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【SDGs A to Z: Q (Quality) 】一生使いたい、ストーリーのある名品。

Hanako.tokyo / 2023年6月22日 15時47分

【SDGs A to Z: Q (Quality) 】一生使いたい、ストーリーのある名品。

安く手に入る流行のアイテムもいいけれど、質のいいものを長く使うことこそ、地球にとって大切なこと。読者憧れの女性6人に、愛用しているアイテムとその理由について教えてもらいました。

【山崎怜奈】〈マリ・クレール〉の革のポシェットは持っているだけで安心感を与えてくれる。

高校生の頃に小さめのポシェットが欲しくて、母が20代のときに購入したものを受け継ぎました。革製品は湿度管理がむずかしいのにとてもいい状態で、ダークブラウンの革に、同系色のステッチやゴールドの金具が効いた飽きのこないデザインがお気に入りです。ポシェットに限らず、両親や祖父母から受け継いだものは自分だけの特別なアイテムで、身につけるとわくわくします。これからも大切に使い続けていきたいですね。

山崎怜奈 タレント

やまざき・れな/ラジオ『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)ほか、番組出演多数。Hanako Web連載発の書籍『山崎怜奈の言葉のおすそわけ』(マガジンハウス)が発売中。

【よしいちひろ】ステップアップの決意を込めて購入した〈 オメガ 〉の1950年代製ヴィンテージ腕時計。

そろそろ年齢に見合った大人になりたいと、約3年前の年始に購入した初めての“ちゃんとした腕時計”。信頼を寄せているセレクトショップ〈OCAILLE(オカイユ)〉で、直感的にいいと思ったものを選びました。シンプルだけど普通過ぎないデザインがポイントで、仕事のときに身につけると背筋が伸びる思いです。私が誰かから継承したように、将来、どなたかに引き継げるよう、こまめなメンテナンスは欠かせません。

よしいちひろ イラストレーター

水彩を中心に描く、ガーリーな中にエッジを感じるイラストが支持を集め、雑誌や書籍、広告など幅広いジャンルで活躍。Instagram(@chocochop2)で発信するライフスタイルも注目を集める。

【加藤千恵】祖母の若い頃に思いを馳せる 真珠とダイヤをあしらったネックレス。

大学時代、祖母に「好きなのがあればもらって」と言われ、見せてもらった中から選んだのがこのアクセサリー。祖母が若い頃に愛用していたそうで、ブランド名は不明ですが、金具部分に「ITALY」の刻印が。古い時代ならではの個性的なデザインなので、文学賞のパーティや知人の披露宴など、晴れの場でのコーディネートのアクセントになります。祖母はどういった場面で身につけていたのかなぁ……と想像して、微笑ましい気持ちに。

加藤千恵 歌人・小説家

かとう・ちえ/2001年に短歌集『ハッピー・アイスクリーム』(集英社)でデビュー。小説や詩、エッセイの執筆、ラジオなど幅広く活躍する。近著に『マッチング!』(新潮文庫nex)。

【大谷優依】破損しても修理して使い続けたい。時代を超えて素敵だと思える骨董品の食器。

本当にいいものは、修理して長く使いたいと思えて、不要になったとしても誰かが欲しいと言ってくれる。まずは、いま持っているものを見直すことがサステナブルの一歩かなと思います。私にとってそう感じたものが、石川県金沢の骨董品店で見つけた有田焼と九谷焼、ソンベ焼の食器。現代では再現できない質感や絵付けは魅力的です。使う場面は、お正月や来客など特別なとき。破損した際は、金継ぎや専門の方に修理をお願いする予定。

大谷優依 インテリアスタイリスト

おおたに・ゆい/エディトリアルデザイナーを経て、2012年に独立。現在はHanakoをはじめとしたライフスタイル誌やブランドのカタログ、広告の空間スタイリングを手がける。

【大屋夏南】憧れ続けて手に入れた“永遠の定番”。〈 シャネル 〉のハンドバッグ「 マトラッセ 」。

21歳のときに思い切って購入。初めてのマトラッセは黒のキャビアスキンにしました。カジュアルなコーディネートに合わせればアップグレードさせてくれるし、フォーマルとも相性抜群。どのシチュエーションにも合う万能バッグとしてヘビロテしています。これからも「これでいい」ではなく「これがいい」と思えるものを選びたい。そのほうが、よりアイテムに愛着が湧くし、長く使えて、結果的に豊かな暮らしになると思います。

大屋夏南 モデル・コラムニスト・YouTuber

おおや・かな/17歳でモデルデビューし、数多くのファッション誌で活躍。SNS、YouTubeなどで発信するほか、昨年は自身のファッションブランド〈ENCIRCLE(エンサークル)〉がデビュー。

【阿部真澄美】清水の舞台から飛び降りる気分で購入した 〈 カシミールルーム 〉の刺繍ストール。

インドの手刺繍の美しさや何カ月もかけて作る職人の手仕事の素晴らしさに感銘を受け、約7年前に〈ロンハーマン〉で購入。すべて一点ものなので、1年ほど悩み続け、色や柄に直感で惹かれたものを選びました。何年経ってもトレンドに左右されず、まとうだけで不思議と自分の気持ちを高揚させてくれる上、目上の方に褒められることも多く、自信にもつながります。高い買い物でしたが、お直ししながら一生大切に使うつもりです。

阿部真澄美 〈ロンハーマン〉プレス

あべ・ますみ/アパレルの企画とパタンナー、ファッションエディターを経て、2010年に現職。趣味はサーフィンやスノーボードで自然に触れること。おしゃれな着こなしは同世代の女性に人気。

text : Moe Tokai

No. 1221



新しい暮らしを考える26のアイデア。/阿部亮平 ( Snow Man) 2023年05月26日 発売号

新生活が落ち着いた今、より心地よく暮らすためには?働くこと、誰かと話すこと、自然を身近に感じること…など、自分にとっての心地よさが、誰かにとっての心地よさにもつながるアイデアやヒント26個をA to Zで紹介します。そしてHanakoは今号で創刊35年。なかでも「スイーツ特集」は、代名詞的特集の一つとして人気コンテンツに成長しました。特別付録では、ティラミス、ナタデココなど熱狂的なファンを生み出したスタースイーツや、今や世界を舞台に活躍するスターパティシエたちへのインタビュー、懐かしのスイーツ特集アーカイブなどをた …



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