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お惣菜、調味料…鎌倉のおいしいものが集結する〈SAUCE The Corner〉へ。/第60回なかしましほの散歩のレシピ

Hanako.tokyo / 2023年8月13日 12時0分

お惣菜、調味料…鎌倉のおいしいものが集結する〈SAUCE The Corner〉へ。/第60回なかしましほの散歩のレシピ

料理家・なかしましほさんが、気になるお店とその方に会いに行く本誌連載「散歩のレシピ」。今回は〈SAUCE The Corner〉へ訪れました。

鎌倉駅から歩いて5分ほどの場所にある、地場野菜を作る農家さんたちの市場、〈鎌倉市農協連即売所〉(通称レンバイ)は、海外からの観光客も増え、以前にも増してにぎわっているようです。
その一角にあり、以前この連載でも紹介した、おだんご屋〈はな〉さんは、今年の春から同じ場所で〈SAUCE The Corner〉としてスタートされました。

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鎌倉市農協連即売所にオープン。小さなお店の中に、雑貨と共に鎌倉の味が詰まっている。

アクセント、源、ふたつの「ソース」が混ざり合うお店には、和食、中華、韓国料理、エスニック…。さまざまなジャンルの鎌倉のおいしいものを中心に、デッドストックのプレート、トッピングして楽しむ瓶詰めの調味料など、日本各地、はたまたアジアから、ご縁のある作り手さんの調味料や雑貨たちがやってきます。

その日販売されているお惣菜のメニューが店内に張り出される。今日は人気の〈おおはま〉さんが並ぶとあって朝から人がひっきりなし。

ショーケースに並ぶお惣菜たちは、ごはんのおかずとして、またはお酒のつまみとしても楽しめる、ちょっと小さめサイズがうれしいんです。ごはんを作るのが面倒だなという日に、きょうはおいしいものを食べるぞ!と決めた日に、ひとり暮らしでも家族でも楽しめるお惣菜たち。シューマイと市場で買った野菜をせいろであたためたり、冷凍ご飯にカレーのルーを合わせたり。外食する余裕もないときに、このクオリティを家で食べられるのは、とてもありがたいことだなと思います。月に一度は〈おだんごのマルヤ〉から、人気のだんごたちもやってきます。あっという間に売り切れてしまうので、市場の野菜を見がてら、ちょっと早めの来店がおすすめです。

調味料も販売されている。

鎌倉に越してきた夏、散歩をするように気になる場所をたずね、その場所を思い浮かべながらレシピを考えてきました。
それまで家で過ごすことが多かった私でしたが、たくさんの出会いを通して、なんだかちょっぴり鎌倉にも詳しくなったようです。友人たちをお気に入りの喫茶店にも連れていけるようになりました。とはいえまだまだ気になる場所はたくさん。あたらしい出会いにわくわくしています。

鎌倉のおいしいものを中心に。

半年先まで予約がいっぱいだった、地元に愛される居酒屋〈鎌倉おおはま〉(現在休業中)のお惣菜が売られている。とくにシューマイは大人気で売り切れ必至。4個入り550円。

〈yuge〉さんも鎌倉とはゆかりの深いお店。長粒米が使われているひよこまめのキーマカレー550円は、半熟卵があしらわれたフォトジェニックな一品。

舌触りもやさしい杏仁の味わいが深い台湾杏仁豆腐400円。このほか、別の料理人さんによる魯肉飯700円、油淋鶏600円、よだれ鶏ときくらげ500円なども並ぶ。

漫画『フクちゃん』の作者・横山隆一さんの自宅が鎌倉にあったことから、フクちゃんのキャラクターのグッズも扱う。写真の軍手各一組377円のほかに、てぬぐい792円も。

なかしまさんも現在2代目を愛用中の、市場カゴ。職人さんの手によって一つずつ作られているので、入荷ごとに個体差があるそうだ。各7,500円。

大正時代から海外向けに作られていた白い洋食器のデッドストック。これを目当てに来るお客さんもいる。オーバルS各1,650円、リムボウル、リムプレート各1,800円など。

SAUCE The Corner 鎌倉

住所:神奈川県鎌倉市小町1-13-10内 │ 地図
営業時間:10:00(第3木11:00)〜16:00
定休日:月、火曜
農家の野菜が並ぶ市場にある〈SAUCE The Corner〉。冷蔵庫やケースの中には、その日によってメニューが変わるお惣菜が。

text:なかしましほ

出版社勤務の後、ベトナム料理店などを経て料理家に。2006年に〈foodmood〉をオープン。体によい素材のお菓子が評判に。近著に『鎌倉案内。』(マガジンハウス)。

photo:長野陽一

ながの・よういち/日本の島を撮り続ける写真家。書籍、広告、CMでも活躍。独特の世界観の料理写真にはファンが多い。食べ物をまとめた本として『長野陽一の美味しいポートレイト』がある。

No. 1223



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