「夢に向かって頑張る人たちを応援する存在になれたら」/フリーランス・永田尚子さん
Hanako.tokyo / 2023年9月30日 15時0分
仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!
今回、紹介するハナコラボ パートナーは…
名前:永田尚子(ながた・なおこ)
職業:写真・動画撮影、レシピ開発ほか
年齢:34歳
3人のお子さんを育てながら、
フリーランスでマルチに活躍する永田さん。
「主な仕事は、
企業から依頼された商品を自宅で写真・動画撮影して編集、納品すること。子ども関連の食や便利グッズが多く、息子たちに協力してもらいながら進めています。最近はSNS用だけでなく、店舗のデジタルサイネージ(ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディア)の依頼もあり驚いています。素人の私でいいのかと不安になることもありますが、
プロではない、いち主婦に依頼があるということは、より自然体な絵がほしいのかなと。大変な作業ですが、
家族の時間が増え、思い出に残るのはうれしいです」。
そのほか、おつまみ料理を紹介する動画メディア『TSUMAMO』では、
料理家の中本千尋さんが考えたレシピを撮影し、編集、更新まで担当。月1回、中本さんが主催する料理教室のアシスタントも務める。
「頼まれたことは基本的に受けるようにしていますが、以前は“なんでもや”のような働き方で悩んだ時期も。そんなときに
桜林直子さんの著書『世界は夢組と叶え組でできている』を読み、私は夢に向かって突き進む“夢組”ではなく、
やりたいことはないけど、夢組のような人たちをサポートする“叶え組”なのかなと思えたら気が楽になりました。いまはこの働き方がしっくりきています」。
今後の目標は?「執筆業にもっと力を入れていきたいですね。所属するWeekender編集部のコミュニティメディア『NEXTWEEKEND』では数カ月に1回、
『子育て交換日記』というコラムを執筆していますが、ほかにも挑戦してみたい。そのほか、積極的に新しい分野を開拓して、最終的には依頼を待つだけでなく、自分で0から1を生み出せるジャンルも開拓できたらなあ…と、ぼんやり考えています」。
【永田さんをつくる3つのこと】1.手作りおつまみで晩酌タイム
左から「鶏むね肉のエスニック炒め」「ポテチのサラダ」「いちじくと生ハム」。
鶏むね肉のエスニック炒めは、茹でて切った鶏むね肉を調味料と炒めるだけ。
取材当日は夏休みだったこともあり、長男のみなとくんもお手伝い。
「ASAHI WHITE BEER」で乾杯。
大分県にある〈レストラン サルディナス〉の「レモングラスオイル」は、かけるだけでぐっと本格的な味に。
調味料マニアの永田さんが最近お気に入りなのはこちら。左から〈長屋〉の「紬醤油麹」、中本さんがプロデュースした「Dish(es)」のスパイスブレンドシリーズ、〈レストラン サルディナス〉の「レモングラスオイル」。
永田さんは大のお酒好き。以前は赤提灯系の立ち飲み屋に一人で行っていたが、子育てをする現在は
自宅での晩酌タイムが楽しみ。お子さんが寝静まったらお酒とおつまみを用意して、夫婦で乾杯!
「おつまみは
そのとき食べたいものや残りものをアレンジして2〜3品用意。キッチンにiPadを置き、動画を観ながら料理をしている時間は楽しくて、フライングでお酒を飲み始めていることも(笑)。ついつい遅くなりがちですが、21時半に始められたら最高ですね」。
この日用意したのは、中本さんのレシピをアレンジした
「鶏むね肉のエスニック炒め」と、永田さんのお母様がよく作っていたという
「ポテチのサラダ」、
「いちじくと生ハム」の3品。「鶏むね肉のエスニック炒めは、鶏むね肉をナンプラーとバター、レモングラスオイルで味付け。ポテチのサラダはレタスや玉ねぎ、きゅうりなどの野菜と缶詰のシーチキン、
〈カルビー〉の『ポテトチップス コンソメパンチ』を混ぜ、マヨネーズで和えるだけ。ポテサラのような味で、
サンドイッチにしてもおすすめです」。
冷蔵庫にはお酒を数種類常備。「1番好きなのはビールで、
お気に入りは〈ヤッホーブルーイング〉のシリーズ。飲むと自然とオフモードになれます」。
【永田さんをつくる3つのこと】2.はがきを出す
永田さんの友人が考案した手作りのはがきホルダー。「半透明の封筒で作っているため、はがきが透けてわかりやすいんです」(永田さん)。
はがきは〈キャノン〉のプリンタブルでお子さんの絵や気に入った画像を印刷。シールや切手は好きなデザインが出たタイミングでまとめ買い。
メールやSNSなど、連絡を取り合うのが容易になった昨今。永田さんは
あえて手書きのメッセージではがきを出している。
「高校生の頃、知り合いのおじさんにすすめられて読んだ
書籍『ハガキ道ー人生が変わる! 思いがかなう! 奇跡が起きる!』がきっかけで、手紙を書くことが日常の一部に。家族や友人、以前広報を務めていた〈心斎橋筋商店街〉で出会った年配の方々、おいしかったレストラン、好きな作家さんなど、様々な方に送っています。そのため、
いつでも書けるようにはがきと切手はいつもバッグの中に。郵便受けに何か届いているのを見つけたときってうれしいですよね。手書きで連絡を取り合うって素敵だなと思うので、もっと手紙を出す大切さを広めたいです」。
【永田さんをつくる3つのこと】3.️月1回は仲間と読書会
「〈ガルテンコーヒー〉には、フレンチプレスで淹れたコーヒーと好きなお菓子が選べる「読書セット」があります」(永田さん)。
「忙しくてなかなか本を読む時間はないけど、本は好き」という
Weekender編集部の友人たちと4月に読書倶楽部を結成。月1回、たまプラーザの〈ガルテンコーヒー〉に集まり、各自黙々と読書をしたり、おすすめの作品を教えあったりしている。
「読書会では店に6人ほど集まり、関東圏外在住で来れない人はオンラインで。結成当初は3人でしたが、いまはLINEグループに48人いて、読書を広める活動をしています。
イベント化することで生活にメリハリができ、以前より本を読むスピードが上がった気がします。LINEグループではいま読んでいる作品をLINEのノートに書いてシェアしたり、貸し借りするのが楽しみですね」。
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