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この夏は八重山へ出かけよう!西表島の手つかずの自然に抱かれる。

Hanako.tokyo / 2023年7月26日 18時0分

この夏は八重山へ出かけよう!西表島の手つかずの自然に抱かれる。

諸島のハブとも言うべき石垣島を中心に、少し足を延ばして西表島へ。イリオモテヤマネコなどの稀少動物が生息するこの島は、その豊かな自然環境から、2021年に世界自然遺産に登録。海に、ジャングルに、まだ見ぬ絶景を見に出かけてみませんか?

圧倒的な大自然の中、ここでしかできない体験を。

石垣港から高速船で約50分。面積の9割が亜熱帯の原生林に覆われた西表島は、ダイナミックな自然が残る“秘境”と呼ぶにふさわしい島。島内には国の天然記念物に指定されているイリオモテヤマネコやカンムリワシなど、稀少な野生動物が多く生息。生物多様性の保全にとって重要な生物が暮らす地域として、2021年、ユネスコ世界自然遺産に登録されたことは記憶に新しい。ここではカヌーやトレッキングといったアクティビティに参加し、その圧倒的なスケールの自然を体感したい。

初めて訪れるならば、ガイドが主催するツアーへの参加がベストだろう。〈星野リゾート西表島ホテル〉では、専任のスタッフが常駐し、多彩なアクティビティへとナビゲートしてくれる。ビギナーでも気負わずに参加できるツアーのひとつが、カヤックでマングローブ林を散歩するように進みながら、夕景もダブルで楽しめるプログラム。イリオモテヤマネコの痕跡を辿ったり、カヤックとトレッキングでジャングルの奥にある滝を目指したりと、ここならではの体験をコンパクトなコースにしたネイチャーツアーも人気が高い。

西表島には星形の砂が見られる「星砂の浜」も。シュノーケリングや海水浴を楽しむ観光客も多い。

もちろん西表島の魅力はジャングルだけにとどまらない。海の美しさもすばらしく、島の北部には星砂が見られることで有名な「星砂の浜」や、船でしか行けない「イダの浜」も。透明度が高く波もおだやかなので、シュノーケリングもいい。ジャングルトレッキングと併せて、海遊びも欲張ることが可能だ。

泊まる:〈星野リゾート 西表島ホテル〉大自然を体感するアクティビティが豊富。

〈星野リゾート西表島ホテル〉では、“幻のパイン”と称されるピーチパインの収穫体験(今季終了)も。

自然環境を保護し持続可能な観光の仕組みを作る、日本初のエコツーリズムリゾート。マイボトルの貸し出しやウォーターサーバーの設置などに取り組む。ガイドウォークツアーをはじめ、アクティビティも充実。全室が海に面し、波音と海風が心地いい。

星野リゾート 西表島ホテル 西表島

住所:沖縄県八重山郡竹富町上原2-2 │ 地図
電話番号:050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
料金:2泊2名1室・1名28,000円〜(サ込、朝食付き)、予約は2泊〜。全139室
HP:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/iriomote/

食べる:〈農園Cafe ファイミール〉パイン&マンゴー農家が直営するカフェ。

パイナップルの産地として知られる西表島では、9月上旬頃まで収穫が続く。

パインとピスタチオのパフェ(800円)。

西表島で3代続くパイナップルとマンゴーの農園が、今年3月にオープンしたカフェ。収穫したてのパインで作るジュースやアイスクリームなどが並ぶ中、おすすめは、パインとピスタチオのパフェ。トップには自慢のピーチパインがツヤツヤと輝き、パインアイス、ピスタチオアイス、焼菓子などが層を成す。農園直営だからこその贅沢感を味わおう。

農園Cafe ファイミール 西表島

住所:沖縄県八重山郡竹富町上原10-171 │ 地図
電話番号:0980-85-6650
営業時間:13:30〜18:00LO
定休日:水曜
席数:20席

買う:〈そないチクイザ〉ここでしか買えない西表島のグッズを。

手染めギョサン西表島限定カラーはレディース3,480円。

島内最古の集落である祖納(そない)にある土産物店。西表島を題材にしたクラフト、雑貨、食品などをセレクトする。島の生き物がモチーフのトートバッグやタンブラーなど、店主自身が手がけるブランド〈やまねこ雑貨店〉のアイテムも。野鳥とイニシャルを刺繍した巾着(各1,200円)は、友人へのお土産にぜひ。

そないチクイザ 西表島

住所:沖縄県八重山郡竹富町西表896-1 │ 地図
電話番号:050-5875-6723
営業時間:11:00〜15:00
定休日:不定休

photo:MEGUMI text:Yumiko Ikeda edit:Ai Sakamoto

No. 1222



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