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旅慣れている人の、旅のもちもの。#2 上原ひろみ (ピアニスト)

Hanako.tokyo / 2023年9月29日 18時0分

旅慣れている人の、旅のもちもの。#2 上原ひろみ (ピアニスト)

ピアニストの上原ひろみさんの旅のもちものと、旅のプラン。

上原ひろみ ピアニスト

6歳よりピアノを始め、1999年にボストンのバークリー音楽院に入学。2003年に世界デビュー。現在2年ぶりのオリジナルアルバム『Sonicwonderland』が日本先行発売中。11月から日本ツアーも開催。

本連載「旅のもちもの」の記事一覧はこちら

世界に羽ばたくアーティストを支える定番アイテムたち。

2003年の世界デビューを皮切りに、これまで何十カ所と国内外のツアーをまわってきたピアニスト・上原ひろみさん。ツアー中の旅の持ち物は、旅を重ねるなかで定番化しつつある。

「ホテルで過ごす時や移動中に役立つアイテムがほとんどですが“壊れない、軽い、かさばらない”をマイルールにしています(笑)。というのも、今回のようなヨーロッパツアーは国内線移動が多いので、機内持ち込みは超過にならない23㎏(約10~12泊分)を目安にしていて。その範囲で、日本の入浴剤や友人から誕生日プレゼントにもらったおそろいのポーチなど、自分の慣れ親しんだアイテムを入れてリラックスすることを大切にしています」

特に愛着とこだわりをみせたのが、その荷物たちを収めるスーツケース。これを片手に今年7月、ヨーロッパツアーを終えてきたばかりだ。

「共演したミュージシャンから〈Briggs & Riley〉のスーツケースは軽くて丈夫だし、生涯保証だからおすすめだよ! と教えてもらいました。安定感のある二輪タイプで、シンプルに見えるけど機能性は抜群。こうして音楽仲間同士で、旅で役立ったアイテムの情報を共有することもあるんですよ」

外付けハンドルタイプなので、スーツケースの中はオールフラット。荷物詰めもラクに行える。



DESCRIPTION
仕事用のPC。作曲用のA4サイズ五線譜ノート。友人から誕生日プレゼントでもらった〈ホテルライクインテリア〉の名前刺繍入り「ダイヤモンドキルトポーチ」。ホテルで過ごす時に履き替える〈havaianas〉のビーチサンダル。入浴剤。最近は「きき湯」にハマっていて、詰め替え用を「ジップロック」に入れていくことも。つばが長めのキャップ。かさばらず、早朝移動の際は深めに被ってアイマスクの代わりに。大好きな『スター・ウォーズ』柄の折りたたみバッグ。ホテルから会場への移動時、衣装などの荷物は全てここに。今回のツアーでも使用しているキーボード「Nord Lead A1」。ケースも軽さと丈夫さ、そしてキャスター付きをチョイス。生涯保証の〈Briggs & Riley〉のスーツケース。2輪で壊れにくいのもポイント。

PLAN 5カ国を巡る、ヨーロッパツアー。



DAY13
4人編成の新プロジェクト「Hiromi’s Sonicwonder」がスタート。日本同様、夏の時季は野外フェスが各地で盛んに行われ、この日はフィンランドの沿岸都市・ポリで開催されたジャズ・フェスティバルに参加。



DAY46
南フランスのリゾート地・ニースで行われたヨーロッパ三大ジャズ・フェスティバルのひとつ「ニース ジャズ・フェスティバル」へ。ジャズ界の巨匠が集まるステージの傍ら、ストリートでの演奏で観客を楽しませていたり…街全体がジャズの自由闊達な雰囲気に。




DAY7
海岸沿いにある、スペイン・アルムニェーカルで開催された「ジャズ・オン・ザ・コースト国際フェスティバル」。この日はカラッとした気候で日差しが降り注ぎ、気温は40度近く。ツアー中、気候差が激しい場所もしばしば。体調管理は欠かせない。



DAY89
今回のツアーで初めて訪れたというドイツ・テュービンゲン。赤い屋根が連なる中世の街並みは歩いているだけで観光気分に。この日は、小高い丘の上にそびえ立つホーエン・テュービンゲン城広場での演奏。街の歴史を感じるひとときとなった。




DAY1011
古代ローマ時代の遺跡が多く残る南イタリアの古都・ベネヴェントにあるローマ劇場にて。ライトアップされた遺跡に囲まれての野外ライブは、演奏しながらその荘厳な景色に圧倒された、と上原さん。ヨーロッパツアーのラストを飾った。




ALWAYS TOGETHER
「葛根湯」でツアー中の体調管理は万全に。
飛行機移動も多く、地域ごとの気温・気候差は避けられない。少しでも体調が怪しいと、すぐ飲むように常備している。


photo_Miyu Yasuda text_Ami Hanashima

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