い、島内でリユース。

家具購入も、島住まいでは輸送エネルギーの負荷がネックなので「Facebook Marketplace」(日本未開始)などの掲示板を使い、島内で売り買い。写真のテレビ台も売った品です。

コスメ:自然の恵みを生かし海洋汚染やプラフリーに配慮したアイテムが増加中。



サンゴ礁や海洋生物を守るミネラルサンスクリーン。

ハワイ州は、海を守る日焼け止めのルールを新たに制定。特に厳しいマウイ郡でも使用できる、有害物質を含まないミネラルサンスクリーン「Lani&Kai」はパッケージもエコです。

トピック- 1 森林地帯や島での暮らし、 地産地消の文化など、 地域に根付く郷土愛。



ビーチクリーンナップの参加がエコ意識の変革に。

ハワイでは、海洋プラスチック問題も課題。専門家による〈Aloha Ocean Plus〉のビーチクリーンナップでは、日本から漂着したごみの量に驚くかも。観光客も参加できます。

トピック- 2 街中を歩くと目にするアレコレが国の動きを表すムーブメントのサイン。



使い捨ての持ち帰り容器がプラスチック製から紙や木製へ。

食品ロス削減になる、外食で残した食事の持ち帰り。オアフ島では発泡スチロールを含むプラスチック製容器が禁止され、紙や木製のリサイクル可能な素材へシフトしています。

text : Kyoko Kashimura edit : Nao Yoshida

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